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スキルが【RPG】だった。  作者: 甲羅に籠る亀


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21話

 5匹のスライムの群れに勝利した俺は小部屋の中を魔石を拾いながら見回していく。


 「採取ポイントが3つもあったよ。」


 小部屋を見回した後にきちんと探索した結果見つかったのは採取ポイントが3つだった


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が採取できました。』


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が採取できました。』


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が2つ採取できました。』


 3カ所の採取ポイントから薬草を採取して最後の採取ポイントで薬草を採取した時にいつもよりも多く薬草が手に入った。


 3階層からは採取ポイントで手にはいる薬草の数が増えるのか、それともただ単に俺の運が悪くてこれまでの採取ポイントで手に入らなかっただけなのかは分からないがとりあえず手に入れた薬草をふくろの中へ。


 「それじゃあ、あっちの通路を進もうかな。」


 薬草をふくろの中に収納した俺は小部屋にある通路の片方の通路に進むことにした。


 進むこと1分も経たない位置にまた採取ポイントが通路の壁際にあった。


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が採取できました。』


 ここでも手に入った薬草をふくろの中に収納して先を進む。


 「あぁ、前にあった人が先に開けたんだな。」


 通路を進んだ先には行き止まりだったのだが、その行き止まりのところには宝箱が置かれていた。


 でもその宝箱は既に開けられた状態で置かれており、宝箱の中を一応覗いて見たけれど宝箱の中には何も入ってはいなかった。


 その事を残念に思いながらも俺は元来た通路を戻って小部屋に向かう。


 ここまで一本道だった事もあって何事もなく小部屋に到着した俺はそのまま小部屋にあるまだ探索していない通路を進んで行く。


 「あ、まただ。」


 通路を進んでいると、通路の壁際にまた採取ポイントがあった。また薬草が手に入るなと思いながら採取ポイントで採取する。


 『手を使って採取しました。』

 『薬草が採取できました。』


 やっぱりここでも薬草が手に入った俺はふくろに収納しながら通路を進んで行った。


 そうして進んだ先には小部屋よりも大きな部屋、中部屋にこのまま進めば入ることになるだろう。


 中部屋にはスライムが5匹いるのが通路から見て分かる。中部屋の中に入ればもっといるかもしれない。


 『スライムの群れが現れた!』


 警戒して中部屋の中に入った俺はすぐに周りを見た限りではスライムは5匹だけだった。


 そしてスライムの数を確認し終わったタイミングで俺は選択肢を選ぶことになる。


 とりあえずはスライムの数を1匹でも減らしておきたい。


 でも今度のスライムの群れは一塊で少し距離が離れているだけで密集しているようなものだ。


 このまま攻撃を仕掛けても次々にスライムたちに攻撃をした後にスライムたちから攻撃を仕掛けられると思う。


 それでもやっぱりスライムの数を減らすのが優先だろうと思うから攻撃を選択する。


 『スライムCに23のダメージを与えた。』

 『スライムCは倒れた。』


 スライムたちのいる場所はと駆け寄って近くの1匹に攻撃を仕掛けてスライムを両断してスライムCを倒す。


 これでまず1匹のスライムを倒した。


 スライムたちの行動の順番になる前に後方へと跳んで下がると盾を構える。


 時が止まった。


 次はスライム側の行動の番になった様だ。


 『スライムDが攻撃を仕掛けてきた。』


 俺の予想ではここからスライムたちによる攻撃の連続が来るのではないかと思う。俺とスライムたちの距離感を考えて。


 ここからはスライムたちからの攻撃を防御して隙と俺の行動の順番が来るのを待つことにした。


 『防御成功。』

 『スライムDから1のダメージを受けた。』


 スライムDからの攻撃を構えていた盾を動かして受け止めて防ぐと、スライムDを少しでも遠くへと向けて弾いた。

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