23話
そのまま通路を進んで行くと小部屋を発見する。小部屋の中には見える範囲にスライムの姿はなかった。
「とりあえず入ろう。」
盾を構えてスライムからの奇襲に警戒しながら俺は小部屋の中に入った。
小部屋の中に入ってすぐに通路からは死角になっている場所に潜んでいたスライムからの奇襲を受けることになった。
『スライムが現れた!』
『だが奇襲を受けてしまう!!』
幸いなことに奇襲を行なってきたスライムの隠れていた方向は盾を持っている左側だったこともあって防御することは問題なく出来るだろう。
俺は防御を選択して落ち着いて奇襲を仕掛けて来たスライムの方向に向けて盾を構えて防御を行なった。
『防御成功。』
『スライムから1のダメージを受けた。』
しっかりと盾でスライムの体当たりを受け止めて防御したから少ないダメージだけで済んだ。
俺はスライムを地面に向けて弾く様にして盾から振り下ろすと、そこからすぐに俺は剣を使って攻撃を行なう準備を行なう。
俺の行動の番がきた。
すぐに俺は攻撃を選んでそれほど離れていないスライムに向けて剣を振るった。
『スライムに27のダメージを与えた。』
『スライムは倒れた。』
『スライムは魔石を落とした。』
『スライムから3の経験値を得た。』
両断されたスライムは魔石へと姿を変えるのを確認して、俺は魔石を拾ってふくろの中に収納すると小部屋の探索を行なっていく。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
小部屋には2ヶ所採取ポイントがあって採取すれば薬草が手に入った。残念だけど2つ手に入る採取ポイントではなかった様だ。
で、この小部屋の通路は俺が入ってきた通路ともう一つの通路だけ。
俺はまだ探索したことのない通路を進むことにした。
そうして通路を進んでいると曲がり道があって曲がることになる。
「奇襲に警戒しないとな。」
『スライムの群れが現れた!』
『だが奇襲を受けてしまう!!』
通路の曲がり道の角を警戒する為に角から離れて曲がり道を確認した時にスライムの群れからの奇襲を受けることになる。
時の止まった中で安堵のため息を心の中で吐きながら奇襲を仕掛けてきたスライムの群れの様子を確かめた。
奇襲を仕掛けてきたのはスライム1匹だけの様で、奇襲を行なったスライムの後ろにスライムがいるのが確認できた。
今回のスライムの群れは2匹の様だ。
とりあえずスライムの奇襲に対処しよう。
俺と奇襲を行なったスライムとの距離はそれなりにあり、これくらいの距離なら反撃でスライムを返り打ちにすることも可能だろう。
『反撃成功。』
『スライムBに26のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
既に引き抜いていた剣で体当たりを行なって来ているスライムBを切り裂き両断した。
奇襲を行なったスライムBを返り打ちにした俺はまだ残っているスライムAだろうスライムに盾を構えていつでも行動できる様にして置いた。
「次は俺の番みたいだな。」
今回はスライムの順番ではなく俺の行動の順番の様だ。
俺はスライムAだろうスライムに向けて攻撃を仕掛けることにした。
『スライムAに25のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
『スライムの群れは魔石を2つ落とした。』
『スライムの群れから6の経験値を得た。』
スライムの群れに勝利した俺は魔石を回収して先を進む。
そうして通路を進んだ先には見覚えのある中部屋にたどり着いてしまった。
どうやら2つの通路は繋がっていた様だ。
なら残りの3つの通路のどれかが正解のルートに繋がっているのだろう。
とりあえず適当に選んだ通路の先を探索することにすると決めた俺は通路の1つに向かって歩き出した。




