燃ゆる洛陽パート2 献帝涙目
4月軍議ターン。
「勝者こそが正義ッ!! 我が名は徐ィエェェェェーーーーィイ!!」
『トウタク軍のジョエイが総大将となり、洛陽へ侵攻。守備側正規軍が存在しない為、トウタク軍が洛陽の占拠に成功しました』
『トウタク軍が献帝を擁護しました。以後、トウタク軍の外交が成功しやすくなります』
洛陽の戦い
洛陽トウタク軍 VS 殿路放浪軍
「勝者こそが正義ッ!! 我が名は徐ィエェェェェーーーーィイ!!」
VS
「ほぅれ、宵の宮じゃ。屍に花でも持たせてやろうかのぉ」
『殿路放浪軍の司馬懿が総大将となり、洛陽に侵攻。トウタク軍はジョエイを総大将に防衛しました』
『トウタク軍は敗北し、洛陽は支配者を持たない空白都市となりました』
献帝「\(°o°)/」
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ドーモ、トノジアキタニ、デス。義将が献帝を迎える軍を派遣したので、司馬懿さん率いる司馬一派に追い返してもらいました。いわゆる委任戦争です。
結果は司馬懿の圧勝。兵力差からしてジョエイ13,200 VS 司馬一派50,000だったし、司馬懿軍の武将は司馬師、司馬昭、司馬望、賈逵、張郃、司馬炎、鄧艾、鄧忠、徐晃という錚々たる面々だったので、勝って当然と言えた。寧ろこれで負けたらオギャー。
そして何進亡き今、献帝はトウタクを新たな庇護者として頼ったが、それも一瞬で終わり、また独りぼっちになってしまう。感動的だな。
因みにこの戦で、トウタク軍に所属する晋の名将・オウシュンを捕縛したが、彼は登用に応じてくれませんでした。おのれトウタク。彼の悪名が高ければ簡単に引き抜けるのに、中途半端に義将なせいで配下武将に忠誠心が芽生えてるじゃないか。
「おぉのれトウタク! 漢十二代の歴史が燃えるゥゥ!! 住み慣れた家が燃ォえるゥッ!! ……とは言うものの、今回に限ればトウタク何も燃やしてないんだよなぁー」
「陳めの知るトウタク将軍とは、まったく違いまするな。あれなら見限らずにいたでしょうに。……はっ! そしたらこの陳めが、李儒殿に代わって天下へ号令していたのかも……いやあり得ませんな。やっぱり私は呂布殿の参謀でしたでしょう」
司馬懿の軍勢が勝利したと知るや、俺達は荷造りしながら軍議を開いていた。
といってもまとめる荷物は金と兵糧のみで、兵士達はお散歩気分でついてくる。
というか本当にお散歩みたいな感じで隣の都市まで移動できる。何なら最北端の遼東から最南端の三江まで気分ルンルンで到着する。本当にどうなってんだこの仕組み。十五万を超える兵士の群れがお散歩気分で大陸中を引っ越ししまくるのもどうかと思うが、それに関しては今更である。十五万なんて、まだまだ少ないほうだ。
「そう言えば知ってるか怜華。遼東と三江ってな、登場する在野武将の数がどちらも11人なんだぜ。これ、明日のトリビアで使えるぞ」
「誰がそんな情報でヘェ~ってなるのよ。遼東公孫氏と南中の怪物君達でしょ」
「どっちも低能力武将ばかりだが……遼東の方が質は上だ。何だか萌えてこないか?」
「別に。萌えないけど」
「…………そう( ;∀;)」
萌え萌え遼東在野武将一覧 登場年と簡単な解説
184年 丘力居と公孫度……異民族・烏桓の部族長と、遼東公孫氏中興の祖。三国○大戦の丘力居は烏の狩人で、公孫度はメッチャカッコイイ爺サンタ。
189年 公孫康……公孫度の長男。逃げてきた袁紹の次男と三男を切って、良い子で待ってる曹操に首をプレゼントした。
192年 公孫恭……公孫度の次男。後に誕生するヤバい甥っ子に家を追い出される。
198年 蹋頓……丘力居の甥。遼東公孫氏配下の武将で一番強い。ゲーム後半になると公孫瓚なみの突撃をブチかましてくる。どうでもいいけど、ちょっと豚要素の強い猪みたいな顔グラをしている。
200年 軻比能……異民族・鮮卑の部族長。最近のスマホの文字変換は凄いな。「かひのう」と打って変換をかけると一発で「軻比能」と出てくる。もしかして有名人? このゲームの軻比能の顔グラは、上記の公孫度よりサンタっぽい。
214年 卑衍……遼東公孫氏の武将。こっちも「ひえん」と打ち込むと「ぴえん超えてぱおん」と一緒に「卑衍」と出てくるぴえん……。
