森で
随分久しぶりな更新になりました。
中々上手く進まなくて時間が経ってしまいましたが、またマイペースに更新しますのでお願いします
アフネスの街を後にして今は森の中…
アフネスにいる時は色んな人から声をかけられるし、色んな物を貰うしで観光出来る感じてはなかったので早々に出てきた。
今回は移動に依頼は受けずに森の中で結界を使って強化修行するから暫くは籠る事になると思う。幸い食材や出来合いの食べ物が沢山あるので暫く自炊しなくても良さそうだしね。
「この辺りでどうだ?」
「良いと思う。広さもあるし精霊樹も近くにあるから夜寝る時も安心だね。」
藍らんが暫くの間の拠点になりそうな場所を探してくれたので地面をならしてハウスを置いて一応広めに結界で覆う…
「茗すぐ出来そう?ちょっと休む?」
「一旦水分補給したらすぐ大丈夫だょ!」
今回の修行…?というかはヒルデがめっちゃ張り切ってる!あと天狼族の子達も絶対呼んでくれと言われてるのでお茶のあとに召喚してあげなくては…
「さてとじゃあやろうか?」
お茶を飲むだけの簡単な休憩をして、ヒルデと藍に確認する
「楽しみ!茗早くやろう!」
ヒルデのテンションは高め…笑
「召喚ハク・ライ・ルイ・レイ・ロウ」
地面に白く光る召喚紋が浮かびそこから天狼族の子たちが出てくる!
「じゃあこれから重力を色々変えても皆んなが動けるように修行するよ〜!」
「「「「「頑張ります!」」」」」
天狼族の子たちもテンションが高い。今回私は結界を張って中の重力を色々変えていく係だから私にとっても魔法を長く使用する良い修行になると思うから頑張ろう〜♪魔力操作の精度を上げれるようにしよう
野営地を決める前に見つけた山崩れの下に移動してまず100メートル四方のサイズで結界を張りとりあえず半分の重力からみんなに試してもらう。全員一気には無理だから半分ずつ交代制にした中に入ってない時は周りの警戒をしてもらう。私が索敵やっても良いけど、今日は私も魔力をどれだけ使うかわからないから待機組に任せるよ。
「なるほど、重力?が変わるといつもと同じ様に体を動かすのは難しいんだな」
「「これは良い修行になりそうです!」」
ヒルデ・ルイ・ロウの先に訓練するチームが入って早速重力が違う事の中での動きに戸惑いながら動かしている。
「では皆我なりの動き方のコツを教えよう。」
藍が先生!懐かしいな…まだ藍と2人だけだった時に某国民的格闘漫画の重力の修行をポロッと話したら藍がやる気になって暫く付き合わされて大変だったな。フフ…懐かしい
私が昔を思い出して懐かしがっている間にも藍による修行という名のシゴキが繰り広げられている。30分交代にして何回かやり私の魔力が怪しくなってきたところで今日は終了…。
それを数日繰り返し、山崩れのあった場所も私たちの修行により山の手入れも出来て周りの精霊も心なしか楽しそうにしている。
「じゃあ次が最後のブロックかな」
修行場所に選んだ山崩れの跡地も後少しで全部綺麗になるところだった。
「じゃあやるよー!【結界】【ゼロ・グラビディ】」
最後の場所を結界で覆い重力を操り結界内の情報を確認していると…
「ん?あれ?え?嘘でしょ?」
「どうしたの茗?何かあった?」
混乱している私にヒルデが声をかけてきたけど、私も何て言えば良いのかわからない…
「いやー…えーと…そんな事無いと思うんだけど…」
「うん?」
「結界の中に人がいるかも…?しかもまだ生命反応もあるような…」
「は?崩れた土砂の中にいたの?」
「我が確認してくる!」
「藍お願い!1番奥だょ」
「わかった」
藍は直ぐ中に入り慣れた様子で無重力の中を奥に進み暫くすると人と思われる人の服を掴みながら運んできた
「え?本当に人?生きてるの?」
「この山崩れ最近って程じゃなかったよね?結構経ってる場所だと思ったんだけど?」
藍の到着を待つ間に周りにいた精霊に確認を取ると山崩れは1ヶ月くらい前の話だという。けど数年ごと繰り返して起こりやすい場所みたいだった。
藍が結界から出てきたのでヒルデと共に埋まっていた人に寄ると…
「えーと…亜人?なのかな?人にも見えるけど…あ!鬼?」
体の状態を見る為に診断をかけて全身を見る
身長は2メートル超えの大きながっしりとした体躯の男性良く見ると頭部の髪の中に小さめだけど角があった。
診断の結果は仮死状態に近く冬眠の様に必要最低限の生命維持だけしていたみたい。
「とりあえず、回復魔法かけてみるね」
今回は一応仮死状態の為ハイヒールよりもエクストラヒールを使ってみる事にした。鑑定で確認すると仮死状態が無くなり正常に戻った為、とりあえず目が覚めるまで様子を事にする。念のためにポーションをゆっくりと飲ますとしっかりと自分で飲み込んでいたので大丈夫そうだった。
「茗あんまり動かしたくないけど取り敢えずハウスに運ぼう」
「うん」
鬼の男性はとりあえずグラビディで軽くして風魔法で浮かして運んだ。
「ライムだだいま〜」
この訓練の間はライムは私のベルトの小物入れの中でなくハウスにずっといた。何故かというとここの気候は極寒の中で育ったライムには暑すぎてダウンしてしまったから室内環境が一定なハウスで過ごす事になっていた。移動する時用の対策を何か考えないと…
いつもよりだいぶ早く帰ってきた私たちに驚きながらもライムは糸を使って肩まで乗ってスリスリして嬉しさを表してくれた。
「ちょと倒れてた人がいたから、連れてきたよ。ベットのシーツ新しくしてくれる?」
ライムは手で大きく丸を作り直ぐにベットメイクしに向かってくれた。私はヒルデと一緒に男性をちょと斜めにしながら扉をくぐらせて、ぶつけないように方向転換してベットまで運ぶとライムがベットメイクを終えたらしくまた手で丸を作っている。
浮かせたまま男性に浄化をかけてからベットへ下ろす。
「茗この人が起きた時の為にスープでも作る?」
「うん具材はなるべく細かくして煮崩れるくらい柔らかくなる方が良いよね。後はパン粥の準備かな?」
「そうね、準備だけしておけば直ぐに作れるもんね」
私とヒルデはキッチンに向かい料理を作り出した。藍と天狼ちゃん達はまだ早い時間だからと食料調達という名の魔物狩りに行った一緒にレモンもついてったので上から探して魔物まで誘導してくれるから無駄なく効率的に狩れる為獲物が大量過ぎて自分達では運べなくなる事が多い。満足するまで狩るんじゃ無くて数が揃ったらやめる様に言ってるけど、中々実行されない為私の空間収納の肥やしになってる…量が多すぎるとギルドにも出しづらいんだよね〜…
男性の枕元に経口補水液を水指に入れて置いておく。ライムに起きたら教えてと伝えてまた料理に向かう。今日はいつもより早めなので料理の作り置きもついでにしてしまおう。




