25話
中部屋が見える範囲で立ち止まって俺はモンスターハウスだろう中部屋の中に入るかどうか悩む。
モンスターハウスのスライムが相手でもスライムはスライムだから一撃で倒すことが出来るだろう。
でも、四方八方からスライムに攻撃を行なわれれば回避も防御も反撃だって間に合わなくなるはずだ。
それから俺は考えて作戦を決めて、結局はモンスターハウスの中部屋の中に入ることにした。
作戦としてはこうだ。
まずモンスターハウスの中に入った俺はすぐにモンスターハウスに繋がる通路に戻って通路の入り口から少し離れた場所でスライムの群れを相手にする。
通路の大きさ的に小型モンスターのスライムで大人数での戦闘はかなり難しいだろうから、俺は通路で5、6匹のスライムを相手にし続けてモンスターハウスのスライムたちを全滅させれば倒し切れるはずだ。
とりあえず作戦を決めた俺はモンスターハウスだろう中部屋の中に入った。
『スライムの群れが現れた!』
モンスターハウスの中部屋の中に入ったと同時に一斉に俺に向かって顔?を向けるスライムたちにゾワっとした感覚を覚えたが俺はすぐに逃走を選択して通路の中に戻って行った。
俺は背中を向けて逃走する。
そんな俺に向かってスライムたちも一斉に通路に向かって動き出すのが耳で聞こえた。
「ここら辺で大丈夫なはず!」
中部屋のモンスターハウスからの逃走をやめて通路の途中で立ち止まった俺は剣と盾を構えながらスライムたちが向かってくるのを待ち構える。
待ち構えていると中部屋のあった方向の通路の先に先頭のスライムの姿が見える様になってきた頃に行動の順番が俺の番に回ってくる。
俺は攻撃を選択するがスライムにすぐに向かって駆け寄らずにスライムの攻撃範囲に入るまで待つことにした。
「ここだ!」
そうして待ったことでスライムが体当たりを行なってくるだろう範囲に入った瞬間に俺は前に出てスライムに攻撃を行なった。
『スライムAに26のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
これでまずスライム1匹。
先頭だったスライムAと次のスライムとの距離はそこそこ遠く、また俺の行動の順番になっている。
俺は攻撃を選択していつでも動けるように待機して待つことにした。
そうして待ってスライムが攻撃を行なえる攻撃範囲に入った瞬間に攻撃を仕掛ける準備を行なっておく。
「3、2、1、いま!」
タイミングを測りながら俺はスライムが攻撃を行なえる範囲に入ったと判断した瞬間にすぐに剣を振るいながらスライムに接近して剣を振るった。
『スライムBに25のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
今さっき両断したスライムはスライムBだったようだ。
ここから順番に向かってくるスライムたちを迎撃する為にも少しだけ後ろに下がってからスライムたちを待ち続ける。
「次は2匹が近い。」
次にこちらに向かって来ているスライムはほとんど距離の変わらないスライム2匹が俺の相手だ。
行動順は俺の番に回っている今ならまず1匹を倒して、次に攻撃して来るだろうスライムからの攻撃を防御してから次に回った行動順で残ったスライムを倒すのが良さそうだ。
俺はスライムたちが近寄ってくるのを待ってタイミングを測りながら攻撃を仕掛けることにした。
剣をいつでも振るえるようにしながらスライムたちが攻撃を行なえる攻撃範囲に入った瞬間に攻撃を行なう為にスライムたちに接近すると同時に剣を振るった。
『スライムDに26のダメージを与えた。』
『スライムDは倒れた。』
『スライムCが攻撃を仕掛けてきた。』
俺はスライムDを倒した。
それと同時にスライムCからの攻撃を仕掛けられてしまった。
でもこれは俺が予想していたことだ。すぐにでも盾をスライムCに向けられるようにしていたからいつでも防御するのは間に合う。




