これはデートではなくお礼である
これは伝説の騎士団長ジークフリート・ローデンベルク特製のクロスボウと盾と技法書の礼である。そしてご令嬢方が行列を成した日にパンを買ってきてもらった礼と、ジークフリート秘伝の滋養強壮剤を分けてもらった礼である。
レオンハルトは午前中の業務を終え、グランツシュタイン邸に帰宅していた。私室で身支度をし、青い壁のそばにある姿見の前に立っている。
騎士装束よりも夜会の礼装よりもうんと軽いシャツやベスト、ジャケット、それからコートのはずなのに、なぜこうも堅苦しく感じるのだろうか。家紋をあしらったプラチナ製のラペルピンを紺色のジャケットの襟につけ、両親や執事に教わった方法で青いタイを完璧に巻きながら、はあ、と深く息を吐く。
――ぼ、僕と、一緒に。甘いものを食べに行きませんか。
我ながら噛みすぎだったと思う。あれが部下への命令だったとしたら即刻辞表を書きたくなっていたはずだ。レオンハルトは一昨日の、雨の日の決闘場での会話を思い出す。
暖炉の前で隣に座るセレスティーヌは、しばらくまばたきしていた気がする。そして「おじいさまの遺品のお礼でしたらお気遣いなさらず!」と返答が返ってきた。しかしそこで撤退するわけにもいかず、レオンハルトは「何かお礼をしないと気が済まなくて」とごり押ししたのだった。そう、借りはきちんと返す。礼で。それがグランツシュタイン家の、いや、人としてのあるべき姿勢だ。
これはお礼なのだ。そもそも〝デート〟とは恋人になるための交渉である〝告白〟で契約を結んだ二人がするものだろう。だから、そう、今日はただ、ご令嬢方が行列を成した日にバルドーから投げつけられたメモの通り、レオンハルトはセレスティーヌを喫茶店に誘っただけなのだ。断じて、先ほど一時退勤する際にバルドーから「デートがんばってね」と言われたとしても、これは礼節としての外出なのである。レオンハルトは鏡面とわずか一ミリの隙間を残し、自分に言い聞かせた。
しかしレオンハルトにはわからないことがあった。バルドーが書いたメモでは〝とびきりカッコいい身だしなみをすること。髪もちゃんとセットすること〟と指示されていた。
――とびきりカッコいい身だしなみとは何だ。
季節に合わせた身だしなみでは足りないのか。場所に合わせた身だしなみでは足りないのか。〝カッコいい〟とは、他者から見た評価ではないのか。バルドーはいつも女性と出かける時に他者視点で自分を評価できるというのか。いつの間にそのような技術を――いや、バルドーはマスターランクだ。どのような高等技術を身につけていてもおかしくはない。
しかしレオンハルトはビギナーである。
ひとまず衣服や靴は執事やメイドに助言をもらって決めることができたものの、髪についてはまるでわからない。夜会用のセットとは異なるのだろうか。
レオンハルトが香油とバルドーのメモを両手に持って執事の前にしばらく立っていると、さすが付き合いの長い老執事だ、「お任せくださいませ、坊ちゃま」と手際よく髪を整えてくれた。ドレッサーの前に座る自分はまるで今にも泣きそうな、五歳児のような表情だった。「ありがとう、爺や」とレオンハルトが弱々しい声で言うと、「そんなお顔ではお相手に失礼ですよ」と叱られた。レオンハルトは自分の両頬を軽く叩いた。
よし、いつもの顔に戻った。
「坊ちゃま。ハンカチは?」
「持った」
「手袋は?」
「ある」
「お店のご予約は?」
「した」
「ご請求については?」
「すべて僕宛てに、と言った」
「小切手は?」
「持った」
「ペンは?」
「持った」
「銀時計は?」
「持った」
「送迎用の馬車は?」
「準備させた」
「暗器は?」
「仕込んだ」