218年 倫直……遼東公孫氏の文官。知力70なので、軍師になる為の最低条件はクリア。成長タイプも知力。義理10の野望1。唯一の所持スキルが「天文」。なんか色々と変わった武将? というか文官で、南蛮一の知恵者である朶思大王の知力も70である事から、彼を「遼東の朶思大王」と呼ぶ者もいる。逆もまた然り「南中に朶思大王あらば、遼東に倫直あり」。推しの遼東武将その一。
219年 賈範……倫直と一緒に公孫淵を諌めた為に、斬首された遼東公孫氏最高の人材。武力63 知力71 政治60 魅力63。辺境の武将にしては珍しくバランスが取れた良将で、例えとか関係なく遼東公孫氏最高の人材。倫直や朶思大王を超える知力から、彼の事を「遼東の諸葛孔明」と呼ぶ者は今も昔も後を絶えない。推しの遼東武将その二。
220年 楊祚……ぴえん超えてぱおんもとい卑衍の友達。「ようそ」と打って文字変換したら「楊素」と出たのでコイツもいけるのかと思ったら「そ」の字が違ってちょっと残念。因みに楊素という人物も確かに存在する。隋の政治家・軍人だ。
224年 公孫淵……燕王もとい怨王。調子に乗って勢力拡大したら、司馬一派と共闘した梅の焔を纏う少女の反撃にあってこてんこてんにされた、三国○大戦の「悪魔皇帝・袁術」みたいなビジュアルの君主。隣国の王子へ嫁いだ姪を利用して、王子暗殺を企んだが失敗し、後の世に恐れられる狂王子を作りだした元凶。花畑を荒らしたぐらいでブチ切れる司馬懿が嫌い。
「どうだ怜華。選り取りみどりの遼東武将達は。萌えるだろう?」
「ううん。別に萌えないけど」
「…………そう( ;∀;)」
頑張って解説したのに、この扱い。実家に帰らせていただきます。
「そんな事より秋渓。爪黄飛電を私に頂戴よ」
「フェニックス氏治? いいよ、はいあげる」
「戦国最弱のネタ大名はいらないかなぁ……。退却成功率は地味に100%かもだけど」
フェニックス氏治こと小田氏治。300年続く名門小田家の当主で、相模の獅子・越後の龍・鬼義重・狂気の太田資正などと死闘を繰り広げてきた群雄の一人。彼のWikipediaを見れば、臣民のみならず現代を生きる多くの人達から、彼が如何に愛されているかがわかる。
話を戻して爪黄飛電とは、元々は曹操所有の名馬アイテムだったものを、何進が処断して略奪し、先の戦でその何進を処断した俺が手に入れたもの。
戦の最中、楽屋裏に送られた曹一族とともに天空より登場し、曹一族によって分割された何進の上半身を持って天空もとい楽屋裏へ強制搬送した為、翼が生えている。
「うむ。ではこのフェニックスを、怜華にあげよう。《授与》!!」
軍議で実行できるコマンドの一つに、《授与》というものがある。
君主もしくは太守、頭領が、自分の持っているアイテムを部下にあげる事で、友好度と忠誠値を大きく上昇させるのだ。
尚、個人ターン中の都市コマンド《寄贈》は、個人的な贈り物という扱いの為、贈る側と贈られた側の友好度が上がるだけ。もう一つメリットがあるとすれば、他勢力の武将にもプレゼントする事が可能。
「ありがと〜。さぁて、珍獣レポートを更新しなきゃなぁ〜」
『殿路秋渓と姫崎怜華の友好が大きく上昇しました』
「他のアイテムも仲間達に授与するぞ! 武力はそっち系のアイテムを既に持ってるから、太史慈には知力系の孟徳新書を授ける!」
「かたじけない。これで計略に対する耐性が強まった」
『殿路秋渓と太史慈の友好が大きく上昇しました』
『太史慈の知力が58+5になりました』
『太史慈が《槍兵指揮》のスキルを会得しました』
「一級の猛将と張り合えるように、朱桓には倚天の剣を授けよう!」
「フッ……粋な計らい、感謝致す。今後も期待に応えてみせよう」
『殿路秋渓と朱桓の友好が大きく上昇しました』
『朱桓の武力が83+3になりました』
友好度と一緒に能力が上昇した。忠誠が上がらないのは、怜華に至ってはプレイヤーの一人なので忠誠という概念がなく、太史慈と朱桓は既にMAXだったからだ。
因みに、何進から略奪したアイテムは他にもあったが、それは今回、自分の強化に回させてもらった。
このように今後もアイテムを手に入れていけば、自分の強化をしつつ仲間に授与して、戦力増強に努めようと思う。
「放浪軍の資金がもっと増えれば、それでアイテムを買って仲間達にプレゼントする事ができるだろう。その為にもどんどん、勢力を滅亡させて物資を根刮ぎ奪っていくぞ! 略奪王に、俺はなる!!」
相変わらずひでぇゲームだ。感動的だな。




