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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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31/32

31話

 「ボス部屋だ。」


 通路の先に見つけた金属の大扉を見た俺はようやくこのダンジョンの主であるボスモンスターの扉の前までやって来れた。


 この大扉を開けた先にボスモンスターが居る。確かこのスライムのダンジョンのボスモンスターはスライムリーダーだったはずだ。


 ボスモンスターと戦う前に準備を行なっていくことにした。


 まずはHPを確認した結果、HPがこれまでのスライムとの戦いで微妙に減っていることから薬草で回復しておくことにした。


 『薬草を使った。』

 『HPが17回復した。』


 これでHPは全快して準備万端だ。いつでもボスモンスターと戦うことになっても問題はなくなった。


 武器も盾もいつでも使用できることも確認して俺はいよいよボスモンスターが待っているボス部屋の中に入ることにした。


 ボス部屋に入る為に金属製の大扉を押して中に入って行けば、ボス部屋の中には既にボスモンスターのスライムリーダーと取り巻きのスライム5匹が待っていた。


 『ダンジョンの主のボスモンスターが現れた!!!』


 ボス部屋の中に入ってすぐに俺がボス部屋の中に入った瞬間に大扉は音を立てて自動的に閉まった。


 そしていよいよボス戦が始まった。


 既に時間が止まって俺の行動の順番になっており、俺はどのスライムたちから戦うかを考える。


 流石にボスモンスターであるスライムリーダーがスライムたちと同じで一撃で倒せるモンスターだとはボスモンスターなのだしスライムのように一撃だとは思えない。


 そうなるとまずは取り巻きのスライムたちから倒して行って最後にスライムリーダーと戦うのが良いのではないだろうか。


 その事から俺はスライムたちの中から狙うスライムを考えていくことにした。


 スライムやスライムリーダーの位置関係を考えてどのスライムを攻撃するのかを決めた俺は攻撃する行動を選択して時間は動き出した。


 動き出した時間の中で俺は全力で駆け出して狙っている右端のスライムに向かって剣をいつでも振るえる準備を行なっていく。


 そうしてスライムに駆け寄って接近した俺は狙いのスライムに向かって剣を振るって攻撃を行なった。


 『スライムAに29のダメージを与えた。』

 『スライムAは倒れた。』


 狙いのスライムであるスライムAを一撃で両断した俺はすぐにスライムたちやスライムリーダーに向けて盾を構える。


 『スライムBが攻撃を仕掛けてきた。』


 予想通りにスライムリーダーたちの行動の順番だった。


 スライムAのすぐ近くのスライムBが俺に攻撃を行なって来ようとするのが時間の止まった中で確認できる。


 俺は今のスライムリーダーたちの位置どりを確認してどのような選択をするのかを決める。


 スライムリーダーから攻撃を受けるまでは防御を選択するべきだと俺は判断して防御を行なうことにした。


 『防御成功。』

 『スライムBから1のダメージを受けた。』


 しっかりと盾でスライムBからの体当たりの攻撃を受け止めて、俺は盾で受け止めたスライムBを右の方に向けて弾いて飛ばした。


 これで当分はスライムBは俺に攻撃するような行動は取れなくなっただろう、そう判断した俺は次はスライムCが攻撃して来るだろうと思っていたが違かった。


 『スライムリーダーが攻撃を仕掛けてきた。』


 攻撃を行なって来たのはスライムCではなくスライムリーダーだった。


 俺はそれに時間が止まった中で驚いたがそれでも今なら簡単にスライムリーダーからの攻撃でも防御できると判断して防御を行なうことを選択する。


 『防御成功。』

 『スライムリーダーから1のダメージを受けた。』


 「よし防御できた!」


 防御を行なった時にスライムからの攻撃でも衝撃が盾を通じて響いていたが、スライムリーダーの攻撃だとスライムよりも強い衝撃が盾を伝ってきた。


 それでも防御して受けたスライムリーダーからのダメージはスライムと変わらずに1ダメージのようだ。


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