完璧でございます、と老執事が頷いた。なるほど、これで完璧なのか。「あっ」とレオンハルトが私室から立ち去ろうとする老執事を引き止める。
「……せっかく爺やが髪をセットしてくれたのに……ぼうっとしてて、手順を見て覚えるの忘れた……」
「それでは、また次の機会にセットいたしますので、その際にお教えいたします」
「うん。ありがとう」
失礼いたします、と老執事は今度こそレオンハルトの私室から退室した。
レオンハルトは姿見で改めて身だしなみと持ち物を確認し、そばのサイドテーブルの上に置いていた本を懐に入れ、白い手袋に指を通しながら「よし」と玄関前の馬車へと向かった。
「行ってらっしゃいませ、レオンハルト坊ちゃま」
「ありがとう。行ってきます」
青い絨毯の敷かれた階段を降りてきたレオンハルトをエントランスホールで見送る執事もメイドも誰一人として「デート」とは言わない。やはりこれはデートではないのだ。
「デート、楽しんできてくださいませ」
何だと。
レオンハルトは扉と老執事、メイドたちへと視線を往復させる。そうして反論する時間などないことを悟り、レオンハルトは「行ってきます!」と言うしかなかった。
これは実家の使用人たちにも何度か確認したことだが、今日は一時間前に目的地――つまり、ローデンベルク家を訪ねるのは迷惑らしい。「決闘じゃないもんな?」というレオンハルトの問いかけに、老執事も家令も召使いもメイド長もメイドも乳母もコックもシェフも庭師も馬手も「決闘ではありません」と一様に答えた。「バルドーの実家に顔を出すような時間感覚でいいんだよな?」とさらにレオンハルトが質問したところ、先述の雇用人たちは「時間感覚は同じですが、バルドー様と同じ感覚でお会いにならないほうがよろしいかと」とやはり一様に答えたのだった。「だよなあ」とレオンハルトは大いに納得し、全員に礼を言った。
このような理由で、レオンハルトはローデンベルク家の前に、約束時間の三分前に馬車をつけた。
門前に控えていた、身長は二メートルはあるであろう体格のいい男守衛は馬車とレオンハルトのラペルピンを見るなり「いらっしゃいませ」と門を開けてくれた。その判断力と瞬発力、さすがローデンベルク家の守衛である。「ありがとうございます」これはレオンハルトから守衛への、開門と歓迎への感謝だけではない。何一つ無駄のない動きで開門する見事な仕草を見せてくれたことへの礼でもある。今度、王立騎士団本部の門でも試してみよう。
そんなことを思いつつレオンハルトは屋敷玄関への道を進む。
はた、とレオンハルトが足を止めた。均等な間隔で並ぶ煉瓦道に一箇所、血痕がある。これはレオンハルトの推測だが、まだ新しい血だ。染み付いて一日も経っていないだろう。
「あ、そちらは今朝、旦那様が奥様に付けられた傷の血痕です」
レオンハルトにそう教えてくれたのは青い花を咲かせた低木を剪定している筋肉隆々の男庭師だった。庭師は老齢ながら背筋がまっすぐだ。
レオンハルトはまず庭師に自己紹介をし、「毎朝の日課と伺っていますが」と言うと、庭師も自己紹介したあと「はい。今朝のものです」と頷いた。ローデンベルク伯爵家の現当主、セレスティーヌの父は今朝、傷を負って王宮に出勤したらしい。「教えていただきありがとうございます」レオンハルトはひとまずセレスティーヌが無事であることには安心したが、すべてに安心してよいのか疑念が生まれた。しかし時間である。血痕はそのままに、屋敷の玄関扉へと着いた。
「いらっしゃいませ」
そう声をかけてレオンハルトを出迎えたローデンベルク家の使用人は皆、動きに隙がない。これは日頃から自主的に訓練している兵士の身のこなしと言ってもいいだろう。レオンハルトは自己紹介しつつ、ひたすら感服するばかりだ。
