第7夜
席に座るTrashとフェル
「あれ、今日はD居らんのか?」
「いちお、あっちで捕らえられてるってなってるからね。」
「ほんでも、昨日は居ったやんけ。」
「う〜ん。その辺はご愛嬌って感じなんじゃないの?」
「出た、ご都合主義。相変わらずやのぉ、ウチの作者は。」
「まあね。」
「それにしても、あっちの話段々シリアスな展開になっていきよるな。」
「途中からバカな話ばっかりしてたもんね。でも前の話も今回も、そんな流れにする予定はなかったみたいだよ。」
「どういう事や? フェー。」
「うんとね。僕が現れるまでは、トラとDがこの世界の仕組み?みたいなのを確認する話を書こうとしてて。そこまでは、大体思った感じに書けてたんだって。」
「その割には色々あったけどな。」
「そうだね。でも僕があっちの話で出た辺りから、更に自分が思ってる感じに話が進んでないんだって。」
「どういうこっちゃ?」
「う〜んとね。僕の登場自体、何時にするか悩んでて。はっきり決めないで書いてたら、あれよあれよと言う間に登場させちゃったらしいんだよ。」
「はい? 書いとるんは作者本人やろ?」
「そうなんだけど。ウチの作者ってね、ある程度の形がある状態で書いたり。話の中に出てくる一部分だけが思い浮かんだ状態で書いたりしてるんだって。」
「ほんで?」
「そんな感じで書いてて、具体的に物語進ませていったら。その時その時に色々浮かんで書いちゃうんだって。僕らの会話の時が一番そうなりやすいみたい。」
「ほんで、何なんや?」
「それでね、今回のあっちの話でDを救い出そうとする話を書こうと決めてたんだけど。それ以外はノープランだったの。」
「はぁ!? そんなんで呪いやら何やら出してきてんか?」
「そ。」
「そんなんで、この先大丈夫なんか?」
「なんでも。ウチの作者が考えてるワンクロの設定に、その呪いの事はプラスになるみたいだから良いんだって。」
「主人公が呪いの対象ってのが、どうプラスになんねん!?」
「さあ? そんな事言ったって、ベルキンなんか元々登場する予定無かったんだしヴァンフリートもいつ登場させるか決めてなかったんだから。」
「マジかいな!? 今、Dの所に向かいよる半数は居らんかったかもって話か?」
「さすがに話の設定やらなんやら重要な部分に関しては気にしてるとは思うけど、どこが考えてた部分でどこが書いてる時に浮かんだ部分か僕には分からないからね。」
「前にDが言うとったけど。ほんまにそんなんで俺ら元の世界に戻れるんか?」
「さあ?」
「さあって!?」
「作者本人もこの先どうなるのか気になって、次の話楽しみにしてるんだから良いんじゃないの?」
「はぁ!? 書いとんのは作者本人やろ!? どんな神経しとんねん!?」
「う〜ん、ウチの作者バカだからねぇ。」
「アホにも限度ってのがあるやろ!?」
「仕方ないんじゃないの。」
「あかん、あたま痛ぁなってきた。もう帰って寝よ。」
「そうだね。」
席をたつTrashとフェル




