15話
小部屋の中にスライムからの奇襲を警戒しながら入った。周囲を見回してもスライムの姿は1匹も居ない。
「ここも行き止まりみたいだし。何かないかを探してから戻ろう。」
小部屋を探していくのだが、この小部屋の中には採取ポイントも1つもない。
「採取ポイントもないし、もしかして隠し部屋があるのか?」
もっと詳しく隠し部屋がないかを探していくことにした。
小部屋の壁を探すのはもちろんだが床にも何かしらの痕跡があるかもしれないと探していく。
でも探しても探しても隠し部屋に繋がる様な物を発見することは出来なかった。
「こりゃないな。」
もう隠し部屋に繋がる様な何かしらの物はこの小部屋にはないだろうと見切りを付けて十字路の場所まで戻ることにした。
十字路まであと少しと言うところでスライムが通路に立ち塞がっているのが発見される。
『スライムが現れた!』
『スライムに20のダメージを与えた。』
『スライムは倒れた。』
『スライムは魔石を落とした。』
『スライムから3の経験値を得た。』
スライム発見と同時に現れた選択肢の攻撃を選択して剣をスライムに振るって倒した。
剣の性能もあってスライムは雑魚モンスターだ。
このまま十字路まで到着した俺は最後の探索していない通路を進んで行くことにした。
「あ、採取ポイント。」
通路を進んでいる採取ポイントを発見した。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
早速採取ポイントから採取を行なって薬草を手に入れると、俺はいつもの様に薬草をふくろの中に仕舞う。
このまま何事もなく通路を進んでいると小部屋が見えて来た。
その小部屋にはスライムが居るのが見える。しかも小部屋のスライムの数はこれまでで一番多くの4匹だ。
4匹のスライムとの戦闘がどんな風になるのかと思いながらも俺は小部屋の中に入った。
『スライムの群れが現れた!』
先手はこちらが取れた。
まずはスライムの数を減らす。
その為にも攻撃を選択して一番近くのスライムへと距離を詰めて剣を振るった。
『スライムAに19のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
残りのスライムは3匹。
でもここからはスライムに攻撃の順番が回って来てしまう。
『スライムCが攻撃を仕掛けてきた。』
最初に攻撃を仕掛けてきたスライムCからの攻撃を俺は防御を選ぶことにした。
これまでの経験では防御を選んだ方が俺に攻撃の順番が早く回ってくるからだ。
『防御成功。』
『スライムCから1のダメージを受けた。』
盾でスライムCからの体当たりを防いで防御に成功した。
次は俺の番が来るかと思ったがまだスライムの攻撃の番だ。
『スライムBが攻撃を仕掛けてきた。』
ここでも防御を選ぶことにした。
『防御成功。』
『スライムBから1のダメージを受けた。』
スライムBの体当たりを盾で受け止めて防御に成功する。
今度こそ俺の番が来ただろう。そう思ったのだが、まだスライムの番だ。
『スライムDが攻撃を仕掛けてきた。』
スライムAを倒した時の他のスライムたちとの距離を考えればこんな風になってもおかしくはなかった。
先ほどまでの攻防を考えて今のスライムBとスライムCはすぐに攻撃を行なっては来ないだろう。
俺はここで反撃を選ぶことにした。
『反撃成功。』
『スライムDに20のダメージを与えた。』
『スライムDは倒れた。』
体当たりを仕掛けて来たスライムDの体当たりに当たらない様にしながら剣を振るってスライムDを切り裂いた。
これで残りはスライムBとスライムCの2匹だけ。
しかも次に攻撃の順番が回って来たのは俺の番だった。
『スライムCに19のダメージを与えた。』
『スライムCは倒れた。』
攻撃を選択した俺は一番近くのスライムを攻撃して一撃でスライムCを倒してしまう。
残りのスライムBもこのまま倒してしまいたかったが、残念ながらスライムBからの攻撃を仕掛けられてしまう。




