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戦え!!爆裂機装ドレッドノートクライシスV  作者: 爆裂機装ドレッドノートクライシスV
第三話 堅牢なる城壁!サハラ砂漠の魔人!
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堅牢なる城壁!サハラ砂漠の魔人!~兆候~

~前回までのあらすじ~

海に潜むギガントを辛くも撃破したドレッドノートクライシス!

また聞こえてきた謎の声をミナヅキはクリスタルの声であると言う!

父の死の真相を求めるミナヅキに協力すると言うシラヌイ!

果たしてクリスタルに秘められた謎とは!


 あの海上戦から一か月、特にギガントの襲来もなく俺の日常に束の間の平穏が戻り、週末に一度支部へ赴きドレッドノートクライシスの調整を行う以外は普通の高校生活を送っていた。俺は放課後屋上で寝ころび紙パックのコーヒー牛乳を飲みながら空を見つめた。

 あれからドレッドノートに乗ったときに何度か試みたがクリスタルの声が聞こえることはなかった。これまでのことを思い出すと俺が声を聞いたのはいずれも戦闘中、それもピンチに陥ったとき。一度目はドレッドノートが機能停止した時、二度目が海中でギガントに追い詰められた時だ。別に来ることを望んでいるわけじゃないが、クリスタルの声を聞くにはギガントが襲来してこなくてはならない。ミナヅキとの約束も全く進展がない、そんなことを考えていると屋上の鉄扉が開いた。

 「おっ、もう来てたの。」

 その声を聞いて俺は起き上がる。

 「先に来てないととうるさいからな。」

扉から入ってきたイスズにそう返す。屋上に毎日イスズに呼び出され支部からの連絡を受け取る、それが俺の新たな日常であった。

 「いやぁ、アヤとマユミがなかなか離してくれなくてさ~」

 俺の監視のために学校へ転校してきた割にイスズは学園生活を満喫してた。この一か月で友達もそこそこに作りクラスに溶け込んでいた。カケルは相変わらずイスズのことが気に入っているようだがこいつはまず高校生って歳じゃ…

 「…なんか今馬鹿にしなかった?」

 「いや…別に。」

こいつには読心術でも備わっているのだろうか。やけに鋭い。

 「…まぁいいわ、今日の連絡をするわよ。」

 「またどうせ異常なし、週末に支部に行くから忘れずに、だろ。」

ここ一か月そんな感じのことしか聞いてないからな、昨日もそう言ってたし。しかし、

 「まぁ支部に行くのはそうなんだけどそこからがちょっと違うのよ。」

いつもとは違う答えが返ってきた。イスズは続ける。

 「今日、北アフリカのサハラ砂漠でギガントの反応があったと報告があったの。」

 新たな戦いの幕開けが予感された。


 「では、作戦会議を始める。」

 週末支部に赴くとまたあの会議室に集められイズミ長官の開始の合図で作戦会議が始まった。まず、ミナヅキが立ち上がり作戦内容を説明した。

 「今回の作戦目的は戦闘ではありません。今回敵ギガントの反応は非常に微弱で姿も確認できず、大きな動きも確認できません。このようなギガントは初のケースで慎重な対応が求められます。」

 「あまり刺激するのも良くないのと思うんです、何も起こらないのなら放置しておくのがいいかと。」

 そう発言したのは調査・索敵部門の隊員。今回の発見は彼らがしたようだ。さらにミナヅキは続ける。

 「しかし、問題なのは反応の近くにクリスタル採取場があることです。もし仮に何かあれば採取場だけでなく隕石本体が破壊される危険性があります。」

 サハラ砂漠には15年前落下した隕石の一つがあるらしい。隕石に含まれるオーバードライブクリスタルはドレッドノートの動力また操縦にも使用されているが、その莫大なエネルギー供給にも注目されその他の様々な兵器などに使用されてるようだ。しかし隕石には極微量しかクリスタルは含まれておらずその数は限られている。他の隕石からの採取はほぼ終わっており残るはサハラの隕石のみで、それを破壊されてしまうとこちらの戦力が削がれてしまう、とのことだった。

 「そこでドレッドノートクライシスをサハラ砂漠に輸送。砂漠の中で偵察及び索敵任務を行います。詳細なギガントの情報の収集が今回の作戦目標です。」

 ミナヅキがそういうと開発部のキサラギさんと技術部のサクライが言葉を発する。

 「すでに索敵装備も開発しておる、いつでも行けるぞ。」

 「整備も調整も万全な状態です、こちらも問題はありません。」

それを聞いてイズミ長官は大きく頷いて言葉を発する。

 「よし、これより作戦準備を開始する。速やかにドレッドノートクライシスを高速運搬艦「セイバー」に搬入し北アフリカへと輸送せよ。」

 「了解!」

 と全員が言うと慌ただしく会議室から出ていく。俺もドッグへと向かうため会議室を後にした。

3話は大事なところですよね

切られないようがんばるわ

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