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飛行型魔獣2

日にちを間違えたら途中なのにアップしちゃったので加筆してます

 (らん)達に合流すると、残りの大型魔獣…コカトリスか…毒に気をつけないと…


(らん)何か作戦はある?」


「そうだな…とりあえず1体は落として下の連中に相手してもらおう。1体は我らが倒す。」


「オッケー。じゃあ一体落とすね」


 どうしようかな…今は皆んなでうまく周りを飛んで的を絞らせないようにしてるから…翼を落とすか、凍らせれば落ちるかな?


(らん)少し小さい方を落とすね!翼を凍らせるから」


「分かった。このまま飛び回って撹乱するから(めい)は気づかれないように魔法を打て」


「オッケーだよ!冒険者チームこれから一体落としますのでトドメをお願いします!!」


「「「「「「「「了解!」」」」」」」」


「お前ら、落ちて来るから下敷きにならないように各自気をつけろ!」


サイラスさんが指示を出してるのでこのまま落としても大丈夫かな


「ロウあいつに気づかれないくらい高くまで飛んで!上から翼を狙おう」


「任せろ!」


ロウが急上昇して高度を上げる。高い位置から見ると戦況が分かり易いな…騎獣部隊は結構苦戦してるっぽい?魔法も殆どきいてないみたい。まぁ頑張って貰いましょうこっちも油断して怪我なんかしたくないからね


「行くよロウ!気づかれたくないから魔法は切って自然落下で近づくからね!」


 騎獣が空を駆ける時は魔法を使う為魔力感知でバレてしまう。中型までは大丈夫だけど流石に大型は本能で感知出来そうだから念のため最小限にしておこう。


 風圧で目が開かないと困るのでロウと私の顔まわりだけヘルメットをイメージしたシールドを張る。今回用に使えるか分からないけど作っておいたんだ。


「行こう」


 私が声をかけるとロウが魔法を切った為落下していく




 (らん)達が上手く誘導してくれて丁度落下地点に一体のコカトリスが来た…


 「氷結地獄コキュートス


 殆ど無詠唱で魔法を使うけど、イメージがより確実になるように声に出すと魔法の威力が上がる事に気づいてからは恥ずかしい詠唱は無理だけど魔法名くらいは声に出すようにしてるんだ。気をつけないと只の独り言になりそうなんだけどね…


 声に出したイメージを固めたまま魔力を練り上げてコカトリスの翼の根本にすれ違う寸前に魔法を発動させて打つ


 コカトリスを通り過ぎてからロウはすぐに魔法を使いまた空を駆ける。

 魔法はコカトリスの片翼に命中すると同時に半身を氷が覆い翼を動かせなくなった為直ぐに落ちた。


 下では冒険者が落ちたコカトリスを囲い地上戦が始まっていた。


「あっちは任せても大丈夫かな。ロウらん達の所に合流しよう!」








「お待たせ!らんどうやって仕留める?」


「先に毒を吐く尻尾の蛇を切る」


 コカトリスを見ると鶏の頭に尻尾の一部が蛇になっていて噛みつこうと時々鋭い攻撃を仕掛けて来ている。


「なる程…蛇だからやっぱり寒いのが苦手かな?」


「ならば凍らせるのは任せて欲しい!我ら天狼族は雪国育ちだから氷魔法も得意だから連携しながらやってみたい」


「ウム、ならばお前達に任せよう。めいは我に乗れ」


「オッケー!移るね〜。ロウありがとう!!」


めいなら何時でも乗せてやる」


 私がらんに飛び移るとロウは天狼ちゃん達に合流してコカトリスの前を3匹がブルーインパルスみたいに揃った動きでスクリューしながら飛んだり左右に振って飛んだりしてるので追いかけるのに夢中になり過ぎてどうやら周りが見えなくなってるみたい。

 他の2匹は尻尾側に張り付きながら上手く前の動きと連動して死角に入って徐々に蛇を凍らせていく


 らんと私は少し高い所からそれを見ているんだけど天狼ちゃん達の飛行技術が凄くて見入っちゃってるんだよね〜!だって、一矢乱れぬ動きで目の前を彷徨かれたら誰でも気になるよね…


「そろそろ良いかな…蛇の根本に攻撃すれば取れるであろう…」


『皆!大きく旋回して尻尾を遠心力で動けないようにして!』


『『『『『分かった!!』』』』』


 5匹でコカトリスの目の前を大きく旋回するとそれを追って翼を動かしてるのを見ると起動力は騎獣の方が高いみたい。どちらも魔法を使って飛ぶけど翼では動きに限界があるのかな、騎獣は4足歩行だからアクロバットな飛行も可能なんだろうな…となると…ペガサス部隊の人はもしかしたら動きに着いていけてるのかな?ちょっとみたいけど取り敢えずらんが全身に風を纏ったからこっちに集中!!


 らんは遠心力で振られて伸び切った蛇の根本付近に風の刃と化して突っ込むと、いとも簡単に折れたので慌てて蛇を空間収納にしまう。あんな凍った塊が落ちたら危ないからね!


「これで毒の心配は無くなったから好きに攻撃して行くか」


「うん。今回は素材回収は絶対じゃないから各々で攻撃しても大丈夫だょ」

 

 ハク達は今迄みたいに撹乱して飛ぶのを辞めて魔法や爪で攻撃しだしたのであっというまにコカトリスの全身を傷だらけにして行った…


「わぁ皆凄い…自分より何倍も大きい魔獣相手なのに全然勝負になってない」


「それはそうであろう。天狼族は群れの方が本領を発揮するからな…速さも違うから捕まることも無い。我が一人で相手したら大技に頼って周りの地形にも影響が出るかもしれないからな」


 らんさん…地形に影響を出すのは辞めて下さいね…


 遂に翼を大きく損傷した為か飛んでいられなくなったのかコカトリスが落ちていった…。


 大きい音を出して落ちたコカトリスにトドメとして、太く長い氷の槍が何本も刺さりどうやら決着がついたみたいだ。



「こっちはもう大丈夫だね…先に落としたのはどうなったかな?」


 




「「「「「「あぁあー!!毒だ!!」」」」」」




「っ!?」


 声のした方を見ると、冒険者チームが討伐してたコカトリスは先に本体を仕留めてだけど蛇を倒しきれてなかったのか大きくかま首を傾げていた。


らん!」


「任せろ!」


らんはまた全身を風の刃を纏い冒険者達の間をすり抜けて前に出たので蛇の攻撃をさらっとかわしてそのまま突っ込んだので蛇の胴体の途中から切れたので、漸く討伐完了した…


 私は直ぐ毒を受けた人達の所に向かいエリア魔法でこの一帯を覆い、異常状態回復キュアをかける。念のために浄化魔法クリーンも重ねがけして空気中にも漂ってる毒霧も消し去っておく。最後に…


「エリアハイヒール」


負傷してる人もちらほら見えたので取り敢えず纏めて回復させておく。



「ありがとうめいちゃん助かったよ」


「私は支援しかしてませんよ?」


「そんな事はないよ!毒消しポーションが間に合わなかったら本当に危なかったんだからね!仲間を助けてくれてありがとう」


 サイラスさんは皆んなを代表してお礼を言ってきたけど、

大人の男性に真剣に言われると緊張するっっ 

 でもまぁ…死者はいないみたいだから良かった…


「一旦これで休憩しよう。まだ本命が残ってるからな!」




 チラッと本命(大型魔獣)を見ると、やっぱり余り攻撃が効いてないらしい…これは長引きそうだと思って半分づつ休憩する事にした




声に出して喋ってる時は「」で念話の時は『』です!

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