8話
通路にあった採取ポイントから薬草を手に入れた俺はまだ続いている通路を進んで行くと。
『スライムが現れた!』
通路の先にスライムを発見して戦闘が開始する。
今まで通りにここは攻撃を選択する。
『スライムに16のダメージを与えた。』
『スライムは倒れた。』
『スライムは魔石を落とした。』
『スライムから3の経験値を得た。』
一撃でスライムを倒す。
スライムが1匹だけで出て来ても一撃で倒せるせいで、戦闘というほどの戦いは2匹以上でしか起こらないだろう。
どうも俺の方が先制攻撃を出来る様だしな。敏捷のステータスが関係しているのだろうと思われる。
魔石をふくろに回収して先を進む。
すると、進路方向に小部屋を発見した。
その小部屋の中にはスライムが2匹確認できる。小部屋に入れば戦闘になるな。
『スライムの群れが現れた!』
小部屋に入って戦闘が開始された。
俺は攻撃を選ぶ。
『スライムAに15のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
まず1匹。
『スライムBが攻撃を仕掛けてきた。』
防御だとダメージを受けるからこそ、ここは反撃か回避をするべきだろう。
俺は反撃を選ぶことにした。
動き出した時の中で俺は体当たりを仕掛けてくるスライムBに剣を振るった。
『反撃失敗。』
『スライムBから4のダメージを受けた。』
目測を誤った。
そのせいで振るった剣が外れてしまいスライムBに斬撃が命中しなかった。
しかもそのせいでスライムBの体当たりを受けてしまう。
野球の硬球を受けたかの痛みがスライムBの体当たりが当たった腹部に走った。
これが4ダメージなのかと思いながらも俺はスライムBを視界に入れて構える。
攻撃
防御
回避
特技
魔法
逃走
選択肢が現れる。
俺は攻撃を選択してスライムBを倒してしまうことにした。
『スライムBに15のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
『スライムの群れは魔石を2つ落とした。』
『スライムから6の経験値を得た。』
スライムBに近寄って剣を振るい、スライムBは斬撃に切り裂かれて倒れた。
「あー、痛い。侮れないな、スライム。」
初めてのクリーンヒットしたスライムの攻撃を受けた腹部を撫でながら俺はふくろから薬草を取り出した。
手に持った薬草。
これをどう使えば良いのかは分かっている。食べるか、負傷した患部に使えばいい。
直接お腹に当ててみよう。
『薬草を使った。』
『HPが12回復した。』
「痛みが引いた。すごいな、薬草。」
驚きの回復力に驚嘆する。
ステータスを見ればHPが最大値まで回復もしていた。
痛みも引いて、スライムから受けたダメージの回復も出来た俺は小部屋を見回した。
「ここにはあったね。」
採取ポイントがそれも2つもあった。
薬草をさっき使ったばかりだし、ここで薬草の補充が出来るのは良かった。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
2箇所の採取ポイントはどちらも薬草だった。これで消費した分は元に戻る通りになるどころか薬草の数は増えた。
薬草をふくろに収納した後、俺は改めて小部屋の中を見回したがなにもない事を確認してから小部屋を出た。
通路を戻って4つの通路が隣接している小部屋に戻ったのだが。
『スライムが現れた!』
小部屋にスライムが湧いていた。
最後の通路から来たスライムなのか、それとも時間経過でリポップしたスライムなのだろうか。
まあそんな事はいいか。と俺は攻撃を選択してスライムを倒すことにした。
『スライムに16のダメージを与えた。』
『スライムは倒れた。』
『スライムは魔石を落とした。』
『スライムから3の経験値を得た。』
一撃でスライムを倒して魔石を拾ってふくろの中へ。
一連の流れでスライムを倒し終わった俺は最後の通路に向かって歩みを進めた。




