第2話:会社を合法的に潰された元IT社長の俺、厚労省から極秘ファイル『ネメシス』をハッキングして数理の絶望をネットに放流してしまう
足立区の古いマンションの一室。
セミナー会場の生ぬるい空気から逃げ帰った佐藤は、エアコンの冷気が回る自室のデスクで、ディスプレイの光に顔を照らされていた。
その無機質な空間の真ん中で、佐藤は先ほど厚労省のサーバから奪取したにファイルを、自作の解析スクリプトに投入し、ローカルLLMを使ってファイルの中身を高速で確認していた。
FPのあのお花畑なポジティブトークを思い出すだけで、胃の奥から酸っぱい塊が込み上げてくる。気がつけば、奥歯がガチガチと音を立てて震えていた。怒りではない。あのシステムに対する、生理的な嫌悪と恐怖だ。
「よくもまあ、あんな綺麗事が言えたものだ……」
佐藤がこの国の社会保障というシステムに対して、憎悪に近い目を向け、そして――少しばかり頭を狂わせてしまったのには、血を吐くような理由があった。
数年前、彼が心血を注いで立ち上げた会社は、他でもない『社会保険料の会社負担分』の滞納によって、国家という巨大なプレス機に跡形もなく圧殺されたのだ。
世の人間は、税金の未払いが一番恐ろしいと勘違いしている。だが、真に容赦がないのは社会保険料の徴収だ。
どれだけ会社が赤字だろうが、資金繰りがショートしかけていようが、役員報酬をゼロにしようが、年金機構の徴収官には1ミリの情状酌量も通用しない。猶予を願い出た佐藤の目の前で、彼らは何の前触れもなく銀行口座と売掛金を凍結し、会社の命脈を完全に断った。
おまけに課される延滞金は、年14.6%という、闇金まがいの暴利。さらに最悪なのは、会社を清算して自己破産を選ぼうが、この『社会保険料の二次納税義務』だけは代表者個人の背中に一生憑きまとい、死ぬまで免責されないという地獄の鉄鎖だった。
現役の法人の息の根を止め、経営者の人生を徹底的に破壊してでも、血の最後の一滴まで毟り取る。それが、この国の社会保障を維持するための、合法的な暴力装置の正体だ。
「ふざけるな!」
それ以来、佐藤の脳のどこかのネジが吹き飛んだ。
彼は、社会保障や金融のプロじゃない。だが、一度国にすべてを毟り取られ、帳簿の裏のグロテスクな仕組みを知ってしまった人間だった。
あの組織が、自分からあれほどの暴力を振るってまで強制徴収した莫大な原資を使って一体何をしているのか、彼らが言う事は本当なのか。何か隠しているのではないか。
妄想にも似た探求。それだけが、人生を壊された佐藤の、深夜の暗い自室だけが世界のすべてになった男の狂気的な拠り所だった。
◆
プロンプトのカーソルが激しく点滅し、厚労省へのハッキングで奪取したデータが解析されていく。
画面の最上段に、LLMが重要だとタグをつけた、極秘プロジェクトのコードネームが太字で浮かび上がった。
【 厚労省数理課極秘財政検証プロジェクト:NEMESIS 】
National Emergency Management and Economic Simulation for Island Security
「ネメシス……なんだ、これ」
佐藤はその名前を口の中で転がし、冷たい渇きを覚えた。
ギリシャ神話における、神の領域を侵した不遜な人間に冷徹な天罰を下す「義憤と復讐の女神」。
だが、金融工学や数理モデルをかじる人間にとって、その名はもっと別の、生物学的な絶望を意味していた。
現代天文学における「ネメシス仮説」。
