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異世界とは愛すべき者達の居る世界  作者: かみのみさき
一章 異世界とはケモ耳幼女が居る世界

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11話 ここがオアシスパラダイス.2


 12/6 加筆修正致しました。



 残念ながら、村長の股間撲滅パンチは失敗したが、何とかケモ耳っ子達と、仲良くなる事が出来た。

 こうして、充実した時間を、ケモ耳達に囲まれながら過ごしていたら、知らぬ間に夜になっていて、『ご飯だよ。皆んなっ、食堂に集まれーっ』と、影さんの号令を受け移動。


「正確には、『ご飯の準備を手伝いなさい』だったけど、皆んな走って行ったからなぁ」


「おてつだい?」


「そうだよミルン。俺達も何か手伝わないと、働かざる者、食うべからずだ」


「はたらきますっ!」


 そうして、建物の中に入ると、門番である筈のリスタとアジュが、何故か居た。


「何してんの? サボり?」


「違いますよ。僕達は、この孤児院を出て、冒険者をしているので、門番はあくまで、お手伝いなんです」


「へぇーっ、冒険者なのか。てっきり、ここに住んでるモノとばかり……」


「住んでませんね。院長の負担にもなりますし、お手伝いの時間が終わったので、ご飯を頂いてから、宿に戻ります」


 リスタの説明は、凄く分かり易い。


「俺達二人の、実家ってところだ。たまに見回りに来ねぇと、変な奴らがガキ共狙って、突入して来るからよ。流……ガキ共の事を、頼むぜっ」


「任せろって言いたいけど、どうなるか分からんからな。全力を尽くすさ」


「その言葉だけでも、有難てぇぜっ!」


 リスタもアジュも、家族想いの良い奴等だ。

 しかも、二人共普通の人間。

 獣族への偏見も無く、しっかりお兄ちゃんしてるから、やっぱり育つ環境が大事だな。


「……良い事だ」


 んで、肝心の夕飯は……質素過ぎないか?


「野菜スープに、豆、芋と……屑肉?」


 ケモ耳っ子達は、お皿を用意したりと手伝っているが、この食事を見ても、文句を言わないのは、コレが当たり前って事だ。


「……流石になぁ」


 ミルンがご飯見て、しょんぼりと尻尾を垂らしながら、『これ、おにく?』って、ぼやく程少ないからな。


「影さん……ここの孤児院の運営って、結構ヤバい感じなのか?」


「っ……」


 聞いちゃ不味かったかな。物凄く暗い顔をしてるし、そんなにお金が無いのか。


「誤魔化せないですね。子供達には……お腹いっぱい、食べさせてあげたいのですが」


「資金不足って事?」


「国、教会からの寄付も少なく、何とか、やりくりしている状況です」


「ボソッ(あの泣き虫女王っ、何してんだよ)」


 どこの世界も変わらずに、結局苦しむのは、一番の弱者である子供達か。


「やらない善より、やる偽善か……」


 ご飯なら、今の俺にもどうにか出来る。

 幸い、ラクレル村の肉屋から頂戴した分が、それこそ山の様に有るからね。

 有難う、ラクレル村のお肉屋さん。

 勿論、八百屋さんもね。

 

「影さん、ちょいこっち来てくれ。村長も、ミウちゃん降ろして来てくれ」


 二人を外へと誘導する。


「何かね流君。ミウがぐずっておるのだが……」


「どうされましたか流さん」


 そしてすかさず────「影さん。この筋肉村長からの、贈り物だ。受け取ってくれ」

 空間収納から、腐ら無い程度のお肉の山と、野菜根菜芋等々を、大量に出した。


「「はぁっ!?」」


「二人共、面白い顔になってるぞ?」


「流君……君が、規格外のスキルを持っているのは、知っておるが、この量の食材を、持っておるとは……それを何故、私からの贈り物だと?」


「だってこの食材、ラクレル村のだからな。村長からの贈り物っての、間違って無いだろ?」


「流君……っ、歯は大事かね?」


 これ、ガチギレしてね?

 村長の顔面にっ、血管ぴきぴき浮かんでるんだけどっ、何か言い訳せねば!!


「そのまま村に置いていたら、腐るしカビるけど、俺の空間収納内なら、腐ら無いしカビら無いのは、理解してくれるか?」


「……それで?」


「保管場所には最適だろ? だからこっそり、村長に黙って持ってましたっ、御免なさい顔近いその拳骨を収めろ止めろ!?」


「あの野営地で、食べた食材もそうかね?」


「悪かった。でも、腐らせんの勿体無いし、ここのケモ耳っ子達に、贈れるんだから、良い使い道だろ?」


「流君、君と言う者は……」


 村長は、少し項垂れた後、俺の笑顔を見て諦め、疲れた声で了承した。


「影殿。私からの、支援品である。ここの子供達に、お腹いっぱい、食べて貰って欲しい」


「ヘラクレス様……有難う御座いますっ」


 影さんは、村長に対して深く頭を下げ、有難う、有難うと……泣きそうな顔で、口元には少し、笑みを浮かべて、御礼を伝えていた。


「うんうん。俺の行為もうやむやになったし、ケモ耳っ子達も喜ぶし、Win-Winだな!!」


「流君……もうっ、隠し事は……無いだろうねっ……(ニコォ)」


「もう無いって……っ、その笑顔止めろよ! 恐い恐い顔面近付けて来んなっ!?」


 俺の空間収納見ても、もう無いよね?


====================


 (一覧)


 ハイオークの魔石

 ミルンの尻尾の毛玉

 ミルンの耳毛

 ミルンの髪の毛

 肉屋の在庫▼

 花屋の在庫▼

 農作物▼

 資材▼

 汚れた村人A装備セット

 門兵Aの家の鍵

 門兵Bの家の鍵

 門兵Cの家の鍵

 門兵Dの家の鍵

 門兵Eの家の鍵

 門兵Fの家の鍵

 門兵Gの家の鍵

 門兵Hの家の鍵

 門兵Dの不倫相手の家の鍵

 門兵Fの不倫相手の家の鍵

 門兵Hの不倫相手の家の鍵

 門兵Eの貞操帯の鍵

 隊長室の扉の鍵

 門兵詰所の鍵

 門兵女性用詰所の鍵

 手錠の鍵×二十五錠

 手枷の鍵×十二錠

 牢屋の鍵A

 牢屋の鍵B

 牢屋の鍵C

 牢屋の鍵D

 牢屋の鍵E

 牢屋の鍵F

 通路の鍵


====================


 あっ、貞操帯の鍵……返して無かった。


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