☆第11話[驚愕の才腕]
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レオは13歳になり、領地内で前世の知識を活かして領地を豊かにしていた…
そして、訓練も勉学も励み着実と力をつけていたレオは遂にモンスター討伐に出かけるのだった。
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レオ:
『遂に…遂にモンスター討伐だー♪』
今まで僕は領地内で過ごしてきた為、こうして外の世界を見るのがとても新鮮だった!
リブラ:
「ふふふ♪レオちゃん、はしゃぎすぎよ♪」
ピスケス:
「そういえば、レオは領地の外に出るのは初めてになるのかな?」
レオ:
『そうなんです!とても新鮮です!』
ケレス:
「まぁ、油断は禁物だから気をつけてくれよ」
レオ:
『はい、ケレスさん!』
ピスケス:
「レオだったらこの辺のモンスターは余裕な気がするけどねー」
リブラ:
「そうね♪私たちの出番はなさそうよねー」
ケレス:
「確かに、ダンジョンや特殊な土地に行かなければそう手こずる事はないだろうな!」
レオ:
『先ずは、モンスターと言えばスライムですかね?』
ピスケス:
「そうだね!この辺はそんなに強いモンスターは居ないはずだよ!」
ケレス:
「そうだなー、とりあえず坊ちゃんが実際どれくらいの実力なのか知りたいし見つけ次第討伐してみようか」
こうして僕たち4人は周辺を警戒しつつ探索を開始した。
本来であれば騎士団など護衛を同行させるのが常識だが、父上が王都に謁見に行っている事と、
動向にケレスさんがいる事で許されている。
.....
レオ:(心の声)
(『ケレスさんもだけどオルクスさんも二人のどちらかが同行してくれたらある程度自由にしていいって事は相当な実力者なんだろうな…』)
..........
......
ピスケス:
「そういえば、レオはやけに軽装だねー」
リブラ:
「まぁレオちゃんは魔術も武術も優れてるからどんな武器でも防具でもいいのでしょうね♪」
レオ:
『はい!近接も遠距離でも戦えるように、近接武器は太刀にしました!遠距離は魔法もありますし、投擲武器としてスローイングナイフを何個か持ってます!』
ケレス:
「まぁ、入念な準備に越した事はないならな!」
レオ:
『はい!』
…
……
この世界では、人々が住んでいるところ以外では基本的にモンスターと呼ばれる魔物・魔獣などに遭遇することが多々あるのだか、ダンジョンと呼ばれる特定の地域では活発にモンスターが発生して弱肉強食の世界を繰り広げている
因みに、モンスターは魔素が存在するこの世界ではほぼ無限にリボーンを繰り返しているので、倒し過ぎて困ることはないし、強いモンスターも一定数の割合で存在しているので倒してもその内復活するため、ギルドにはいつも依頼が殺到している
…
ピスケス:
「僕はどちらかといえば近接より魔法攻撃の方が得意だからレオは前線で自由に戦っていいよ!」
リブラ:
「私はどちらでも構いませんが、レオちゃんが前線に行くなら私も弓でピスケスと後方支援するわね♪」
レオ:
『ありがとうございます!』
リブラ姉様もピスケス兄様も今日はどちらかと言えば、後方支援に適した装備をしていた
........
.....
ケレス:
「ん…?!何か気配が…」
「おっと、そんな話は後にした方が良さそうだぞ」
ピスケス:
「とうとう出だしたね」
リブラ:
「とりあえず、レオちゃんが戦ってみなさい♪」
この世界に来てとうとう、敵が現れた!
