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☆第26話[駆け出した冒険者⑦]

依頼内容以上に結果を残しているレオ

冒険者としては始まったばかりだが、丁寧な仕事ぶりにギルド職員達の信頼を得ていったのだった

ビーッ!ビーッ!ビーッ!

...

ガバッ!!

僕は勢いよく身体を起こした

...

レオ:

『マリスビープが反応してる…敵かな?』

...

周りを見渡すとゴブリンの群れがこっちに向かっていた

レオ:(心の声)

(『あれは以前倒したレッドゴブリンかな?』)


レオにとってゴブリンはこの世界で最初に出会ったモンスターで討伐した事もあり難なく倒せそうだ。

そう思っていると後方からも音が近づいてきた

.......

レオ:

『ん?あれはグリーンゴブリンの群れ?』

僕はまたゴブリンの縄張り争いに出会ったようだ

丁度、休憩していた木が境目で縄張りに入り込んだ僕を二つの群れが餌だと思って襲いにきてる感じだった

......

...

レオ:(心の声)

(『そういえば以前は一斉に魔法攻撃をして木っ端微塵にしちゃったんだよね…今回はクエストにも有ったし討伐確認できるようにしなきゃだから…』)

そう思い僕は自分の訓練も兼ねて片方を魔術、もう片方武闘で討伐してみる事にした


レオ:

『とりあえず、レッドゴブリンの方を足止めしよっと』


―――――戦闘―――――

『*ストーンクリフ(石の絶壁で囲い閉じ込める)』

――――――――――――

ズドーン…ダンダンダン…

レオ:

『よし、とりあえずこれで閉じ込めたから先ずはグリーンゴブリンを討伐しよっと!』

こうして僕はゴブリン討伐を開始した

…

レオ:(心の声)

(『確かゴブリンは何処か一部を剝ぎ取ればよかったから…討伐証明は耳にしようかな、一体ずつ確実に頭を狙って倒していこうっと』

僕は向かってくるグリーンゴブリンに対して臨戦態勢をとった、

今回は前回の反省を生かすためにも魔法の実践練習も兼ねて全体魔法で木っ端微塵にするのではなく、様々な魔法の弾丸を最小限の魔力で急所に向けて撃ち込み倒すことにした。


―――――戦闘―――――

『*ファイアーバレット(炎の魔法弾丸)』

『*アイスバレット(氷の魔法弾丸)』

『*エアーバレット(風の魔法弾丸)』

『*ストーンバレット(石の魔法弾丸)』

『*サンダーバレット(雷の魔法弾丸)』

――――――――――――

バンバンバンバン…バキューン

パーン…ズザッ…バンバン…ぷすぷす…バリバリ…

...

レオ:

『よし、全て討伐できたみたいだな』

レオ:(心の声)

(『頭を狙ったけど何体か外れてるな…命中率はまだまだ実戦経験が足りないなぁ…』)

...

......

........

僕はせっせとゴブリンの耳を切り取っていった

レオ:

『12体目っと…よーしこれで全部討伐証明を取れた!』

そうして、残ったゴブリンの死骸はその場に魔法で穴を掘り燃やして埋めた

―――――戦闘―――――

『*ディグクローズ(地面に穴を掘り埋める)』

『*イグニッション(炎で焼き尽くす)』

――――――――――――

ズドーン..ドサドサ..ボワッープスプス...


レオ:

『これで邪魔にならないよね♪次はレッドゴブリンが相手だな…』

僕はこのまま魔法で潰してしまおうとも考えたが、どうせなら物理攻撃でも戦ってみようと思い

石の壁に閉じ込めていたゴブリンを解放した

....

レオ:

『よし、次は剣を使って倒していこうっと』

僕は武器を構え一呼吸した…

…カチャン、スッ……

―――――戦闘―――――

『〻初発刀(真向正面から斬下)』

『〻逆風(下から上に斬上げ)』

『〻左刀(左側の回し斬り)』

『〻右刀(右側の回し斬り)』

『〻勢中刀(下部に二連斬り)』

―――――――――――

ズバッ…ズバズバズバッ…バサッ

ズバズバ…ボドン…

...

.....

.......

カチャン…

レオ:

『よし、剣も家から持ってきた太刀が手に馴染んでるし近接戦闘もまずまず大丈夫そうだなぁ』

…

ビーーッ!ビーーッ!

レオ:

『うわっ、そういえば魔法消すの忘れてた…』

再度、マリスビープの警告音が鳴った

レオ:

『あ、スライムだ…』

魔術で討伐するよりは多少時間が掛かっていた為、死骸を漁りに複数のスライムがどこからか現れ寄ってきていた

...

