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ワンクロ談話  作者: Erde
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12/25

第12夜

用意された椅子に座るTrashとD


「なあ、おい。」

「なんや?」

「今回も俺、出て来うへんだやんけ。」

「俺はほぼ倒れたままやったわ。」

「何度も言うて確認してきたけど、俺らって主人公やんの?」

「そうやと思うぞ。」

「前のフェーん時みたいに、主人公入れ替え模様を醸し始めてきよるけど。今度もそんな感じなんか?」

「今度もって?」

「ヴァンの事に決まっとるやんけ。あいつ、ホンマに何者なんや?」

「ただの学者ではない感じやったな。」

「なんや、色々とアイテム出してきよるし魔法も使いよるし。」

「あれは凄かったな。」

「ネルソンってやつも、色んな魔法つことったしな。」

「俺らの戦闘シーンと違って、ええ感じやったな。」

「主人公の俺らより、ええ戦いしとったやんけ。」

「なるほど。それで、また危機感を覚えたんやな?」

「俺らにも、もっと色んなスキルとか使わせぇって話やろ。」

「むちゃくちゃな事言うな。」

「俺ら主人公やねんから、それくらいええやんけ。」

「そんなん言うたら、フェルどないすんねん。フェルも最近出てきてへんやんけ。」

「そう言われれば、そやったな。」

「あんま無茶言うと、今度はフェルが怒るぞ。」

「それはそれで恐そうやな。」

「せやろ?」

「せやな。」

「今日は大人しく帰ろ、トラ。」

「しゃあないの。」


席を立ち去っていくDとTrash

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