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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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43/59

43話

 採取ポイントを発見したは良いけど採取ポイントの周りには茂みが幾つかある。あの茂みにキャタピラーが隠れていてもおかしくはない。


 茂みからキャタピラーが現れて奇襲を行なって来ても良いように警戒しながら進むが、俺の感覚では茂みにはキャタピラーは居ないんじゃないかと感じている。


 実際に俺の感覚の通りに採取ポイントの前まで移動したが茂みからキャタピラーが現れることはなかった。


 とりあえず安心するけどまだ採取ポイントで採取を終えてこの場を立ち去るまでは警戒しておこう。


 そんな風に思いながら俺は採取ポイントに手を伸ばした。


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が採取できました。』


 今回の採取ポイントから手に入ったのは薬草だった。


 出来れば数を多く持っていない毒草の方が良かったと思いながらふくろの中に薬草を収納して先を進む。


 採取ポイントの周りの茂みにはキャタピラーは現れなかったな。と思いながら進んでいると怪しい茂みが進行方向に発見する。


 茂みが揺れて動いている訳じゃないけど感覚があそこにキャタピラーが居るぞと告げているように感じた。


 手持ちに茂みに向かって投げられる物がないからこそ、何か投擲するのに良い物がないかを地面に視線を向けるが何もない。


 小石すらないのかと思いながら俺は周囲の木の枝を切れないかと剣を振るってみた。


 「硬いな。でも切れなくはない。」


 何回か剣を振るうことで木から程良い大きさの枝を切り落とした。まだ枝葉がそこそこ枝に生えているが投げるのには十分なサイズだろう。


 俺は怪しいと感じた茂みに向かって枝を投擲した。


 茂みに投擲された枝は茂みに直撃すると茂みからキャタピラーが現れた。


 『キャタピラーが現れた!』

 『キャタピラーは驚いている!!』


 茂みから飛び出てきたキャタピラーは慌てふためいている様子を見せており、そこで時間が止まった行動の選択肢が現れる。


 今のキャタピラーの様子を見る限りすぐにはキャタピラーも行動することが出来ないだろう。


 それなら攻撃を選んでキャタピラーを倒してしまうのがいいだろう。今ならキャタピラーが何かしらの行動を取ることはないと思うし。


 俺は攻撃を選択して動けるようになった身体でキャタピラーに向かって駆け寄ると剣を振り下ろした。


 『キャタピラーに27のダメージを与えた。』

 『キャタピラーは倒れた。』

 『キャタピラーは魔石を落とした。』

 『キャタピラーから3の経験値を得た。』


 キャタピラーを一刀両断して倒した俺はキャタピラーを倒した場所に落ちているドロップアイテムの魔石を回収して進む前に。


 「結構使えるから回収しておこう。」


 茂みに投げ込んだ枝を回収してふくろの中に収納して今度こそ先に進む。


 そうして進んで行った先にキャタピラーを発見することになった。まだ茂みに隠れていたキャタピラーを倒してから2分も経っていないうちに。


 『キャタピラーの群れが現れた!』


 見渡す限り今回のキャタピラーたちは茂みに隠れているキャタピラーは居ないだろう。だって周囲に茂みは見当たらないから。


 それなら遭遇したキャタピラー3匹が今回の戦う相手ということになる。


 とりあえずここで選ぶのは回避を選ぶことだろう。回避を選べば次に攻撃を受ける以外で俺が行動するまで回避することに補正がかかるからだ。


 キャタピラー3匹からの攻撃を回避して次に行動の順番が俺に回って来た時がキャタピラーを倒すチャンスになる。


 俺は回避を選んで動けるようになるとキャタピラーたちとの距離を詰めて行った。


 そうしてキャタピラーたちとの距離を縮めていくとキャタピラーたちが攻撃を仕掛けてくる。


 『キャタピラーCが攻撃を仕掛けてきた。』


 まず攻撃を仕掛けてきたのはキャタピラーCだった。


 どのキャタピラーがキャタピラーCなのかをキャタピラーたちの様子を見て確認する。

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