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洛陽の戦い

282年 10月軍議ターン


『カシン軍と袁紹軍の同盟が切れました』


「占いの結果は吉……よ、よし。進軍だ!」

『トウタク軍のギュウホが総大将となり、武都へ侵攻。守備側正規軍が存在しない為、トウタク軍が武都の占拠に成功しました』


『淮南地方を平定したソンケンが、州牧に任命されました』


『カシン軍と袁紹軍が同盟を締結しました』


洛陽開放戦

弘農トウタク軍&反カシン連合軍 VS 洛陽・宛カシン軍

「弱きを助け、悪を挫く! トウタク見参! 我が義軍の前に敵は無し!!」

「せっかくだから、俺はここを守るぜ!!」

『トウタク軍のトウタクが、反カシン連合軍を率いて洛陽へ侵攻。洛陽のカシン軍はリゲンを総大将に防衛。カシン軍は防衛に成功し、反カシン連合軍はそれぞれの国へ撤退しました』



殿路放浪軍のターン

楼玄7・全琮5・顧雍5がトウタクへ兵糧30000を贈呈。トウタク軍との友好が53→70。

そして洛陽に向かって出陣。




リゲン「せっかくだから、俺はこの洛陽を守るぜ!!」

――――――

――――

――

魏延「お・ひ・さ・し・ぶ・り」ザシュッ!


リゲン「そんな訳で瞬殺されましたーー!!」


 洛陽の戦い開始から5ターン目。名将・リゲンは、魏延によって撃破された。

盛大な出落ちとなった訳だが、これには一応理由がある。


 軍議ターンとなって各国が放浪軍より先に動いた結果、反カシン連合の盟主・トウタクが、連合軍を率いて洛陽へ侵攻したのだ。

曰く「正義は我にあり! 西涼の勇者達よ! 悪敵を滅ぼせェ!!」

……まったくもってトウタクさんに似合わない台詞だ。


 そして、カシン軍は辛くも防衛に成功したが、連合軍との死闘で兵力は大きく低下。

そこに放浪軍が「漁夫の利だぜ! ヒャッハーー!!」と来襲。疾風迅雷の甘寧が一番乗りするや、敵将・シバエンを瞬く間に撃破。続く流れで魏延がリゲンを倒したという訳だ。


「敵援軍出現! ロショク隊重騎兵12,500。コウホスウ隊軽槍兵9,500。繰り返す! 我は丁封! 倭国の山の王なり! 繰り返す! 我は丁封! 倭国の山の王なりィ!!」