太陽の遥か彼方、観測不能な軌道を周回しているとされる、暗く冷たい謎の伴星。その仮説の死星は、数千万年という一定の周期で地球に接近する。そして、その圧倒的な重力で宇宙のチリや巨大隕石を弾き飛ばし、地球へ向けて一斉に降り注がせるのだ。恐竜が大絶滅したあの瞬間も、ネメシスが死のダイスを振ったからだとされている。
定期的、かつ確実にやってきて、既存の生態系を強制的にリセットするシステム。
「厚労省の数理屋も、まったく、いい趣味をしてるな……また少子化関係か?」
少子化という静かな有事のデータだと思って開いたそのファイルの奥底には、普通に考えれば極めて当たり前の事だけがつづられていた。
いや……違う。
内容をざっと見た斉藤は即座に理解した。これこそが探し求めていたものだと。
そして、政府が毎年発表している、100年安心な財政検証。それは、この国に高確率で突っ込んできて、異世界へと誘う「暴走トラック」のリスクを、意図的に除外したイカサマの計算書だったということを。
「こんな当たり前の事すら……そうか、これは……フフ、やはり存在した」
佐藤はブツブツと言葉を漏らすと、画面に並ぶ生データを見ながら、官僚のシミュレーションを追体験するようにコンソールに算式を打ち込んでいく。
まずは、あのFPがドヤ顔で語っていた厚労省が公式に認めている「所得代替率50%」という試算マジックの解体からだ。
[厚労省公開理論の基本算式]
現役の手取り収入(約44万円) * 所得代替率 50% = 将来のモデル世帯年金額(約22万円)
厚労省は「将来的にも現役世代の収入の半分を保障する」と大々的にアピールする。
「そもそも、国が『50%を維持するから安心』と言っている時点で、すでに未来の切り捨ては始まっているんだ」
厚労省が数年ごとに発表する公式の財政検証。その最新のデータを叩き込むと、さらに不愉快な事実が浮き彫りになる。
[国の公式発表による所得代替率のタイムライン]
現在(高齢者世代)の受給水準:約 61.2%
将来(若い世代)の受給水準:一律 50.0% (法律上の下限ライン)
現在の高齢者たちは、現役世代の平均収入の『6割以上』という手厚い果実を優雅に貪っている。それに対して、国が「100年安心」と呼んでいるシステムの正体は、「今の若い世代がもらう頃には、最初から2割以上給付をカットして、法律の最低ラインである50%まで引き下げて固定する」という、残酷な不公平の肯定に過ぎない。
逃げ切り世代が豊かな果実を食べ尽くし、芯だけになった50%の生ゴミを現役世代に押し付ける。これが国の描いた公式の未来予想図なのだ。
しかし、この「所得代替率50%」のモデル世帯こそが、現在の日本のリアルな人口動態から完全に乖離した最大のブラックボックスだった。
この数式が前提としているのは、【40年間会社を支えた夫】と【40年間家を守り、保険料を免除された専業主婦】という、令和の今や絶滅危惧種となった昭和のファンタジーだ。
一体、どこにそんなものがある。
佐藤は悪態をつく。
そもそも、第3号被保険者(専業主婦)の廃止議論や遺族年金の縮小改悪が官邸のテーブルに上がっている現状において、主婦年金によるリターン率のブーストは、今や既婚者ですら崩壊寸前の砂上の楼閣に過ぎない。
まして、独身がマジョリティになりつつあるこの国で、生涯独身の単身世帯(一人暮らし)の場合、当然ながら「専業主婦の国民年金(月約6.8万円)」という下底ブーストは最初から存在しないのだ。
そうだ。俺のように、会社を叩き潰された敗北者に、結婚など……
「クソ!」
佐藤はキーボードを強く叩きつけ、単身世帯のリアルな数式を弾き出す。
[単身世帯(独り身)の年金額の算式]
