13.必要なのは覚悟だけ
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「はあ、最初からこれか...まったく、先が思いやられる...」
ソフィアさんは深くため息をついた。心中お察しします。俺も全く同じ気持ちだからな。あいつらが言いたいこともわかるが...。
「...まあ、あの子たちのことは後で考えるとしてだ。逆に言えば、君たちはちゃんと覚悟があるとみていいんだな?」
「まあ、はい。やらなきゃいけないことなんでしょう?」
という功。さすがは俺の親友だ。
「そうね。ま、あたしの場合、いっつもあいつがクラスの代表みたいな感じで先導してて、いい加減うざかったってのもあるけど。」
そういうのは、金髪ギャルって感じのクラスメイト。...名前?えーと...いや、知らないわけじゃなくて...ま、まあいいだろうそういうのは。
「しいちゃん、その言い方は...。その、私も覚悟はできてます。怖いけど、やれることはやりたいです。」
おどおどしながらも、ハッキリという黒髪ロングの女の子。確か学級委員の副委員長だったはず...名前なんだっけ...。
「...頑張る。」
ただ一言だけ、そうつぶやくショートカットのメガネっ子。陰キャが仲良くもない子の名前なんて知るわけねえだろ。もう吹っ切れたわ。
「そうか、そう言ってもらえるなら嬉しい。君も同じだね?」
ソフィアさんが俺に向けて言う。
「覚悟なんて最初からできてます。成り行きとはいえ、俺たちは選ばれてここにきている。ならきっと、これは運命だったんだ。」
拳を握りながらそういう。死ぬつもりはないが、誰かを守って死ねるなら、俺は本望だ。そうすればきっと、俺はあの日に報いることができるから...。
「みんな、ありがとう。あの子たちも、私がきっと説得するから。」
オリーナ先生はそう意気込んだ。
「では、今日はここまでとする。各自部屋に戻って休むように。」
ソフィアさんがそういって、その場は解散となった。みんなそれぞれ戻り、俺も戻ろうとした時、腕をガシッとつかまれる。両腕を、それぞれ別々に。
「君はまず、私に説明するのが先じゃないかな??」
「私もどういうことか聞いてなかったな。」
「あっ」
忘れていた、完全に...!笑みを浮かべているが目が笑っていないオリーナ先生と、対照的に心底楽しそうにニヤニヤ笑っているソフィアさん。俺は絶望の表情を浮かべるのだった。
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「信じられません!由緒ある武器を質に出すとか、何考えてんですか!?あの武器は君にしか扱えない代物なんですよ!?」
「だ、だってかっこ悪かったし、でかくて邪魔だったし...あんなでかい武器じゃ、まともに動けませんよ。それよりこのナイフのほうが、身軽でよっぽどいいと思いませんか?」
「あなたは死神でしょうが!死神の武器は大鎌って相場が決まってんの!ナイフじゃ暗殺者みたいじゃない!」
「いいなそれ、暗殺者に変更できない?」
「できない!!」
すごい剣幕でまくしたててくるオリーナ先生。一応言っておくと、俺がこんなへらへらしてるのはちゃんと理由があってね?ちゃんと謝ったよ最初は、頭何回も下げたよ。それが30分以上続いて、何回謝ってもエスカレートするばかりだから、いい加減面倒になったってわけ。
ソフィアさんは腹抱えてすっごい笑いこらえてるし!もう勘弁してくれ~!!
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