 偵察員の丁封(テング)からもたらされた報告は、彼が倭国の山の王を自称した事だった。


「はっはっは! 封の奴め、自分は知らせるだけだと気を楽にしておる!」


「殿路殿の本隊が敵主軍を撃破するまで耐える。それが我等の使命。丁奉殿、ともに戦える事、嬉しく思いますぞ!」


「私もです、諸葛誕殿。さぁ! 攻撃開始です!」


「おぉっ! 諸葛誕隊、前進! 肉弾戦は我等が引き受けるぞ!!」


「丁奉隊、一斉射撃だ! 諸葛誕殿を援護せよ!」


 援軍出現地点に兵を伏していた丁奉と諸葛誕。

彼等は敵軍の挟撃を防ぐのが役目であり、2倍近くの相手を前に開戦した。


「宛(エン)からの援軍が来たみたいだし、ささっと片付けて丁奉殿達と合流しよ」


「そうだな。ロショクの武力が低くても12,500の重騎は厄介だ。目の前の奴らを倒して反転しようぜ」


 6ターン目。俺はカシン軍参謀のテイイクを撃破する。

彼はどうやら、曹操軍が滅亡した折にカシン軍への登用に応じていたらしかった。


 続いて凌統も、チョウリョウの息子・チョウコを撃破。勢い止まぬ甘寧隊は敵中を突破して城門前を固め、敵部隊の退路を遮断した。


「洛陽軍の残りはチョウリョウ、トウチュウ、シュシュン、スウセイか。兵数も半分の1万まで減ったし、こっちも半分の戦力で充分だろ。

――甘寧、朱桓、陳宮、凌統は、このまま洛陽軍を潰してくれ! 俺と怜華と太史慈と魏延は、丁奉達と合流して宛軍の撃滅に移る!」


 7ターン目。洛陽軍1万の相手は甘寧ら連合部隊2万に任せて、俺は残る2万を引き連れて丁奉と諸葛誕の救援に回った。


「敵の多くが移動を始めたぞ! トウチュウ隊はこれより、追い討ちに出る!」


 鄧艾の息子のトウチュウが追撃に回った。

軽装騎兵の機動力で《疾風戦術》の俺達に追いつこうと考えたのだろうが、甘い。


「ふっふっふ。この陳、騎兵ならばここを通ると思っておりましたぞ。

――兵士の皆様! 今です! 敵を一方的にやってしまいなさい!」


「わわわっ!? 伏兵か!? まずい、急襲に備えよ!」


 部隊が移動する際、騎兵は優先的に平地を進むように設定されている。山岳地帯などは、そこの移動を得意とする《山騎》という兵種以外、山を迂回して進むように。


 その特性を利用した陳宮は、山裾に待機して敵を待ち受け、移動しているトウチュウ隊の《不意討ち》に成功したのだ。

※《不意討ち》に関しては、第43話「無視された爺ちゃんのファイティングソウル」参照。視界不良域を移動中に敵部隊と接触した際、一方的に受けるダメージの事。


「この陳めの部隊が、トウチュウ隊を壊滅させましたぞ!」


 反撃を受けない一方的な攻撃で、元々兵数の少なかったトウチュウ隊は壊滅した。


「流石は陳宮だ。呂布軍随一の知恵者は伊達じゃないな!!」


「私達の背中を守るよう後退する事で敵の視界からも一旦消えたから、トウチュウには陳宮殿も宛軍の迎撃に向かったように見えたのね。そして深追いしたトウチュウを待ち伏せて急襲。軍師らしい知的な戦い方だね」


 俺と怜華は、陳宮の見事な作戦に感銘を受ける。

乱世には武力のみでは通用しないという事を、改めて感じた瞬間だった。


 そしてトウチュウの後を追うように、軽装槍兵のチョウリョウ隊も朱桓隊との交戦で反撃ダメージを受けて壊滅。

カシン軍の双璧ともあろう存在が、なんともあっけない負け方だった。


 8ターン目。戦力の半分を引き連れた俺は、宛軍を迎撃する丁奉・諸葛誕隊と合流。

早速俺の部隊は、宛軍に激烈なアプローチもとい猛攻を仕掛ける事にする。


「喰らえロショク! これぞ殿路流集団奥義! 爆速忍者逆走りここほれワンワン!!」


 俺を含む勇猛な戦士達が横一列に並び、男は背中で語れとばかりに敵に背を向ける。

そして前屈みの姿勢で腕を組み、その場で残像を生むほどの超高速足踏みを行う。


 するとどうだ。ここほれワンワンの要領で大量の土石流がロショク隊の方へ飛来するではないか。これぞ正に、圧倒的な物量作戦かつ盛大な嫌がらせと言えるだろう。


「ぐわぁーー! 目が!? 目がァァ!?」


「あぁぁっ!? 誰だ、砂煙と一緒にオナラ飛ばしてきた奴は!? 毒ガスじゃないか!」


「石が俺の息子にガキョーーン!? 実家に帰らせていただきますっ!」


「ゴホッ! ゴホッ! ゴッホ! ……そういえばゴッホ展見に行くの忘れてた。今から行こ」


 効果は大! 甚だ大! 俺の十八番戦法《乱撃》は、ロショク隊に4,000もの大ダメージを与えた。総合火力の面から見ても、《乱撃》は最強である。


「フッ。乱撃同盟の一員として、私も負けてはいられんな。

――朱桓隊前進。波状攻撃をもってシュシュン隊を突き崩せ」


 殿路流集団奥義に感化されたのか、奮起した朱桓も《乱撃》を発動。俺の攻撃が勢いである反面、朱桓のそれは練度の高い全うな戦法であった。


 そして見事に成功した《乱撃》は、敵将・シュシュンを撃破。

更には熟練度も上がり、朱桓の《乱撃》はLv4→Lv5になった。


尚、Lv4では攻撃回数が3回、Lv5では4回である為、朱桓先生は晴れて最大火力を出せるようになった。《乱撃》のLv4とLv5の差は、非常に大きいのだ。


 乱撃ブームはまだ終わらない。次は諸葛誕と凌統が波に乗る。二人とも《乱撃》Lv4だ。


「乱撃同盟の絆! しかと承りましたぞ! 喰らえロショク隊! 餅の嵐だぁ!!」


「乱撃ですね! 私にもお任せください! 双竜乱舞!!」


 乗るしかない、このビックウェーブに。とは、かの有名な路上インタビューでの一句。

諸葛誕は焼き立ての餅をロショク隊の兵士に強引に頬張らせ(危険なので絶対にやめよう)、凌統は得物の双剣を使った大層な奥義と見せかけた金的をスウセイ隊に炸裂(玉無しになる危険があるので絶対にやめよう)。


 ニ将の猛攻を受けたロショク・スウセイ隊は瞬く間に壊滅した。


「守備側正規軍が壊滅したぞ! 全軍、追撃だぁぁ!! 敵を一人残らず狩り尽くせぇぇ!!」


「「「ウホオォォォーーー!!!」」」


 洛陽軍の壊滅により、この戦は殿路放浪軍の圧勝となった。


 然し、まだ終わっていない。宛から援軍に来たコウホスウが戦場に残っているのだ。

俺は全軍に追撃号令を下し、次の戦で戦力が残らないように徹底した撃滅に出る。


「兄上! 兄上! コウホスウここ! コウホスウここ! そして私は……」


「でかしたぞ封! いや、倭国の山界の王よ! 出やえ出やえ! 敵将・コウホスウを捕えよ!」


 天狗(弟)の協力を得た丁奉は、撤退中のコウホスウ隊を発見。直ちに攻撃を加え、かの部隊の撃破に成功した。


「コウホスウともあろう者が、虜囚の身になるとは……不覚だ。

――オンギァァァーーー!!?」パフパフ○o。パフパフ○o。


 コウホスウは丁奉の筋肉に捕縛され、洛陽の戦いは完全勝利を飾る事となったのだ。


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