単身世帯の年金額 = モデル世帯の合計(22万円) - 妻の国民年金(6.5万円)
= 約15.5万円
[単身世帯における、現役時代の自分の収入に対する実質所得代替率]
実質所得代替率(単身) = 単身の年金額(15.5万円) / 現役男子の平均手取(44万円)
= 35.2%
政府が「50%維持で安心!」と言っている裏で、独り身の人間は、すでに所得代替率「35%」という地獄のゲームに強制参加させられている。
「この35.2%という数字すら、あり得ないファンタジーだ」
佐藤はそうつぶやいた。
厚労省が「所得代替率は50%で下げ止まる」と断言している根拠。それは、少子化に合わせて給付を自動カットする『マクロ経済スライド』が、一定のラインで終了するという前提に基づいている。
だが、その前提条件となるのは「日本経済が今後、高水準で成長し続け、現役世代の実質賃金が上がり続ける」という、パラレルワールドのようなお花畑シナリオ(成長型経済移行ケース)なのだ。
佐藤は現在の日本のリアルな「低成長・実質賃金低下トレンド」のパラメータをコンソールに叩き込み、マクロ経済スライドの真の終着点を再計算した。
経済が成長しない場合、マクロ経済スライドは50%では止まらない。年金財政が均衡するまで、インフレ調整を無視して容赦なく給付を削り続ける。厚労省の資料の片隅に追いやられた最悪シナリオを適用すると、モデル世帯の代替率は「40%」まで墜落する。
[リアルな低成長シナリオにおける、単身世帯の真の代替率]
低成長時のモデル世帯年金 = 現役手取(44万円) * 実質下限代替率(40%) = 17.6万円
低成長時の単身世帯年金 = 17.6万円 - 妻の国民年金(6.5万円) = 11.1万円
平時における単身世帯の真の代替率 = 11.1万円 / 44万円 = 25.2%
将来、順調に平時が続いたとしても、単身者の実質的な生活保障レベルは、現役収入の約25%まで窒息することが確定しているのだ。
この数値の意味は、年金制度が破綻するという意味でも、額面が減るということでもないだろう、ただ、生涯現役という都合のいい名前の従業期間の長期化、インフレや社会保険料の値上げ、社会保障サービスの改悪などによって、じわじわと削られてゆく。
ここまでは、計算をすれば誰でもわかる当たり前の話だった。
「想定内だ」
佐藤は、そうつぶやくと、ゆっくりと首をほぐし、更なる深淵を覗き込もうとする。
彼がハッキングで手に入れた、厚労省の極秘プロジェクトで行われた試算『NEMESIS』の真の恐ろしさはここからだった。
佐藤は震える指で、ファイルから抽出したの想定数値を代入していく。それ自体は、地震調査研究推進本部などの政府機関で公開され、極秘でも何でもない、ありふれた公開データたち。
極めて不可解な事に、地震研究と社会保障を結び付ける試算や研究がまったく見当たず、全く公開されていないのだ。
企業にはBCPを作れと言い、個人には食料を備蓄しろと「疑わしいときは行動せよ」と口を酸っぱくして言っている、地震大国日本の政府が、震災時の年金や健康保険制度について、地震と関連されたシミュレーションを全く公開していないことは、佐藤は以前から訝しげに思っていた。
隠されているのではないか。彼は妄想の果てに遂にハッキングを敢行。
そして、『NEMESIS』を発見したのだった。
佐藤は、そのネメシスの試算を確かめるように検算していく。
変数A(GPIF年金積立金):293兆円
変数B(震災直接被害):292兆円
変数C(震災長期経済損失):約1000兆円
変数...
