第6夜
席に座るDとTrash
「トラ、良かったやん。」
「何が?」
「今回は重要そうな所にトラが出てきたやん。」
「まあのぉ…。」
「なんや? なんかあるん?」
「俺ってや、いちお主人公やんな?」
「そやないの?」
「やんのぉ…。」
「どないしたん?」
「いやな、エピソードのタイトルあるやろ?」
「それが、どないしたん?」
「そこにな、まだ一度も俺の名前使われた事がないねん。」
「嘘やん?」
「いや、マジで。気になるんやったら、思い返してみぃや。」
「えっと、エピソード001があれで、次があれやろ。…ほんまやっ!!」
「な? まだ俺の名前使われた事ないねん。」
「知らんかったぁ。」
「ちなみに、お前は二回使われとって。フェーでさえ、一回使われとる。」
「それは、たまたまなんやないの? ほれ、あっちのタイトルって何か縛りみたいなんあるやろ?」
「ああ、あれな。''何々の何々'' とか ''何々と何々と'' ってやつな。」
「そうそう、それ。」
「あんなん、3話目くらいから気付いてやっとるだけやんけ。最初っから決めてやってた事ちゃうやん。」
「え、そうなん!?」
「そうじゃいや。」
「知らんかったぁ。」
「せやのに、未だに俺の名前使わんなんて一体どういう事や?」
「さあ、あんまり意味ないんやないの?」
「まあ、その可能性もあるな。ウチの作者、アホやからな。」
「そんなん言うてたら、また出番なくなってしまうぞ。」
「大丈夫じゃいや。今回のあっちの話からして、次の話に俺が出てこうへんって事はないやろ。」
「そやけどやぁ。」
「にしても、何で今回は椅子がもう一個あんねん?」
「他にも誰か来るって事なんちゃうか?」
すると席に向かいフェルが歩いてきた
「なんや、フェーも呼ばれたんか?」
「トラとDも居たんだ。二人はここで何してんの?」
「特に何も。なぁ、D。」
「うん。これといって、何もしてへん。」
「それじゃあ、何で僕も呼ばれたの?」
「さあ? ウチのアホの暇潰しちゃうこ?」
「え!? そうなの?」
「う〜ん、そやないって言い切れへん所はあるかな?」
「そんな、まさか!?」
「その、まさかやろな。」
「まぁ、いちお椅子に座ろ。フェル。」
Dに言われ、席につくフェル。
「さて。ホンマに今からどないするんや?」
「ホントに何も決まってないの?」
「うん。」
「それなら、僕は帰って寝るよ。」
「マジかっ!?」
「今来たばっかやん!?」
「だって、する事無いんでしょ?」
「まあ、せやな。」
「それなら、居なくても良いじゃん。」
そしてフェルは去って行った。
「女って、凄いな。」
「うん。」
「ほんなら、俺らも帰るか?」
「そやな、フェルも行ってもうたし。」
席をたつTrashとD