ファンタジーの世界で最初の敵と言えば弱いスライムと相場が決まっている!!…と思ったけど
レオ:
『うぇ…あれはゴブリンですか??』
ケレス:
「あれはグリーンゴブリンと、、レッドゴブリンもいるな」
リブラ:
「結構な数いるわねー、15、20匹くらいかしら」
ケレス:
「たぶん、縄張り争いだな…」
ピスケス:
「ゴブリンは雑食で腐肉も虫も食べるし、作物は荒らすし人も襲うから出来れば全部倒した方がいいね」
リブラ:
「1匹1匹だったら弱いんだけど、群れると一般の領民には手に余るし、何より体臭が酷くて健康被害を被るからとても嫌われているのよ」
レオ:
『ケレスさん、文献でしか知らないから実際、体色によって違いはありますか??』
ケレス:
「いや、あいつらは下位のゴブリンだから、色が違うだけで個体に差はないぞ!」
ピスケス:
「レオ、数が多いから手伝おうか??」
レオ:
『多分、大丈夫です!万が一取りこぼしがあればお願いできますか?』
ピスケス:
「分かったよ!」
レオ:
『とりあえず、数が多いし、近寄って臭いのは嫌だから広域な魔法を使ってみようかな』
―――――戦闘―――――
『*ライトニングレイン(雷が雨のように大量に降り注ぐ)』
『*ファイアーウォール(炎で周囲が包まれる)』
――――――――――――
ドッカーン…ぷすぷす…
「「「…ははは、、」」」
リブラ:
「レオちゃん…容赦ないわね」
ピスケス:
「分かっていた事だけど、さすがだねー」
ケレス:
「こりやほかのモンスターに出会う前に、討伐確認用の部位が必要な事を教えないと全て木っ端微塵だな…」
レオ:
『ふぅ、姉様、兄様、ケレスさん、無事倒せました!』
ピスケス:
「さすがだねー」
リブラ:
「お疲れ様、初実戦とは思えない落ち着きでしたね♪」
レオ:
『ありがとうございます!』
ケレス:
「坊ちゃん、ゴブリンは耳か指を冒険者ギルドに持っていけば換金できるから残すように倒した方がいいぞ!」
レオ:
『なるほど…以後気をつけます!』
人里から随分と離れた事もあり、周りにはモンスターも増えてきた
ケレス:
「坊ちゃん、ビーファローやジャッカロープ、ジャイアントモアを見つけたら食用肉になるから、なるべく傷つけずに倒してくれ!」
レオ:
『わかりました!』
「「頑張って〜」」
その後、食用になるようなモンスターをレオは器用に倒していった…
ビーファローやジャイアントモアなどの大物は魔法攻撃
ジャッカロープなどの小動物は近接武器で難なく倒すのだった
―――――戦闘―――――
『*エアースラッシュ(風の刃で切り刻む)』
『*アイスチョーキング(頭部を凍らせて窒息させる)』
『〻逆風(下から上へ斬り上げ)』
『〻初発刀(真向正面から斬下)』
――――――――――――
レオ:
『結構倒したかなー』
…
ピスケス:
「おつかれーレオ!」
リブラ:
「だいぶ倒したわね♪」
ケレス:
「そーだな!そろそろ戻ろうか」
レオ:
『はい!』
ピスケス:
「あ、レオ!前方にスライムがいるよ!!」
レオ:
『本当ですね!最後に戦ってきて良いですか?』
リブラ:
「下位のスライムでも物理攻撃が効かないから気をつけてね♪」
ケレス:
「それと色によって効く魔法も違うからな!」
レオ:
『わかりました!』
―――――戦闘―――――
『*ファイアーバレット(炎の魔法弾丸)』
『*ストーンバレット(石の魔法弾丸)』
――――――――――――
....プスプス..
レオ:
『なんか、予想よりスライムって可愛くなかったなー…』
ピスケス:
「レオ?なんか落ち込んでない?」
リブラ:
「レオちゃん?疲れちゃったのかしら?」
レオ:
『姉様、兄様、ご心配かけてすいません…スライムが思ったより可愛くなくて…』
ケレス:
「坊ちゃん…モンスターが可愛いわけないだろ…」
レオ:
『そうですよね…』
レオ:(心の声)
(『目がぱっちりで笑い顔のスライムなんて幻想だったなー…』)
ピスケス:
「まぁ、当初の目的以上に成果もあったし大成功だね!」
リブラ:
「そうね♪暗くなる前に帰りましょう♪」
レオ:
『はい!ありがとうごさいました!』
ケレス:
「帰るまで気を抜くなよ!」
「「『はい!』」」
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こうして僕は初の実戦を無事終えて帰路に着いた
討伐したモンスターはストレージに入れて状態保存したまま持ち帰り、夕飯ではケレスさんが様々な料理にして振舞ってくれた
父上や母上、姉様、兄様達に今日の出来事を話したが、目の当たりにしていた、リブラ姉様やピスケス兄様がより詳細に話してくれたおかげで、夕食は和気藹々と話題がつきなかった…
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登場モンスター
下位ゴブリン:色ごとに集団で生活をしている。棒など落ちている物を武器にして使っている(とても臭い)
下位スライム:武器での近接攻撃が効かない(色によって魔法の効果に違いがある)
ビーファロー:3m超えの大型の牛(脂肪分が少なく人気)
ジャイアントモア:2mから2.5m程の大型の鳥(飛べないが脚が速い)
ジャッカロープ:成体で1m程になる角の生えた兎(角が解熱剤に使われる)