そして、この数式の命運を握る最後の変数──【南海トラフ巨大地震の事前確率】。
公のニュースでは、計算方法の見直しによって『20〜50%』という低めのモデルと、『60〜90%以上』という高めのモデルの幅が発表され、どっちつかずの議論がなされ、最も危険な『IIIランク』に据え置かれたまま、どこか国民の目を煙に巻くような曖昧さが残されていた。
だが、この極秘試算『NEMESIS』で回されていたシミュレーションは、そんな政治的な手加減を一切排除していた。
社会保障の数理屋たちがセレクトしていたのは、地殻の歪みと隆起量を冷徹に掛け合わせた、最も残酷な数理モデル──『すべり量依存BPTモデル』の最大値。
【 事前確率 (p):90% (0.9) 】
『 防災対策では「疑わしいときは行動せよ」等の考え方に基づいて、国民の皆様方におかれては、「60~90%程度以上」を念頭に行動していただきたいと思います。』と政府のサイトには記述されている。
ここから見るに、普通に日本語を解釈すれば、下手な事を言えば国民を混乱させるから確率を断言できないが、かなり発生確率は高い、そう言いたいのだろう。
「『NEMESIS 』のアルゴリズムにおいても、20%や50%の楽観論ではなく、最初から『ほぼ確実(90%)』で発生する前提で計算されていた。政府自身が「高い方を念頭に行動せよ」と釘を刺している以上、数理モデルが確率の最大値を採用する事には完全な合理性があった」
佐藤は、この震災確率90%を組み込んだ、真実の「期待値計算コード」をコンソールで実行した。
巨大地震が発生した場合、「財政悪化によるマクロスライドの強制発動(α)」と「復興需要によるハイパーインフレ(β)」が同時に牙を剥く。
[極秘ファイル『NEMESIS』:テールリスク期待値の算出パラメータ]
変数 α(震災後の財政崩壊による法的な給付カット率):30%減(残存率 0.7)
変数 β(震災ハイパーインフレによる貨幣価値の減損):50%減(残存率 0.5)
『NEMESIS』試算において、なぜこの定数が使われているか、専門家ではない佐藤には分からなかったが、恐らく別の経済シミュレーションの結果なのだろう。
それは、震災による短期で292兆円、長期では1000兆円という天文学的な損害を考えれば、当たらずとも遠からずで、彼には妥当な数字の様にも見えた。
計算は進む。
今後数十年以内にほぼ確実(90%)に発生する『一撃リセット』のストレステスト。数理屋たちがテールリスクの極限として弾き出した真の期待リターンは──
震災発生時の実質給付残存率 = α(0.7) * β(0.5) = 0.35(本来の価値の35%に暴落)
[全確率の定理を用いた、真の期待残存率の算出]
期待残存率 = (平時の価値 1.0 * 地震が起きない確率 10%) + (震災時の価値 0.35 * 地震が起きる確率 90%)
= (1.0 * 0.1) + (0.35 * 0.9)
= 0.1 + 0.315
= 0.415 (41.5%)
システムへの期待値は、地震リスクを織り込んだ瞬間に半分以下(41.5%)へと吹き飛んだ。
佐藤は乾いた唇を舐め、この絶望的な乗数を、先ほどの「単身世帯の平時ベース」に掛け合わせた。
[最終算式:単身Z世代に待ち受ける真の数字]
① 真の所得代替率 = 単身平時ベース( 25.2%) * 震災期待残存率(0.415) = 約 10.5%
「現役時代の収入の、たった1割……だと」
乾いた声が漏れる。
もし今の現役世代が月収40万だとして、自分たち老後に実質的に買えるモノは、今の貨幣価値でわずか4万円分。もはや子供の小遣いレベルだ。現高齢者の所得代替率60%以上=24万円とは、今の貨幣価値で20万円という圧倒的な差がある。
さらに佐藤は、投資としての「実質的な回収率」の再計算に入った。
世間の経済学者やメディアは「今の若い単身世代の年金回収率は、払った額の70%程度に下がる」と喧伝している。しかし佐藤は、その数字に強烈な違和感を覚えた。
「代替率が25%まで落ち込む世界線において、リターンが7割もあるはずがない……!」
