16話
『スライムBが攻撃を仕掛けてきた。』
とりあえずこのスライムBさえ倒して終えば終わりだ。
スライムBと俺との距離は近いがそこそこ離れてもいるくらいの距離。
このくらい離れているのなら反撃で回避しながら攻撃が出来るはず。
ここは反撃を選ぶことにした。
『反撃成功。』
『スライムBに21のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
『スライムの群れはスライムゼリーと魔石を4つ落とした。』
『スライムの群れから12の経験値を得た。』
「4匹でもなんとかなったな。」
初めてのスライム4匹との戦いにも俺は勝利した。しっかりと選択を選べていたから苦戦というほど苦戦はしなかったな。
スライムたちを倒してドロップしたスライムゼリーと魔石をふくろに収納した俺は改めて小部屋の中を確認していった。
そうして確認した小部屋の中には採取ポイントが2ヶ所あった。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
2ヶ所ともやっぱり薬草だった。
手に入れた薬草をふくろの中に収納して小部屋から繋がる通路のどちらに向かおうか考える。
小部屋に繋がる通路は3つ。
入って来た通路を除けば2つになるが、そのどちらの通路を進もうかを考えた。
「こっちにしよう。」
直感で選んだ方に進むことにした。
通路を進んで行くと、前方の方からスライムが2匹こちらに向かって移動しているのが見えた。
『スライムの群れが現れた!』
こういう時に遠距離攻撃があれば攻撃をすぐに仕掛けられるのに、と思いながら俺は攻撃を選択してスライムに向かって駆け出した。
動き出した時の中で駆け出した俺はスライムたちとの距離を詰めながら一番近くのスライムに剣を振るった。
『スライムAに20のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
『スライムBが攻撃を仕掛けてきた。』
今度はスライムBの番。
もう既に俺がスライムAを攻撃した時にはスライムBは攻撃体勢に入っていた。
このまま反撃でも回避でもどちらを選択してもスライムBからの攻撃はどうしようも出来ないと思う。
俺は防御を選ぶことにした。
すぐにスライムBの方向へと盾を構えるスライムBからの攻撃を防げる様に。
『防御成功。』
『スライムBから1のダメージを受けた。』
なんとかスライムBからの攻撃を盾で受け止めることに成功した。
ちょっとギリギリだったが間に合ってよかった。
次は俺の番だ。
盾で弾かれてすぐ近くの地面にいるスライムBに向かって剣を振るった。
『スライムBに19のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
『スライムの群れは魔石を2つ落とした。』
『スライムの群れから6の経験値を得た。』
『レベルアップ!レベルが上がりました。能力値が上がります。ステータスポイントを1獲得しました。』
「おっ、レベルが上がった!」
ステータスを確認する前に魔石をふくろに回収してから周囲を確認。その後にステータスを確認した。
ステータス
レベル5
HP40
MP30
筋力10
耐久9
魔力10
敏捷9
器用10
感覚10
ステータスポイント1
ステータスがしっかりとレベルアップと共に上昇しているのを確認した俺はステータスポイントを耐久に使うことにした。
ステータス
レベル5
HP40
MP30
筋力10
耐久10
魔力10
敏捷9
器用10
感覚10
ステータスポイント0
これであと1レベル上がれば綺麗にステータスの能力値が揃う。
ステータスの確認も終えて通路の先に進んで行くと、どうやら通路の先が見えて小部屋を発見する。
今度の小部屋の中は通路から見た限りではスライムが居るのは確認出来ない。
とにかく小部屋の中に入ってみようと思った時に違和感を感じた。
盾をいつでも構えられる様にしてから小部屋の中に入ることにした。
『スライムが現れた!』
『だが奇襲を受けてしまう!!』
嫌な予感の通りに盾を構えて置いて良かった。
反撃、防御、回避を選べる状態で俺は防御することを選んだ。




