12話
分かれ道に戻った俺はもう1つの通路を進んでみた。
「行き止まりにスライム。」
『スライムが現れた!』
通路の行き止まりにスライムが1匹待ち構えていた。
とりあえずスライムをさっさと倒して通路を調べてみよう。もしかしたらまた隠し部屋があるかもだし。
『スライムに19のダメージを与えた。』
『スライムは倒れた。』
『スライムは魔石を落とした。』
『スライムから3の経験値を得た。』
近付いて剣を一閃。
それだけでスライムは一撃で倒れた。
俺はスライムからドロップした魔石をふくろに回収した後に行き止まりに何かないかを探してみた。
「うーん、採取ポイントだけみたいだな。」
どうやらこの通路の行き止まりには採取ポイントが3つあるだけで隠し部屋に繋がる仕掛けはなかった。
「採取を済ませて最初の分かれ道まで戻るとするか。」
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
3箇所の採取ポイントから薬草を採取して回収した薬草3つをふくろに収納すると2階層の最初分かれ道に向かって移動を開始した。
分かれ道に戻るまでの道中でスライムとの戦闘もなく最初の分かれ道まで戻れた俺はまだ行ったことのない通路を進む。
『スライムの群れが現れた!』
通路を進んだ先にスライムが2匹が居たので戦闘開始。
俺はスライムに攻撃を行なう。
『スライムBに20のダメージを与えた。』
『スライムBは倒れた。』
剣で切り裂いて倒したスライムはスライムBだった様だ。
スライムBを切り裂いて残ったスライムAを見ればスライムAは攻撃体勢に入っている。
『スライムAが攻撃を仕掛けてきた。』
反撃、防御、回避。
俺はスライムAと俺との距離なら反撃でダメージを受けることなくこのままスライムAを倒せると判断した。
『反撃成功。』
『スライムAに19のダメージを与えた。』
『スライムAは倒れた。』
『スライムの群れはスライムゼリーと魔石を2つ落とした。』
『スライムの群れから6の経験値を得た。』
その判断は正解だった。
スライムAを切り裂いて俺はスライムの群れに勝利した。
それにスライムゼリーもまた手に入った。
これまで結構なスライムを倒しているのに2つしかスライムゼリーは手に入っていないし、スライムゼリーはドロップ率も低いのかもしれない。俺の運が悪いなら別だけど。
スライムゼリーと魔石を回収して通路の先に進んで行く。
「あれ?居ないな。」
小部屋を見つけたのだが通路の先から見た限りでは小部屋の中にスライムが見当たらない。
まだスライムがリポップしていないだけだろうか?
盾を構えながら警戒して小部屋の中に俺は入った。
「居ない……みたいだな。」
どうやらまだスライムはリポップしていなかっただけの様だ。
小部屋を探索して見つけたのは採取ポイントだけ。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
薬草を採取ポイントから手に入れた俺はふくろに薬草を収納すると、2つしかない通路の内のまだ探索していない通路を進むことにした。
「あ、採取ポイント!」
通路の道中に採取ポイントを発見した。
『手を使って採取しました。』
『薬草が採取できました。』
採取ポイントからまたまた薬草を手に入れた俺は薬草をまたふくろに収納する。
採取ポイントから採取を行なってから少しして小部屋の前まで到着する。
この子部屋にもスライムの姿はない。
「ここもリポップしてないのか。」
一応の警戒を忘れずにしながら小部屋の中に入った。
スライムは居なかった様だ。
戦闘は始まらなかったので小部屋を探索するが、この小部屋には採取ポイントも隠し部屋の仕掛けもなかった。
小部屋に繋がっている通路はまだ行っていない通路が2つあり、そのどちらかに進むことにした。




