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☆第31話[駆け出した冒険者⑫]

冒険者として駆け出したレオ

前日に起きたトラブルも飄々と解決した翌日

周囲の噂など気にも止めずHランク最後の依頼へと向かっていた

チュンチュン…

チュンチュン…バサバサバサ

…

……

『ふぁぁあ…朝か…』

ベッドから起き上がり背伸びをした


『うーん…今日も天気も良さそうだし絶好の冒険日和!』

いつもより少し早く起床した僕は洗面台に行き身支度を整えて一階に降りていった


「あら、今日はいつもより早起きね」

『おはようございます!』

「今、朝ごはん持ってくるわね」

『お願いします♪』

…

「はい!お待ちどうさま!」

『いただきます!』


―――――食事―――――

§ジャッカロープの煮込みスープ

§オムレツ

§パン

ーーーーーーーーーーーー


『ふぅ…ご馳走さまでした!』

「はいよ!もう出かけるかい?」

『はい!』

「じゃあお弁当渡しとくわね」

『ありがとうございます♪』

お弁当を受け取ると一度部屋に戻り荷物を整理して宿を後にした


『よーし、昨日色々あったけど切り替えてHランク最後の依頼も頑張ろっと♪』

(『えっと、依頼は確か…食用肉の調達10体分だったから、とりあえず街道に出て探そうかな』)

…

そうして、門から街道へと出ようとした所で僕は後ろから声をかけられた


「おはよう レオ君!」

『あ、おはようございます ラーヴァさん!』

「覚えてて貰えて良かったよ♪」

『こちらこそです! お出かけですか?』

「うん! 採取の依頼だよ レオ君もかい?」

『はい! 僕は食用肉の調達のクエストです』

「そっかそっか♪じゃあ途中まで一緒に行かないかい?」

『よろしくお願いします』

(『ラーヴァさんって社交的な人だなー…』)

「そーいえば、レオ君っていくつなの?」

『僕は15歳です!』

「そっか!僕とは1歳しか違わないんだ」

『という事は、ラーヴァさんは16歳なんですね』

「そうだね!歳も近いしもっとフランクに話してくれて良いんだよ?」

『ありがとうございます! 徐々に…慣れたいと思います』

「あははは 君は律儀だね 笑」

『あはは…そういえば、ラーヴァさんも一人で行動してるんですね』

「そうだねー、まぁ、冒険者になったばかりって事もあるけど、この方が気軽じゃない?」

『確かにそうですね』

「まぁ、レオ君くらい強いならパーティを組むメリットも無さそうだけどね、僕も先ずはある程度までソロプレイヤーとして生きてくつもりだよ!」

『なるほど』

「あ、そろそろ街道だね!じゃあまた見かけたら声でも掛けてね」

『ありがとうございます』

そういうと、ラーヴァさんは採取のクエストへと向かって行った

(『良い人だったなー…』)

そうして分かれた後は、食用となるモンスターを探すため街道の奥の森へと進んでいった

…

……

『よーし♪この辺で探してみようかな!ついでに警戒もしときたいし…』


―――――戦闘―――――

『*エリアエコー(周囲の様子を調べる)』

『*マリスビープ(一定範囲に敵意や悪意があるモンスターや人が近づくと自分に警報音が聞こえる)』

――――――――――――


『あ、結構近くにモンスターをいるなぁ!当たりだったかも♪』

(『一応、昨日の今日だから警戒も怠らないように注意しておこう』)

こうして、街道から奥へ入った所で狩りを開始した


『そういえば、前にケレスさんに食用肉になるモンスターの場合はあまり傷つけないようにって言われたなー』

そんな事を思い出しながら歩みを進めていると…

『ジャッカロープの群れだ』

…

ジャッカロープは肉が食用として角は解熱剤として利用でき、素早いだけで力は強くない為、よく流通しているモンスターの一つだ

(『こっちには、まだ気づいていないみたいだから…先ずは魔法で退路を塞いで…その後は剣で…よし!』)


―――――戦闘―――――

『*ストーンクリフ(石の絶壁で囲い閉じ込める)』

『〻刺突(連続の突き斬り)』

『〻当刀(真後ろに回し斬り)』

――――――――――――

ズドーン…ダンダンダン…

ズバズバズバッ…バサッ…


『ふう…上手くいった♪』

倒したジャッカロープ達の血抜きを行いストレージに保管した

『よーし、この調子でどんどん倒して行こっと♪』

また、歩き回っていると…

『うわ…なんか気持ち悪いモンスターがいる…』

そこにいたのは大きなナメクジの様な魔物だった

以前、下水道で駆除したリーマスクよりも大きくゴブリンほどの体躯をしている

(『剣では斬りたくないなぁ…』)

そう思い、気づかれないうちに魔術で倒す事にした


―――――戦闘―――――

『*サンダーストーム(単体に雷の魔法撃)』

――――――――――――

ズダーン…プスプス…


『うん!これでよし!』

未知だったモンスター倒した事により名前などが分かるようになった

(『バボッサって名前なんだ…アルプさんが前言ってた街道沿いの魔物の正体かも知れないし見つけたらついでに倒しちゃお』)

その後もジャッカロープやバボッサに遭遇し狩猟や駆除を繰り返していった

…

……


登場モンスター


ジャッカロープ:成体で1m程になる角の生えた兎(角が解熱剤に使われる)

バボッサ:1.3m程の巨大ナメクジ(ヌメヌメしている粘膜が触れた草花は枯れる)

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