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プチュンしたら異世界飛ばされた  作者: レア役ウマ太郎
第1章 レグボ村

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第3話 設定はいくつにしますか?

 (異世界にもパチスロがあって、とりあえず打とうと思ったけど、、、軍資金がねー!)


 ガラス張りの建物の前にあるテントへ行く。受付にはガタイの良い老婆がいる。


「見慣れない顔だね。で、いくら必要なんだい?」


 (話が早いな。)


「うーん。相場がわかってないんですけど、ひと勝負できるくらい、、?」


 少し訝しそうな顔の老婆が答える。

「ふーん。じゃあ10万エニーだね。はいどうぞ。利子はトイチだよ。」


 すぐに札束を渡されて、戸惑いながら海老名が尋ねる。

「こんな簡単に借りられるんですか?その、本人確認とかは?」


「うちはそんなもんやってないよ。この村には逃げようなんて度胸のあるやつはいないからね。」


 少し不思議に思いながらも札束を受け取り、ポケットにしまう。再びガラス張りの建物に入る。


 建物の中には、スロット台が何列にもなってビッシリと並んでいる。打っている連中は老若男女で、みんな夢中なようだ。


 席は8割ほど埋まっているので、とりあえず近場の空いている台に座る。


 (機械に札をブチ込むところまで日本と同じなのか)


 1万エニー札が機械に飲み込まれた時、頭の中に機械音が流れる。


「設定はいくつにしますか?」


(え、設定、、?いや、選べるなら6。一択だろ!)


「承知いたしました。設定を6にします」


(今のはなんなんだ、、?まあ、打ってみればわかるのか?)


 日本のパチスロよりもサイズは大きいが、仕組みはほとんど同じのようだ。


 30ゲームほど回した時、初めての当たりを引いた。


 (お、当たったじゃん!かなり早い当たりだな。ラッキー!)


 その後、連チャンが続く。当たりが終わってもまたすぐに当たりを引き、また連チャンが続く。


 6時間が経った頃、海老名の後ろにはドル箱の山ができていた。


 (おいおい。日本でもこれだけ出したことがねーぞ。もしかして、異世界のパチスロって超甘い!?)


 周りを見渡す。ドル箱の山ができているのはこの列で海老名だけだ。


 おかしいと思い、店中を見渡すが、せいぜい2、3箱程度のドル箱を積んでいる人がチラホラいるくらいだ。


 (なんだよ。これ。)


 少し怖くなり、店員を呼んでドル箱のメダルを計数機に入れてもらう。


「25020枚ですね。」


計数をした店員の奥で、店員数名が何やらヒソヒソと話している。


(メダル1枚が20エニーだから、50万エニー勝ち!?日本じゃあり得ない勝ち額だよ)


 25020枚と書かれたチケットを受け取り、換金所へ持っていく。


「あの、、」後ろから声をかけられる。

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