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第12夜
用意された椅子に座るTrashとD
「なあ、おい。」
「なんや?」
「今回も俺、出て来うへんだやんけ。」
「俺はほぼ倒れたままやったわ。」
「何度も言うて確認してきたけど、俺らって主人公やんの?」
「そうやと思うぞ。」
「前のフェーん時みたいに、主人公入れ替え模様を醸し始めてきよるけど。今度もそんな感じなんか?」
「今度もって?」
「ヴァンの事に決まっとるやんけ。あいつ、ホンマに何者なんや?」
「ただの学者ではない感じやったな。」
「なんや、色々とアイテム出してきよるし魔法も使いよるし。」
「あれは凄かったな。」
「ネルソンってやつも、色んな魔法つことったしな。」
「俺らの戦闘シーンと違って、ええ感じやったな。」
「主人公の俺らより、ええ戦いしとったやんけ。」
「なるほど。それで、また危機感を覚えたんやな?」
「俺らにも、もっと色んなスキルとか使わせぇって話やろ。」
「むちゃくちゃな事言うな。」
「俺ら主人公やねんから、それくらいええやんけ。」
「そんなん言うたら、フェルどないすんねん。フェルも最近出てきてへんやんけ。」
「そう言われれば、そやったな。」
「あんま無茶言うと、今度はフェルが怒るぞ。」
「それはそれで恐そうやな。」
「せやろ?」
「せやな。」
「今日は大人しく帰ろ、トラ。」
「しゃあないの。」
席を立ち去っていくDとTrash




