2話
スキル【RPG】を使うと意識した。
『チュートリアルを開始しますか?』
と頭の中に聞こえた。
「え、なんだ……いまの?」
唖然とした。スキルを使う時にこんな風に声が聞こえるなんて話を聞いたことがない。
これが特殊スキルなのかと思いながらもチュートリアルを始めようと思った。
「チュートリアルを始める。」
『チュートリアルを開始します。まずはメニューの確認からしましょう。メニューと声に出すか、メニューを使用すると思考してください。』
なんだろうな?と思いながらもとりあえずメニューを使うと思考してみた。
ステータス
特技
魔法
装備
ふくろ
視界にメニューの内容だろう物が現れた。
『それではステータスを指で触れる。または開くと思考してください。』
今度は声に促される様にステータスを指で触れる。
ステータス
レベル1
HP20
MP10
筋力4
耐久5
魔力6
敏捷4
器用6
感覚7
『これが今の貴方のステータスです。ステータスの内容を説明します。』
そこから声によるステータスの説明が始まった。
『レベルは貴方のレベルです。モンスターを倒して経験値を得ることで上がります。』
ここはゲームのRPGと同じ様な物の様だ。
『HP。貴方のライフポイントです。HPがなくなるまで貴方は怪我や病気になりません。』
ライフポイント。なるほどHPがあればモンスターからの攻撃を受けても怪我をしないらしい。それに病気にもならなくなるのはありがたい。
『MP。貴方のマインドポイントです。MPは特技や魔法を使用する際に消費されます。』
メニューの表示にもあった特技や魔法に使える様だ。特技や魔法でどんな事が出来るのか気になってくる。
『筋力。力に関する物です。数値が高いほどに、物理ダメージの威力、重たい物を持てます。』
モンスターと戦うのに役立つな。重い物が持てるのもいい。ダンジョンでの遭難をするといけないから、保険として1日分は水と食料を持っていくのがベストらしいからな。
『耐久。体の耐久力に関する物です。耐久の数値の分だけ受けるダメージが減ります。』
モンスターからの攻撃でダメージが減るのはいいな。HPがあればその分だけダンジョンで活動が出来るし。
『魔力。魔法に関する物です。魔法の効果が数値が高いほど上昇します。』
この数値が高ければ、「最上級魔法ではない。これは下級魔法だ。」なんてセリフを言えるんじゃないか?
『敏捷。反射速度、移動速度、思考速度に関する物です。数値の分だけ早く思考し、早く動け、早く進めます。』
戦いに重要そうだし、ダンジョンでの移動にも関係するんだな、敏捷。
『器用。身体の操作に関する物です。数値の分だけ器用になれます。』
不器用でもこの器用の数値が高ければ器用になれるんじゃないか?俺もそこまで器用じゃないからこれもありがたい。
『感覚。五感、六感に関する物です。数値の分だけ感覚に優れます。』
視覚とか嗅覚の五感だけじゃなくて五感では分からない様な第六感も分かる様になるのか?
『ステータスの説明が終わりました。メニューに戻る、またはメニューを開くと思考してください。』
ステータス
特技
魔法
装備
ふくろ
言われた通りにメニューに戻ると思考したらメニューが開いた。
『特技、魔法の説明をします。MPを消費する事で発動する特殊な力です。条件を達成すると使える様になります。』
と言う事はまだ条件が達成されていないから特技も魔法も使えないってことか。
『装備を触れる、または装備を開くと思考してください。』
頭【】
胴【】
腰【】
腕【】
足【】
右手【】
左手【】
アクセサリー【】【】【】
『装備は頭、胴、腰、手、足、右手、左手の7つとアクセサリーの3つの装備枠に装備を出来ます。装備枠で装備したアイテムは身に付けたいと思えば即座に装備が可能になります。』
それはすごい。すぐに装備が出来るのならスタンピードに巻き込まれてもその場ですぐに戦える様になる。