「セレスティーヌさんをお迎えにあがりました。その前に、ローデンベルク夫人にご挨拶をさせていただきたいのですが、ご在宅でしょうか?」
レオンハルトがそう尋ねると、ローデンベルク家の家令だろうか、特殊な刻印の入ったボタンが用いられたスーツを纏う老齢の執事が前に出る。
「それが、あいにく奥様は郊外にあるローデンベルク家所有の山林へ拾い物をしに出かけられました」
「拾い物」
「はい。夕刻には戻ると伺っております」
セレスティーヌを送り届けた際に挨拶できるだろうか。レオンハルトは家令の言葉に少々気になるところはありつつも「わかりました」と引き下がった。するものなのだろうか、拾い物。山林で。山菜か何かだろうか。
「お嬢様をお呼びいたしますので、ソファに腰掛けてお待ちくださいませ」
家令に案内され、レオンハルトは広々としたエントランスホールの青いソファに座る。家令は中央の階段を上っていった。セレスティーヌは上階にいるようだ。
青い壁紙、青い絨毯。グランツシュタイン家同様、ローデンベルク家もまた屋敷の内装に王国の色を使用している。これは王室から功績を認められた貴族にのみ許される設計だ。偉大な騎士を何名も輩出してきたローデンベルク家だ。この屋敷の内装が青でなければどの家も青に張り替えることなどできまい。
しかし妙に落ち着く雰囲気だ。内装やソファが青だからだろうか。それともそこかしこに剣やら槍やら盾やら鎧やらが鎮座しているからか。
――ああ、そうだ。嗅ぎなれた金属の匂いがするからだ。
きっと今日か、もしくは直近、屋敷内で誰かが斬り合いでもしていたのだろう。どの武器を使ったのだろうか。初めて足を踏み入れる他人様の邸宅内をじろじろ眺めるなど不躾とはわかりつつも、レオンハルトは好奇心に抗えなかった。奥の壁にある剣だろうか。それともその横の槍か。向かい側の壁に飾られた斧だろうか。モーニングスター、その手があったか。
しかしあれで殴られてはひとたまりもないだろうな。盾を構えた状態で殴られてみたい。ほお、とレオンハルトがモーニングスターに見惚れていると、上階から足音がした。
決闘場でも騎士団本部の稽古場でも舞踏会でも聞いたことのないブーツ音だ。ヒールの高さは七センチほどか。それも細すぎないものだ。七センチの踵の高さか。戦闘にはどれほど影響があるのだろう。そんなことを考えながら、レオンハルトは立ち上がる。
「お待たせいたしましたわ、レオンハルト様」
「こんにちは、セレスティーヌさん。お邪魔しております」
遅すぎず、しかし急ぎすぎない歩調で、家令を連れて中央階段を降りてきたのは、青いリボンがアクセントの爽やかな白いワンピースに身を包んだセレスティーヌだ。わずかに膨らんだ袖と裾が歩く度に揺れる。
先日の舞踏会ほどきっちりとセットしてはいないが、普段はそのまま下ろしている、肩で切り揃えられた明るい金髪は、今日は後頭部の上半分で――レオンハルトの辞書にはない結び方でセットしているようだ。
「……あの、セレスティーヌさん」
「はい、レオンハルト様。どうなさいまして?」
「ここが戦場ではないとはいえ、一度背を向けることをお許しください」
「承知いたしましてよ。その間、背中はお守りいたしますわ」
「感謝します」
レオンハルトは一度セレスティーヌから背を向けた。
――可愛い。
野良猫や王立騎士団で生まれた軍犬の子犬に感じる〝可愛い〟とはまるで違う。街中で見かける赤ん坊や子どもに対する〝可愛い〟とも全然違う。なんだ、この〝可愛い〟は。後ろを向いたというのに、レオンハルトはさらに両手で顔を隠した。あの壁に飾られているモーニングスターで直接殴られたらこのような衝撃を味わうに違いない。
