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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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51/65

51話

 だからこそタイミングをしっかりと測ってカウンターで剣を振るってキャタピラーAを倒せるはずだ。


 俺は反撃を選ぶと同時に剣を振るいながらキャタピラーAからの体当たりを回避も行なうように体勢を整える。


 俺が少しだけ体勢を整えている間にキャタピラーAは飛び上がって体当たりを仕掛けてきた。


 キャタピラーAの体当たりの進行方向を見抜きながら俺は剣を振るってキャタピラーAを攻撃しながらキャタピラーAに当たらないように身体を動かしていく。


 そしてタイミングを測りながらキャタピラーAの体当たりが当たらない位置に身体を動かして剣を振るった。


 『キャタピラーAに28のダメージを与えた。』

 『キャタピラーAは倒れた。』

 『キャタピラーの群れは魔石を4つ落とした。』

 『キャタピラーの群れから12の経験値を得た。』


 キャタピラーAを倒してキャタピラーの群れとの戦闘は終了した。


 これで階段の前に居たキャタピラーたちを倒して3階層に進める。


 3階層にあるボス部屋でボスモンスターを倒しさえすれば、このキャタピラーの現れるダンジョンも攻略完了だ。


 俺はキャタピラーの群れからドロップした魔石を回収してふくろの中に収納すると3階層を目指して階段を降りていく。


 そうして階段を降りた先も1階層と2階層と変わらない森の中だが、2階層よりも森の密度が上がったように感じる。


 俺は地図をふくろの中から取り出してボス部屋までの道のりを確認することにした。


 「地図通りに進めば大丈夫だろうけど……少し不安だ。」


 地図を見て道のりを確認したけど、周りの森の様子を見れば道に迷う可能性もあると俺は思った。


 まあそれでも進まないと行けない。だから地図をふくろに仕舞ってボス部屋を目指して進むことにした。


 キャタピラーからの奇襲をされる可能性を忘れずに俺は警戒しながら森の中を進んでいく。


 そうして進んでいると進行方向にキャタピラーが地面を這って歩いているのを発見した。


 見つけたキャタピラーは5匹の群れで行動していて、俺との距離もまだまだあるからキャタピラーたちも俺に気が付いてはいないようだ。


 周囲に木や茂みと隠れる場所はあるけどキャタピラーの群れまでに隠れて進むのは難しい。だから、あのキャタピラーの群れに気付かれるのは時間の問題だろう。


 隠れて進むのではなく堂々とキャタピラーの群れまで進むことにしよう。気付かれるまでは。


 そうと決まれば俺は剣を抜いてキャタピラーの群れまで隠れずに堂々と歩いて進むことにした。


 『キャタピラーの群れが現れた!』


 キャタピラーたちに気が付かれてしまった。


 堂々と進んでいたから気付かれるとは思っていたけど気付かれるのは俺が思っていたよりも早かった。


 俺はキャタピラーたちの動向を確認しながらキャタピラーの群れに向かっていつでも避けられるようにしながら歩いて進む。


 そうして進んでいるとキャタピラーたちの中で3匹のキャタピラーが口を開いて俺に向けようとしているのに気が付いた。


 『キャタピラーAが攻撃を仕掛けてきた。』


 『キャタピラーBが攻撃を仕掛けてきた。』


 『キャタピラーCが攻撃を仕掛けてきた。』


 キャタピラーたちが同時に口を開いていたからだろうか、キャタピラー3匹による同時攻撃が行なわれようとしている。


 こんな事があるのかと思いながらここで選ぶべきは回避だろうと思うがどう回避しようかを考える。


 距離もある事だし、あのキャタピラーたちが行なって来ようとしているのは糸を吐く攻撃だろう。


 同じタイミングで糸を吐くのだから今のところから移動すれば回避は出来ると思うが、今回は3匹のキャタピラーが糸を吐く攻撃を行なって来ている。


 そうなるとキャタピラーたちのいる場所が違うから糸が飛んでくる方向が微妙に変わっていることだろう。

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