28話
ピョコンピョコンと跳ねて移動するスライムたちを確認した俺はすぐにでもスライムたちに攻撃できる様に今のうちに呼吸を整えておく。
スライム3匹はすぐ近くで行動しているから俺がスライムに攻撃を行なってすぐに残りのスライムたちから攻撃を受けるだろう。
攻撃してすぐに盾を構えられる様にと意識を持ってスライムに駆け寄って剣を振るう準備を行なっていく。
「あと少し……あと少し、ここだ!」
俺はスライムへの攻撃行動を開始した。
『スライムNに27のダメージを与えた。』
『スライムNは倒れた。』
そうしてスライムNを倒し終わった瞬間に次はスライムたちによる攻撃の順番になってしまう。
『スライムOが攻撃を仕掛けてきた。』
『防御成功。』
『スライムOから1のダメージを受けた。』
スライムNに攻撃してすぐに盾を構えてスライムたちからの攻撃を防ぐと意識していたのも功を奏した。
しっかりとスライムOからの攻撃を盾で防いだ俺は次のスライムからの攻撃に備える。
『スライムPが攻撃を仕掛けてきた。』
『防御成功。』
『スライムPから1のダメージを受けた。』
盾から衝撃が来るがしっかりとスライムPからの体当たりを盾で受け止めてスライムPからの攻撃を防御した。
次は俺の行動の順番が回ってきたから攻撃で狙うのはスライムOだ。
『スライムOに28のダメージを与えた。』
『スライムOは倒れた。』
これで残りはスライムPだけになる。
このスライムPも体当たりを防いだ際になるべく遠くへと弾いて飛ばしたからすぐに行動出来ていない。
俺の行動の順番になっている様だから俺はスライムPを倒す為に走り出した。
駆け寄ったことで攻撃体勢に入ろうとしているスライムPを俺は剣を振るって両断してしまう。
『スライムPに27のダメージを与えた。』
『スライムPは倒れた。』
『スライムの群れはスライムゼリーと魔石を3つ落とした。』
『スライムの群れから9の経験値を得た。』
「ふぅー倒したぁー。」
少し連続での戦闘で疲れを感じながらも俺は倒したスライムたちがドロップした魔石とスライムゼリーを回収してふくろの中に入れてから通路を確認した。
「もう来ないのか?」
モンスターハウスだった中部屋にいたスライムはもう通路を移動している姿は見受けられない。
「行ってみるか。もうだいぶスライムも倒したし、スライムが居たとしてもそこまで居ないだろうしな。」
俺はモンスターハウスがどうなっているのかを確認する為にモンスターハウスの中部屋を確認することにした。
通路の先からいつスライムを見つけてもすぐに行動を起こせるようにしながら進んだ先に中部屋が見えてきた。
「スライムは居ないな……中に入ってみるか。」
中部屋の中にスライムの姿が見られないことを確認した俺は中部屋の中に入って行くことにした。
モンスターハウスだった中部屋にはスライム1匹も居ないが、けど中部屋に入って見つけたのは宝箱だった。
「こんなのなかったはずなんだけどな。もしかしてモンスターハウスのモンスターを倒すのが宝箱が現れる条件なのか?」
考えても分からないからとりあえず宝箱の元まで移動した。
『宝箱を発見した。』
『罠が仕掛けられているかもしれない。』
『調べますか?』
「調べないで罠にかかるなんてしたくないから、ここは調べる一択。」
『宝箱を調べた。』
『罠は仕掛けられていないみたいだ。』
「ふぅ、罠がなくてよかった。」
俺は宝箱を罠が仕掛けられていないことを確認したから宝箱の蓋を開いて宝箱の中身を確認した。
「あ、槍だ。」
宝箱の中に入っていたのは鉄製の槍が入っていた。よく宝箱に入っていたものだ。
宝箱よりも明らかに長い槍を宝箱から引き抜く様にして回収するととりあえず槍をふくろの中に収納することにした。