その「7割」という数字すら、厚労省のあの『50%維持のお花畑シナリオ』が成功したという前提の上に成り立つ、欺瞞の数字だったのだ。
佐藤はキーボードを叩き、自分の労働コストに対する真のリターンをフェルミ推定で弾き出した。
[平時・低成長シナリオにおける、単身男性の実質リターン]
支払総額:給与の18.3%(労使折半分を含む) * 40年 = 生涯賃金の約 7.3年分
受給総額:単身の真の代替率 25.2% * 受給期間16年(男性の平均余命) = 生涯賃金の約 4.0年分
平時ベースの回収率 = 4.0年分 / 7.3年分 = 約 54.8%
佐藤は当然の如く、社会保険料の会社負担分を支払総額に組み込んだ。
彼の会社が倒産する切っ掛けとなった、いわくつきの金。
会社の経営上、それは間違いなく、給料等と同様に人件費だからである。会社が善意で半分払っているわけではない。
そして導き出された数字。数十年という資金の拘束期間や運用機会の損失を考えれば、平時においてすら、実質的な価値はすでに半分近くまで蒸発している。
「地震が起きないベストシナリオですら、回収率54.8%か。だが、ここに『ネメシス』が直撃すればどうなる?」
佐藤は、この悲惨な平時ベースライン(54.8%)に対して、先ほど算出したテールリスク(震災期待残存率)を掛け合わせた。
[最終算式:生涯保険料に対する真の期待リターン]
真の期待リターン = 平時ベースの回収率(54.8%) * 震災期待残存率(0.415) = 22.742%
「……約、22.7%だと?」
地震が無くても酷いものだが、一度デフォルトである巨大地震の確率を織り込めば、回収率は完全に崩壊する。
年金保険料を100万円支払って、実質的な購買力として帰ってくるのは、わずか22万円強の価値に過ぎない。8割近い元本が、強制的に消滅させられる計算だ。
NISAでよく聞く、S&Pやらオルカンやらといったインデックス投資ファンドの利回りを知る佐藤からすれば、めまいがしそうなROIだった。
年金だけでこれだ。
同じく賦課方式であり、被災時に医療インフラごと物理的に崩壊する健康保険も含めれば、状況はさらに悲惨なものになるのは避けられない。
もちろん、これはただの試算にすぎない。
あくまで仮説で、完全に正しい数字とは言えないかもしれない。
ただ、一つ言える事は、南海トラフ大地震に見舞われて、年金や健康保険が平常運転するのは極めて難しいという当たり前の事実だ。そして、その事を検証した研究がほとんど存在しない。
だが、政府が、それぞれのデータは公開しているのに、それを掛け合わせた、この小学校算数程度の試算を公開していないのも当然だった。
縦割り行政だからではない。
社会保険料の本当の期待リターンが「22.7%」であると分かってしまえば、現役世代による社会保険料の支払いボイコットと、暴動クラスの社会保険料の引き下げ要求は必至だったからである。
「まるで、ネズミ講じゃないか」
佐藤の手が、マウスを握ったまま完全に凍りついた。
現役時代に給与やボーナスから毟り取られた莫大な保険料の、たった2割強しか戻ってこない。
こんなものは保険でもなければ、世代間の支え合いでもない。
システムという名の張り子の虎を維持するために、現役単身世代の可処分所得をすべて生贄に捧げる、国家による合法的な搾取の計算書だ。
「こんな欺瞞のために、俺の会社は……俺の人生は」
佐藤な内面を怒りの炎が焼き尽くしてゆく。
社会保障という生態系を終わらせる死星『ネメシス』は、もう、軌道上に現れている。
佐藤は奥歯を噛み締め、厚労省から漏れ出した極秘試算『ネメシス』の生データを、インターネットの海へとアップロードした。真贋を証明する、厚労省へのハッキングの記録と共に。
逆恨みかもしれない、それでも、これが私の復讐だ。
彼は、すべての人間に、異世界へのカウントダウンを知らしめたのだった。
読んで頂きありがとうございます。
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