表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦え!!爆裂機装ドレッドノートクライシスV  作者: 爆裂機装ドレッドノートクライシスV
第三話 堅牢なる城壁!サハラ砂漠の魔人!
20/34

堅牢なる城壁!サハラ砂漠の魔人!~襲撃3~

 岩の巨腕はこちらに拳を向け襲い掛かってくる。ドレッドノートクライシスを何とか立ち上がらせた時にはすぐそこまで幾多もの拳が近づいてきていた。俺は左腕でコンテナに入っていたレーザーライフルを構え引き金を引きレーザーを連射する。しかし、そのレーザーをその腕はうまく躱し、軌道を変えながらドレッドノートクライシスを取り囲み退路を断たれる。だが圧倒的ピンチの状況にもかかわらず俺は非常に冷静だった。

 「わかる…!今ならクリスタルが輝く!」

 クリスタルの力を感じ強く念じると、ドレッドノートクライシスから光が溢れだす。そして動く左手を地面にかざす。

 「ビクトリークロスバイト!」

 機体の周囲の地面から無数の赤い光が放出される。その光は取り囲んでいた腕を貫き、腕はバラバラと崩れ砂漠に岩が落ちる。そして機体から溢れ出す赤い光は胸に集まり、それを浮遊する岩に囲まれた中心部のギガントの頭部だったものに向ける。

 「ビクトリーブラスター!」

 胸から赤いV字の光が発射される。それと同時に浮遊する岩の盾たちは、光の射線を遮るように一か所に固まりビクトリーブラスターを受け止め破壊され砂漠に落ちる。ビクトリーブラスターが防がれてしまった。

 「シラヌイ君!送られた情報の解析完了、周囲の岩は砂漠の岩の集まりで敵の本体はあの頭部よ!そこを狙って!」

 「やっぱりか…」

 このギガントは周囲の岩を集めて巨人となり、角による再生で別の形態に変化した。つまり、岩石を自由に操るギガントであり、あの頭部にギガントの本体がある。周囲を浮遊する岩の腕が減った今がチャンスだとばかりにドレッドノートの光を胸に集中させビクトリーブラスターの態勢に入る。だが砂漠に落ちた岩石が再び浮遊しギガント本体を覆い防御態勢をとる。だが、それに構わず俺は叫ぶ。

 「貫け!ビクトリーブラスター!」

 再度発射された赤いV字は真っすぐ進み覆っている岩石を削るが、威力が足りず中心部には届かない。ギガントは周囲の岩をさらに浮遊させ形を形成していく。今度は大きな2つの剣と2つの盾を作り出した。

 「おかしい…威力が低い、この前はもっと強かったはず…」

 これだけクリスタルの力を引き出せているのにもかかわらず過去2回の戦闘で聞こえたクリスタルの声は今回聞こえてこなかった。そのせいでいつもより威力が低くなっているのだろうか。

 (早く聞こえて来い!お前に聞かなきゃならないこともあるんだ!)

 俺はそうクリスタルに念じる。だが一向に聞こえてこない。そんなことをしているとギガントの剣が振り上げられこちらに斬りかかってくる。ドレッドノートクライシスを右に移動させ回避する。すると砂漠に振り下ろされた剣は分裂し岩石の弾丸がこちらへ襲い掛かる。俺は左手をそちらに向け赤い光を集めようとするがそれと同時に逆方向から砂漠を削りながらもう一つの剣が襲い掛かるのが確認できた。

 「クソ!やばい!」

 クリスタルの光を増幅させようともう一度強く念じるがすぐそこまで近づく二方向からの攻撃を防ぐだけの光は溢れてこない。俺は焦りと恐怖を振り払うかのように叫ぶ。

 「俺に答えろォ!!ドレッドノートォォォォォ!!!!!!」

    

    なるほど、少しは強くなったようだな…


 頭の中でそんな声が聞こえドレッドノートに岩石が降り注ぎ剣が襲いかかり大きく砂煙が舞った。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