バルドーから投げつけられたメモに〝会ったらまず見た目を褒めろ〟と指示されていたが、指示されるまでもないだろう。「普通に美人じゃないですか?」とバルドーに言われたあの日、なぜ首をかしげてしまったのだろうか。
レオンハルトは右頬を叩いた。
なるほど、これが人間相手に感じる〝可愛い〟か。
強者の面構えでありながら美人で可愛い。ワンピースか。レースや控えめなフリルが取り入れられた白いワンピースを装備しているからだろうか。いや、しかし、クローゼットに掛けられたワンピースだけ見ても〝可愛い〟とは思えないだろう。なるほど、セレスティーヌが身につけることで本来の性能を発揮する装備ということか。
青いリボンを選んだセレスティーヌはさすがである。よく見ることができなかったが、ハンドバッグもブーツも青で統一されていた気がする。手袋はおそらく白だった。先日の舞踏会で見たドレス姿とは――よくよく思い出せば、あれも頑丈な、そしてこちらの胸中を圧迫する強い装備だった。もちろん装備者がセレスティーヌだったからだ。
名前を噛まずに呼べたのは奇跡と言えよう。この日のために、名前を呼ぶ瞬間だけ眼前の相手は屈強な騎士だと思い込むように訓練した甲斐があった。
レオンハルトは深呼吸をし、改めて体ごとセレスティーヌへ向き直った。
「レオンハルト様、戦いは終わりまして?」
「はい、どうにか」
「よかったですわ」
負けそうだ。しかしここで白旗を振るわけにはいかない――白。
「第二回戦が始まりましたのね」
またもや後ろを向いたレオンハルトをセレスティーヌは応援した。よし、今度は短時間で勝てた。レオンハルトはくるりと身を返す。
「……セレスティーヌさん、あの」
「いかがなさいまして?」
「……す、素敵ですね」
一瞬、セレスティーヌの形相が、毎日執務室で拝んでいる伝説の騎士団長のように見えた。しかしすぐにセレスティーヌが後ろを向いてしまったので、本当に見えたかどうか、レオンハルトが確かめる術はない。唯一確認できたのは、髪を結んでいるのも青いリボンということだけだ。
見た目の褒め方、素敵です、ではダメだったのだろうか。失礼だったのだろうか。
レオンハルトは内心焦り、セレスティーヌのそばに控えている家令へ目を配らせる。すると家令は無音で「お気になさらず」とレオンハルトに伝えた。レオンハルトはこくりと小さく頷く。読唇術を修得しておいてよかった。しかし読み取りやすいよう家令に口を大きく使わせてしまった。これからは些細な口の動きでも読めるよう、さらに鍛えなければ。
「……あ、ありがとうございます、レオンハルト様。レオンハルト様も素敵でしてよ」
レオンハルトはどうにか後ろを向かずに耐えることができた。社交辞令である可能性も否定できないからだ。
「ありがとうございます、セレスティーヌさん。……あの、もう一つだけ、お尋ねしたいことがあるのですが」
「構いませんことよ。どうなさいまして?」
「先ほど、庭師の方からローデンベルク卿がお怪我をなさったと伺ったのですが……ご無事なのでしょうか? 外に血痕が見えたので、つい気になってしまって」
急を要するようであれば騎士団の医療チームも派遣しますが、とレオンハルトは続けた。「ああ、今朝のですわね」とセレスティーヌは口元に手を添える。
「わたくしも二階の窓から見ておりましたけれど、母の投げたフォークが頬を掠めただけですわ」
「フォークですか」
「ええ。応急手当の道具くらい、父も携帯しておりますし、ご心配には及びませんことよ」
「それならよかったです」
レオンハルトは胸を撫で下ろす。
