45話
俺はキャタピラーCを攻撃することに決めて時間が動き出したと同時にキャタピラーCとの距離を2歩ほど進んで剣をキャタピラーCに振るった。
『キャタピラーCに29のダメージを与えた。』
『キャタピラーCは倒れた。』
『キャタピラーの群れはキャタピラーの絹糸と魔石を3つ落とした。』
『キャタピラーの群れから9の経験値を得た。』
キャタピラーの群れとの戦闘も危うげなく勝利した俺はドロップしたキャタピラーのドロップアイテムを拾う。
「糸束よりも肌触りが良いんだな。すごくサラサラしてる。」
肌触りの気持ち良いキャタピラーの絹糸を触り、このキャタピラーの絹糸で作られた衣服は着心地が良いのだろうと思いながら魔石と一緒にふくろの中に収納した。
キャタピラーの絹糸
生産素材に使うアイテム。
地図を確認して今の現在地が何処なのかをなんとなく確認して移動を再開してから少しして採取ポイントを発見した。
「これは木から採取する感じなのか?」
採取ポイントがあった場所は木だったことから、俺は地面にあった時に採取する方法ではなく剣で採取ポイントに触れてみることにした。
『剣を使って採取しました。』
『丈夫な木の枝が採取できました。』
「木の枝が手に入ったんだ。」
どんなアイテムなのかを確認してみようとすぐに手に入った丈夫な木の枝を手に取ってふくろの中に収納して確認してみた。
丈夫な木の枝
生産素材に使うアイテム。
丈夫な木の枝もキャタピラーのドロップアイテムと同じで生産に使うアイテムのようだ。
生産行動をする方法がないから当分はこの丈夫な木の枝も使うことは出来ないだろうけど、いずれはこの丈夫な木の枝も生産に使うことになるのだろう。
周りに他に採取ポイントやキャタピラーがあったり居たりしないかを確認してから3階層を目指して進むことにした。
草を踏み締め周囲の茂みや木の裏を警戒しながら木の根に足を取られないように気を付けて進んでいると前方の茂みが怪しく感じた。
俺は進むのをやめて茂みが揺れ動かないかを確認しながら採取ポイントで手に入れた丈夫な木の枝じゃない木の枝をふくろから取り出していつでも投げられるようにしておく。
ジッと茂みを見ていると微かに風で揺れている動きじゃない動きを茂みがしているように見える。
俺は確実に投げた木の枝が目標の茂みに命中する距離まで進んでいく。
俺が茂みとの距離が短くなるのに合わせるように茂みが少し動き始めていた。
ここだ。
そう判断した時に俺は手に持っていた木の枝を揺れ動いていた茂みに向けて投げ入れる。
『キャタピラーの群れが現れた!』
『キャタピラーの群れは驚いている!!』
案の定、俺の予想した通りにキャタピラーがそれも2匹も茂みに隠れており、キャタピラーの群れは俺が投げた木の枝に驚いて茂みから飛び出てきた。
キャタピラーの群れは驚いているからすぐに行動することは出来ないだろう。そう行動の順番が俺に回って来たことで選択肢が現れた俺は攻撃を選ぶことにした。
鞘から剣を引き抜きながらキャタピラーの群れに向かって駆け出した俺は1番距離の近いキャタピラーに向けて剣を振るった。
『キャタピラーBに29のダメージを与えた。』
『キャタピラーBは倒れた。』
攻撃して倒したのはキャタピラーBだった。
これで残りはキャタピラーAだけ。
俺に再び行動の順番が回って来ているのはキャタピラーAが未だに驚いて怯んでいるからなのだろう。
俺はここでキャタピラーAを倒して戦闘を終わらせることにする為に、俺が選んだのは攻撃だった。
キャタピラーAとの距離は数歩もないくらいには近いからと、俺はキャタピラーBに剣を振るった体勢のままにキャタピラーAとの距離を詰めて剣を振るう。
『キャタピラーAに28のダメージを与えた。』
『キャタピラーAは倒れた。』
『キャタピラーの群れは魔石を2つ落とした。』
『キャタピラーの群れから6の経験値を得た。』