レオ:(心の声)

(『どこから現れたんだろ?20匹程寄ってきてるけど全部同じ色だし一気に討伐しちゃおっと』)


―――――戦闘―――――

『*ライトニングレイン(雷が雨のように大量に降り注ぐ)』

――――――――――――

ぷすぷす...バリバリ....


レオ:

『よーし!討伐完了♪』

スライムを倒し終えた僕はグリーンゴブリンと同様にせっせとレッドゴブリンの耳を切り取って死骸は先ほどと同じようにその場に魔法で穴を掘り燃やして埋めた。

毎度作業は面倒かもしれないがモンスターの討伐をした場合に食料や素材として持ち帰る事が無い場合には余程の事情が無い限りはこのような処分がギルドにより推奨されている。

他のモンスターが寄ってくる原因になってしまったり疫病などを発生させる可能性もあるため、殆どの冒険者はしっかり処分している。


―――――戦闘―――――

『*ディグクローズ(地面に穴を掘り埋める)』

『*イグニッション(炎で焼き尽くす)』

――――――――――――

ズドーン..ドサドサ..ボワッープスプス...

...

レオ:

『ふぅ、さすがにちょっと疲れたなぁ…』

気がつくと辺りは日が傾き空が少し暗くなりつつあった

レオ:(心の声)

(『今日はこのくらいにして帰ろっと♪』)

僕は切り取った耳を袋に入れストレージ収納して街に戻り始めた…

...

....

帰路につきながらも出てくるスライムを討伐していた

レオ:

『そういえば、アルプさんが街道で魔物の集団が出たって言ってたけど、ゴブリンとかスライムの事なのかな?』

そう思いつつ歩いていると前方でまたゴブリンが争っていた…

...

......

レオ:(心の声)

(『また縄張り争いかな??』)

そう思いながら見ているとレッドゴブリンは別のモンスターの集団と戦っている事に気付いた

レオ:

『あれ?もしかしてトロル?』

実物を見るのは初めてだったが屋敷で以前読んだ文献に似ている容姿をしていたのですぐに分かった、ゴブリンとトロルの争いをも気になるが少しずつ日が傾いてきているため夜行性のモンスターもチラホラと出現しだしていた

...

.....

レオ:

『んー、トロルの討伐はクエストに無かったし別に依頼は受けてないけどもしかしたら街道で見つかったモンスターの集団の手掛かりになるかもしれないし、アルプさんも困ってる様子だったし…』

僕は目の前で争っているゴブリンとトロルの集団を討伐する事にした。

レオ:

『早く帰りたいし一気に倒しちゃおっと…』

レオ:(心の声)

(『見つかる前に火魔法と土魔法の罠で囲って逃げれないようにしてから………』)


―――――戦闘―――――

『*ファイアーウォール(炎で周囲が包まれる)』

『*アースランス(下から無数の槍が突き上げる)』

『*エアースラッシュ(風の刃で切り刻む)

――――――――――――

…ズバズバッ…ズザッ…ズザッ

…ぷすぷす…ズバッ…

モンスターの集団は気づいたころにはレオの魔法で逃げれなくなっており暴れあ出す間もない程にあっけなく倒れた。

...

レオ:

『よーし作戦通り、ゴブリンもトロルも一気に討伐できた!』

レッドゴブリンの集団の死骸から耳を切り取っていった

...

.....

レオ:

(『討伐証明…トロルも耳で良いのかな?…うーん何か分かるかもしれないしトロルはストレージに入れて丸ごと持っていけはいっか、』)

そうしてゴブリンの死骸はまた魔法で穴を掘り燃やして埋めた。

...

.....]

イレギュラーな討伐もあったが難なく討伐し町に戻りだしたレオ、

数匹のスライムを倒したが大きな戦闘もなく程なくして門が見えてきた。

レオ:

『ふぅ、ようやく着いた…いつもより遅くなっちゃったな…』

レオ:(心の声)

(『ギルドへの報告は明日で良いかな、とりあえず今日はもう休みたい』)

本来であれば荷物として持ち帰っている討伐したモンスター解体や買取などが必須なのでギルドに寄ることが大半だがレオはストレージのおかげで状態もそのままで品質の劣化を気にする事なく保存可能となっているので気にせず戻ることができる。


こうして無事に討伐クエストを終えて街に着いた僕は疲れていた事もあり、真っ直ぐに宿屋に向かった

...

.....

登場モンスター



下位ゴブリン:色ごとに集団で生活をしている。棒など落ちている物を武器にして使っている(とても臭い)

下位スライム:武器での近接攻撃が効かない(色によって魔法の効果に違いがある)

トロル:毛むくじゃらの大柄な人型のモンスター(集団で生活していて凶暴な性格だがあまり人前に出てこない)

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