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戦え!!爆裂機装ドレッドノートクライシスV  作者: 爆裂機装ドレッドノートクライシスV
第二話 死闘!パシフィックオーシャンに潜むもの!
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死闘!パシフィックオーシャンに潜むもの!~声~

 太平洋にて高速運搬艦「セイバー」にドレッドノートクライシスと俺は無事回収され支部に帰還をすることができた。コックピットを開け外へと出るとドッグの照明が明るく光があふれてくる。ずっと真夜中の海で作戦を行っていた影響で明るさに目が慣れず眩んだ。もうあんな暗闇はこりごりだ、そう思いながらコックピットの傍らに座り込んだ。通りがかる技術部の人たちは「お疲れ。」「今回もよくやってくれたな。」などとねぎらいの言葉をかけてくれる人もいれば、「壊し過ぎだぞ!」「もっと大事に扱えよな!」と俺の戦闘の荒々しさを冗談めかして指摘してきた人もいた。だが、誰しもがギガントを撃破することができたということに喜びを感じているように思えた。そして俺もまた脅威からみんなを守れたということにとても喜びを感じていた。

 しかし、俺の心の中には喜びとは別にもう一つ強い感情が渦巻いていた。それはまた聞こえた声の謎についてである。あの声が、ミナヅキの言っていたクリスタルの声…なのか?そんなことを考えているとリフトからミナヅキが上がってきた。

 「シラヌイ君、お疲れさま…それで昨日の話なんだけど…」

 「はい、俺も気になってたんです…その話。」

 俺は立ち上がってミナヅキにそう言った。


 「じゃあ聞こえたのね!君にはクリスタルの声が!」

 「い、いやクリスタルの声か知らないですけどまた声が聞こえてきましたよ。」

いつもは冷静なミナヅキのこちらに食い掛かるような反応に驚きながら俺は答えた。

 「それで、なんなんですか?そのクリスタルの声っていうのは?」

 俺は逆に質問してみた。するとミナヅキは落ち着きを取り戻し少し長くなるけどと言って話し始めた。

 「ドレッドノートの動力…オーバードライブクリスタルは15年前に地球に落下した5つの隕石に含まれていた鉱石なの。そして世界中の研究者たちがその未知の鉱石、そしてのちに莫大なエネルギーを持つエネルギー源に心奪われたわ…私の父、ミナヅキ ダイジューローもその中の一人よ。」

 ミナヅキはドレッドノートを見つめながら話を進める。

 「父はとても熱心に研究していたわ、クリスタルに心とリンクする性質があることを発見したのも父だった。ドレッドノートのエネルギー供給システムも父が考案して実用化したもの…」

 ミナヅキはフフッと笑いながらこちらを向いて続きを話す。

 「父もね、あなたと同じクリスタルに選ばれた、クリスタルと心をリンクさせることのできる人間だった。ドレッドノート1号機アヴェンジャー、2号機バスターのテストパイロットも父でドレッドノート計画に大きく貢献したのよ、でも…」

 そこでミナヅキは顔を曇らせる。

 「…でも、父は自殺したの…突然、何の前触れもなく…それでその遺体の傍らにこんなメモが…」

 そう言うとミナヅキはポケットの手帳をから紙切れを取り出し俺に見せてきた。その紙切れにはこう書かれていた。

 「クリスタルの声を聞け クリスタルの意思に従え?…なんですかこれ?」

 「分からない、でもクリスタルに何かしらの意思が存在するってことなんだと思うの。私はそれが知りたくて地球防衛部隊に入隊してドレッドノートに問いかけた。でも…」

 「お父さんは聞こえたけどミナヅキさんには聞こえなかった…」

 「私にはクリスタルは心をリンクしてもくれない…でも!私はお父さんの死んだわけを知りたいの!そのためにはクリスタルの声が聞こえなきゃいけないのに!私は…」

 ミナヅキは目に涙を浮かべながらそう言った。俺は少し慌てて

 「じゃ、じゃあ俺がクリスタルの声を聞いてそれをミナヅキさんに伝えればいいってことっすね。」

と尋ねる。

 「やってくれるの?」

ミナヅキは目を赤くしながらそう呟いた。俺は自分の胸をトンっと叩いて言った。

 「もちろんですよ!だって俺にしかできないことですから!」

それを聞いてミナヅキはフフッ笑う。

 「そればっかりね、君は。…じゃあよろしくお願いできるかしら。」

 「ええ、任せてください!」

元気よく俺は答える。

 「フフフッ…ありがとう。」

ミナヅキは俺に笑いかけて俺にお礼をした。

 

~次回予告~

海に潜む見えない敵に立ち向かったドレッドノートクライシス!

赤き光を身に纏い辛くも勝利した彼の耳にはまたしてもクリスタルの声が!

ミナヅキとの約束 そしてクリスタルの意思とは!

そして新たなるギガントの咆哮が 砂漠にこだまする!

次回!爆裂機装ドレッドノートクライシスV!

堅牢なる城壁!サハラ砂漠の魔人!

悪を断ち切れ! ビクトリークロスバイト!

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