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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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49話

 『キャタピラーAに29のダメージを与えた。』

 『キャタピラーAは倒れた。』

 『キャタピラーの群れはキャタピラーの糸束と魔石を3つ落とした。』

 『キャタピラーの群れから9の経験値を得た。』


 最後のキャタピラーを倒した俺は剣を鞘に戻して一息吐くとドロップしたアイテムをふくろに回収して階段を目指して移動する。


 木の根に気を付けながら木が密集している場所を歩いて木が密集している場所を抜けると、3階層に続く階段が見えてきた。


 でも階段の周りにキャタピラーが屯している。それもキャタピラーの数が4匹もいるのが確認できた。


 これまでで1番多くのキャタピラーと戦うことになる。だから戦闘が始まる前にどうキャタピラーの群れと戦うのかを考えることにした。


 キャタピラーたちのそれぞれの位置を考えてどのキャタピラーから倒していくのか、キャタピラーがしてくる糸を吐く攻撃に対して回避するのに地面に木の根や凹みはないか。


 そんな事を木の後ろに隠れながらキャタピラーたちの様子や地形の確認を行なっていよいよ俺は階段前のキャタピラーの群れと戦う決心をした。


 『キャタピラーの群れが現れた!』


 キャタピラーたちは俺が現れてすぐには行動することが出来ていないが、驚いていた時よりは早く動き出すだろう。


 俺は次の行動の選択をしながらキャタピラーたちが動き出す前に1番近くのキャタピラーに向けて攻撃を選択して駆け出した。


 鞘からは既に抜いている剣を振るえるようにしながらキャタピラーに接近した俺はキャタピラーに向けて剣を振るう。


 『キャタピラーDに28のダメージを与えた。』

 『キャタピラーDは倒れた。』


 倒したのはキャタピラーDだった。


 俺はキャタピラーDを倒してすぐに周りのキャタピラーたちの様子を確認する。


 まだ攻撃体勢に入っていないキャタピラーはいるが俺に頭部を向けているキャタピラーは2匹もいる。


 これはキャタピラーたちから攻撃が来るな、そう思っていた通りにキャタピラーから攻撃が仕掛けられた。


 『キャタピラーBが攻撃を仕掛けてきた。』


 攻撃を仕掛けてきたのはキャタピラーB。


 俺に頭部を向けているキャタピラーは2匹いるからどちらかがキャタピラーBだろう。


 俺と攻撃を仕掛けてきただろうキャタピラーたちとの距離を考えてキャタピラーBが行なってくる攻撃は糸を吐く攻撃しかない。


 それなら口を開いているキャタピラーがキャタピラーBのはず。


 俺は頭部を向けているキャタピラーたちの口元を注視して、どちらがキャタピラーBなのかを確認する。


 右のキャタピラーは口を大きく開いているのが確認できた。


 左のキャタピラーは口はまだ半開きと言ったところだ。


 それなら攻撃を仕掛けてきたキャタピラーBは右のキャタピラーだろう。


 それなら意識をするのは右のキャタピラーだけでも良さそうだけど左のキャタピラーも口を開きかけているのが見える。


 次に攻撃を糸を吐く攻撃なら行なってくるのなら左のキャタピラーが行なってくるだろう。


 左のキャタピラーが攻撃して来ても回避できるように意識してキャタピラーBからの攻撃を回避するべきだ。


 俺は回避を選んでキャタピラーBを攻撃をまずは回避することにした。


 口を開いているキャタピラーの口から大量の糸が吐き出されるのを目撃し、俺は今の俺がいる場所に向けて飛んでくる糸を回避する為にその場から離れながらキャタピラーたちの方に向かって駆け出していく。


 『回避成功。』

 『キャタピラーBからの攻撃を回避した。』


 キャタピラーBが吐き出した糸は俺が先ほどまでいた場所に吐きかけられ回避することに成功すると、俺はもう1匹のキャタピラーはどうしているのかを見ようとした時にキャタピラーから攻撃を仕掛けられた。

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