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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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4話

 翌日になり、俺は家から1番近い初心者用のダンジョンに来ていた。


 「おし!スライムしか出て来ないらしいけど油断せずに行こう。」


 ダンジョンに入る前から装備を身に纏ってダンジョンの中に入った。


 ダンジョンに入ると視界に『Fランク:スライム洞窟』と見えた。


 えっ?と思う暇もなくチュートリアルが開始する。


 『ダンジョンはモンスターが生息している場所です。遭遇したモンスターを倒してみましょう。』


 「スライムを探すか。」


 色々と言いたい事もあるけど、このダンジョンに現れるモンスターは1種類だけ、弱いスライムしか現れないからこそ初心者向けとしてこのダンジョンは破壊されていない。


 洞窟内を歩いて進む。


 靴音が聞こえる中で俺自身が出している靴音とは違う音が聞こえた。


 「ここ先にスライムがいる。」


 鉄の剣を鞘から抜いていつでも振るえる様にしながら先に進むと、薄暗い洞窟の先にスライムを発見した。


 『スライムが現れた!』


 水饅頭型の水色をしたスライムを見つけたと思った瞬間に文章が現れ、またチュートリアルだ。


 しかも目の前のスライムの動きが凍った様に止まっている。


 何が起きたんだと思う暇もなくチュートリアルが始まった。


 『モンスターとの戦闘です。モンスターと戦ってみましょう。まずは攻撃を選んでください。』


攻撃

防御

回避

特技

魔法

逃走


 6つの行動から選ぶ様だが、攻撃しか今のところは選べないので、チュートリアルの指示通りに攻撃を選ぶことにした。


 攻撃を選択した瞬間に身体が動く様になり、俺が動けるのと同じ様にスライムも動き出した。


 そして俺はスライムに向かって駆け出した。


 スライムに攻撃するにはどうすれば良いのか何故か理解出来ている、と言う謎の現象に疑問が湧いてくるが、今はそんな事を気にしている場合じゃない。


 「はぁああ!!!」


 剣がスライムに命中し、スライムは真っ二つになった。


 『スライムに11のダメージを与えた。』

 『スライムは倒れた。』

 『スライムは魔石を落とした。』

 『スライムから3の経験値を得た。』


 え、一撃で?と思いながらチュートリアルの音声が聞こえた。


 『戦闘のチュートリアルが終わりました。これでチュートリアルは全て終了です。お疲れ様でした。』


 それからチュートリアルの音声は聞こえなくなった。


 「これで終わった?」


 どうやら本当にチュートリアルは終わった様だ。


 なんだかなぁ?と思いながらもスライムが落とした魔石をふくろに回収してから、ダンジョンの探索を進めることにした。


 洞窟内を進んでいるとまたスライムを発見する。


 『スライムが現れた!』


 スライムなら一撃で倒せることは分かっている。


 攻撃を選択した。


 身体が動く様になりスライムに向かって突き進む。そして剣をスライムに振り下ろした。


 『スライムに10のダメージを与えた。』

 『スライムは倒れた。』

 『スライムは魔石を落とした。』

 『スライムから3の経験値を得た。』

 『レベルアップ!レベルが上がりました。能力値が上がります。ステータスポイントを1獲得しました。』


 「あ、今のでレベルが上がった。確認してみるか。」


ステータス

レベル2

HP25

MP15

筋力5

耐久6

魔力7

敏捷5

器用7

感覚7

ステータスポイント1


 HPとMPは5上昇、他の能力値は1上昇しているのが確認できた。他にステータスポイントという物があった。


 どうやらこのステータスポイントを使うことでステータスの能力値を上げられる様だ。


 ダメージをより多く与えられる様に筋力を上げることにした。


ステータス

レベル2

HP25

MP15

筋力6

耐久6

魔力7

敏捷5

器用7

感覚7

ステータスポイント0


 今後は一点にステータスポイントを使わずに能力値は揃えていこうと思う。レベルが上がれば全ての能力値が上がる様だが、1つの能力だけを育てるのは危険な気がするから。

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