封印された家
僕の名前は安藤陸。田舎者の小学生です。
僕の家の近くには扉や壁にお札がたくさん貼られた家があるのですが両親に聞くと
あそこで特に事件や事故が起こったことはないらしく、なぜお札が貼られているかはわからないとのこと。数年前まではおじいさんが住んでいたらしくその
おじいさんは家族全員に看取られながら世を去ったのですがその時には札は貼られておらず、それからしばらくして突然、札が貼られていたらしいです。ちなみに最近、
あの家に肝試しに行った子どもが何人か失踪しているとのこと
そして札の秘密が気になって仕方がない僕は勇気を出してその家に行き、扉を開けるとなんと洞窟のような空間が広がっており、後ろで扉が閉まる音がしました。振り向くと
なんと扉は閉まっており、鍵がかかっていました。仕方がなく奥に進むと白装束を着たおじいさんが1人立っていました。話しかけるとおじいさんは血の涙を流しながら
こう言いました「わしは寿命で死んだんじゃないんだ。家族全員が私に気づかれないように食事に少しずつ毒を盛ってわしを寝たきりの状態にさせたあと大量の毒を盛って殺したんだ。年齢も年齢でさらに医者もグルになって嘘の死亡診断書を作ったことでわしは寿命で死んだことにされた。わしは殺され、財産の全てを家族に奪われたんだ」
おじいさんの話が終わると僕はそこで意識を失った。目覚めるとあの家の扉の前で倒れていた。知らない家族が目の前にいて僕に対して衝撃の発言をした「で、君はおじいさんにどこまで聞いたのかな?」
僕はその時、幽霊よりも生きた人間の方が怖いと思いました。




