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ホラー短編集 死んだ5人が残した映像   作者: 荒木政一郎


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4/10

ぬいぐるみ

俺は中古で古いぬいぐるみを購入した。クマのぬいぐるみで少し薄汚れていたが価格から考えれば十分、許容の範囲内だった。

家にそれを持ち帰り、ご飯を食べて風呂に入り、風呂から上がって部屋に戻ると机の上に置いておいたはずのぬいぐるみが床に移動していた。気づかないうちに地震が起こって床に落下したのかなと無理矢理自分を納得させ、不気味に思いながらもその日は寝ることにした。しかし、強い視線を感じ目を覚ますと包丁を振り上げたクマのぬいぐるみが俺の腹の上に座っていた。俺があともう少し目覚めるのが遅かったら俺はもしかしたら今頃殺されていたかもしれない。

怖くなった俺はその人形を翌日、お祓いに持っていくことに決めた。俺は朝まで漫画を読みながら

無事に夜を明かし、クマのぬいぐるみをお祓いで有名な神社に持っていった

すると神主さんはこのぬいぐるみには何も憑いておらず、ぬいぐるみを移動させたり

包丁を持たせた状態で俺の腹の上に乗せた人物が俺の家に侵入しているかもしれないから家に帰る時は十分に気をつけてと助言してくれた。

その頃自宅では俺がぬいぐるみを買った中古屋の店員が俺のベッドの下で包丁を持って俺の帰りを待っていた

そして俺が帰ってきた。俺はあえて大きな声でクマのぬいぐるみ無事にお祓いできているよかったといって男を油断させ、ベッドの下にいる男に気づかれないようにバッドを布団の中に忍ばせ、寝たふりをする。案の定犯人が姿を現し、俺を襲おうとした瞬間、そいつの頭にバッドでフルスイングした。俺は無事に犯人を捕まえて、警察に引き渡した。その後自宅に戻り、安心して眠りについた、包丁を持ったクマのぬいぐるみが部屋の隅で俺を狙っていることに気づかずに


その翌日、俺は遺体で発見された


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