第9夜
コタツに入り蜜柑を食べるTrash
同じくコタツに入っているD
「おい。」
「何や?」
「ヴァンフリートって、いったい何者やねん?」
「学者やなかったっけ?」
「それにしては、えらい何やかんや知ってんの。」
「もう情報屋みたいな感じやもんな。」
「ウチの作者、あいつを都合良く使い過ぎちゃうこ?」
「それは否定出来ひんな。」
「せやろ?」
「今回はベルキンさんとこのギルドの人が、初めて名前で出てきたな。」
「ゲッツ?」
「そうそう。」
「何処ぞの芸人のギャグと同じ名前やぞ。」
「そうなんやけど。そのゲッツからきてへんから。」
「じゃあ、何からきとんねん?」
「中世のドイツに居てはった、ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンっていう。鉄の義手してた人からきてるねんて。」
「何でそんなん、ウチの作者知っとんねん?」
「ほんまは違う人の名前に使おうと色々調べてはって、その人見付けたらしいねんけど。」
「おう。」
「今回話書いてたら、いつものように予想してへん流れになってもたらしくて。」
「またかよ…。」
「そんで、ベルキンさんのギルドの人が出てきたってなってん。」
「そんでも今までは名前無かったやんけ。」
「そうなんやけど。前と違う人物とは言え、ベルキンさんのギルドのメンバーがいつまでも名無しは可哀想かなぁってなって。ゲッツ採用。」
「相変わらず、何の脈絡もないな。」
「やねぇ。」
「もしかして、俺らの名前もそんな感じなんこ?」
「う〜ん、違うみたいやけど。その事を話そうか話さんでおろうか考え中ねんて。」
「こっちのネタも尽きかけてきたんか?」
「こっちはいつもノープランで書き出しよるやん。」
「せやったな。決まってんのは最初と最後の所ぐらいか。」
「椅子かおコタかの違いなだけでな。」
「ああ、蜜柑も食い飽きたなぁ。」
「お前、そう言うて全部食っとるやんけ。」
「おし、ラーメン食いに行こ。」
「まだ食うんかい。」
「ええから。ほれ、行くぞ。」
「はいはい。」
コタツから出るDとTrash




