第15夜
暇そうにするTrashとD。
「おい……」
「ん?」
「2月になって、もう半分過ぎとるのに……」
「うん」
「よう、やっと……。ほんまに、ようやっと。こっち書いたの、ウチの奴」
「……トラ、何だかんだ言いながら。こっちでも責任感、感じとったんやな」
「そりゃ、そうやろ!!」
「どないした!? いきなり」
「最近あっち書きながら、マイナスエピソードとかっての書きよるやろ?」
「せやな」
「その、どっちがか書かれた日にの」
「おう」
「こっちも書いてへんかって事で、何人かの人がこっちも確認してくれとんねやぞ!!」
「マジでっ!?」
「せやっ!!」
「それは、申し訳ないな……」
「やろがい」
「あと、今回サイトの方も更新されたぞ」
「マジかっ!?」
「言うとくけど、俺等の絵はそのまんまやからな」
「マジでか……」
「キャラ紹介で一人追加されただけや」
「そうなんか……」
「明らさまに、ヘコんでんな。お前」
「そりゃ、そうやろ……」
「話戻すけど。キャラ紹介は登場順になっとんねやけどな。今回追加されたキャラは、下手したら一つ早かったかもしれへんねん」
「? どういうこっちゃ?」
「えぇっとな、今回追加されたキャラの前に別に一人登場しとんねやけどな。そん時、名前出てこんかったしな。登場自体もさらっとした感じやってん。ってか、元々キャラとして出すとか決まってへんだ人やってん。そのうえ、今回追加されたキャラの方が作者的に印象強かったから。前から追加するのは、こいつやなって思っとってん」
「それってや?」
「せや。いつもみたいに後から「あ! もしかして?」ってなってん、ウチの作者。ほんで仕事帰りの車の中で、ずっと思い出しよってんけど。」
「けど?」
「さっき俺が話た事あるやろ?」
「追加された人より先に別に一人居ったけど、名前出てこんかったし。みたいなん?」
「そう、それ」
「何度思い出そうとしても「なんとなく、そうやったやんなぁ?」ってしか思い出されへんでの」
「……確認すんのめんどくさぁて、そのまま確認せんと更新したんか」
「そういうこっちゃ」
「そんなんで、ええんこ? ほんまに?」
「あかんやろな、でも……」
「どないした?」
「最近、仕事忙しそうやから。今回だけは許しといたろうや」
「珍しく、ウチの作者に優しいな……。って、おい! お前、何持っとんねん!?」
「え? 何の事?」
「その手に持っとる、明らさまに台本みたいな本は一体なんやっ言うとんねん!?」
「Dクン、何言ウテハルンカナ? 僕、ソンナノ知ラナイナァ」
「何、気色悪い敬語つことんねん!! お前、作者となんか取引したやろ?」
「取引? ソレッテ、一体ドウイウ意味デスカ? 僕、聖人ヤカラ。悪イ意味ノ言葉ハ、分カラナイカラ」
「もう、悪い意味って分かってもうとる時点で。嘘なんバレバレやんけっ!!」
「ああ、もう!! うっさいのぉ。ええやんけ、あっちでええ活躍したいやんけ」
「……お前、それでも主人公の一人やねんぞ」
「今回だけじゃ、今回だけ」
「はぁ……。わぁった、わぁった。ほんなら、俺も作者んとこ行ってこよ」
「あ!! お前、ズルいぞ」
「どっちがやねん!?」
そして走り去って行く、DとTrash。