「王宮の医務室にも複数名の医師が常駐しているはずなので、きちんと診ていただいてくださいね。騎士団本部のほうが近ければ、いつでもお越しくださいとお伝え願えますか?」
「かしこまりましたわ。伝えておきますわね」
では行きましょうか、とレオンハルトはセレスティーヌを連れて馬車へと向かうことにした。
二人を見送る使用人たちは一斉に「行ってらっしゃいませ」と頭を下げる。なんと統率の取れた一礼だろうか。腹から発声しているのだろう、一音一音に淀みがなく、耳通りがいい。さすがローデンベルク家だ。レオンハルトは感動しながらも「セレスティーヌさんの命は必ずお守りします」と応じるのだった。
玄関へ向かう時は気付かなかったが、セレスティーヌが証言した通り、門の内側にはローデンベルク夫人が投げたと思しきフォークが深く突き刺さっていた。どこから投擲し、どのような速度で突き刺さったのか、フォークは何製なのか。
しばらく観察したかったが、レオンハルトは名残惜しげにローデンベルク家を去ることにした。
「セレスティーヌさん。馬車を用意させていただいたのですが……」
レオンハルトが事前に実家の使用人へ「お迎えは馬車が必要だよな?」と尋ねたところ全員から「はい」と答えが返ってきた。「相手が走りたい可能性があってもだよな?」と念を押して尋ねても、やはり「はい」の二文字が返ってきた。しかし猪狩りの前例があるためレオンハルトの懸念は拭えず、「馬車でお迎えに行くのが一般的なんだよな?」とさらに念を押したところ、レオンハルトの幼少期から世話をしている老執事――爺やが「まず馬車でお迎えにあがり、お相手のご意見を伺っては?」と言ったところで「なるほど」とレオンハルトの目から鱗が落ちた。
このような経緯があり、レオンハルトはローデンベルク伯爵家の門前に待機させていた馬車へセレスティーヌを乗せる前、彼女の意見を聞くことにしたのだった。
しかしどう尋ねればよいものか。「走りたいですか?」と質問するのは失礼だろうか。「走っても構いませんよ」が適当だろうか。「今日は走りますか?」もアリだ。「今日はお乗りになられますか?」これだ。
「今日はお乗りに――」
「レオンハルト様。わたくし、前々からやってみたいことがありましたの」
レオンハルトの言葉を遮ったのはセレスティーヌだった。「何でしょうか?」とレオンハルトは耳を傾ける。
「じつは……一度、街中を馬車と並走してみたくって……」
「ああ、そういうことですか」
「でも、せっかく馬車をご用意していただいたのに失礼ですわよね?」
両頬に手を添えてセレスティーヌが不安げな表情を浮かべた。
「全然失礼じゃないですよ」
レオンハルトがあっさり答える。
「……よろしいんですの……?」
控えめながらもセレスティーヌの目は輝いている。
「はい。僕も走ってみてもいいですか?」
「ぜひ!」
楽しみですわ、とセレスティーヌが笑顔になった。
おかしい。装備が違うだけなのに、いつものセレスティーヌとは雰囲気がまるで違う。レオンハルトは動揺を隠しつつ「ただ」とセレスティーヌに言う。
「今日はお靴がいつもと……その……ち、違うようなので」
レオンハルトはセレスティーヌから少し視線を逸らす。
「もし走りづらい場合や、速度を落としたい場合はきちんと教えていただけますか?」
「わかりましたわ」
「あ、乗りたくなったら気兼ねなく言ってくださいね」
「はい。感謝いたしますわ」
レオンハルトは御者に事情を説明し、御者は困惑しつつも頷いたのだった。
セレスティーヌのやりたいことを叶えられる。馬車、用意しておいてよかった。御者にはあとでチップをあげよう。
こうしてレオンハルトとセレスティーヌは、誰も乗せることのなかった馬車と並走し、目的地の喫茶店へ向かうことにした。




