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ヒルデ3

すみません…また途中でアップしちゃったので多少書き直してあります

「おはよう〜!良く寝れた?」


「おはよう(めい)なんだかすっごく寝てしまったよ…」


 今は既に日も高くなりあと1時間もすればお昼くらいかなっていう時間だから、ちょっとゆっくりめの起床だったかな


「体調が良くなったばっかりなのに無理したからだょ」


「そうかもしれないが、あのお布団が気持ち良すぎたのがいけない。」


「本当?良かった〜」


 マットレスと上掛けはこっちの世界に来て数年後に作った物で、自分で魔物を狩れる用になって鳥型の魔物を狩った時に羽毛で上掛けを作ったのをたまたま様子を見にきてたドラグニアのマルセルさんに見つかり、商品化した物でついでにマットレスも職人さんに作ってもらった。数年前だから今はだいぶ普及してるけどヒルデはまだ出会ってなかったみたい。



「それで?(めい)は何をやっているの?」



「ヒルデの装備をちょっと考えてたんだ。やっぱり帝国に行くなら対策は万全にしたほうがいいかなと思って…アクセサリーで認識阻害とか出来ないかなーって思ってる所だょ」



「そんな事できるの?一応意識すれば耳と尻尾は無くす事はできるけど、戦闘中とかは意識が削がれるから難しいんだよね…」

 

「なるほど…じゃあやっぱり何か考えよう」


「なんだか申し訳ないな…もらってばかりになって」


「気にしなくていいのに!私はヒルデが一緒になった事で凄く楽しいよ!どちらかというと作りたいものが出てきて困ってる感じたから♪」


「そうなの?…私もめいと一緒に旅するのが凄く楽しみ」


「本当?良かった〜!」


 暫くヒルデとアクセサリーをどうするか話して試作品を作って試してを繰り返しながら仕上げていった。


 最終的にアクセサリーとして決まったのはチョーカーで魔物の糸でチョーカーを編み途中に魔石も編み込んで、気持ち幅広だけど大人っぽいイメージでヒルデに似合う感じで出来た。

 チョーカーには《自動伸縮》と《光屈折》を付与してあるから苦しくなったりしない。獣化したりすると体躯が一回り大きくなるみたいだからサイズが自動で変わる機能が必要だった為に付与した

 《光屈折》はそのまま光の屈折により耳と尻尾が見えなくなるようになっていて、認識阻害だと上手く付与出来なかったから考えた末に単純なものになった。



 あとヒルデのマントも作ったょ!

私と同じでフード付きで、《撥水》《防汚》《常快適》が付いている。

 渡したら喜んでたけど苦笑いしながらだった。私としてはお揃いが姉妹感が出て凄く楽しいんだけどね〜



めいは簡単に作ってしまうが凄い事だよね?売ればかなりな収入になると思うけど?」


「作るのが楽しいけど、仕事としてずっと作るのは向いてないんだよね〜。新しいものとかすぐやってみたくなっちゃうからアクセサリーくらいが丁度良いんだょ〜。

らんがいるから狩りをすればお金にも困らないし…」



「あと革の防具くらいなら作れるけど?」


「もう充分な装備だから大丈夫!」


 そうは言ってもヒルデは殆ど防具を着けてないんだよな…

簡素なシャツに黒のパンツは似合ってるけどもう少し防御出来るものにしたい。体術メインだから動きやすくするのは絶対だし…

 レザースーツ作りたいな〜。動きづらいかな…まぁ直ぐには作れないからまた考えておこう…



 結局3日間留まり、アクセサリーやコートを作たので少し足止めになったけど、ヒルデも疲れが取れて良かった


 





 

 更に5日過ぎて目の前には国境が見える。

ここから帝国に入る事になる。いつもは人に合わないように森を抜けてたけど入国手続きをしなくちゃダメなので列に並ぶ。らんは迷ったけど影に入っていてもらいヒルデと2人で並んでいる。

 周りを見ると冒険者だったり商人だったり家族だったりするけどそれなりの人数で固まってるので2人というのは少し場に合わない感じだった…


「ヒルデがいてくれて良かった。1人だったら悪目立ちしてたと思う」


「ん?確かにそうだね。2人でもちょっと目立ってるもんね。」


「1人だったららんにはいて貰ったと思うけど、らんが虐待されても嫌だから…」


「うん。それが良いと思う。帝国内の移動はなるべく森の中にするんだよね?」


「うん。街にはなるべく寄らないようにするけど、どうしても港町は入らなきゃダメだから…」


 私達はなるべく帝国の端を回るようにして移動しているけど港町はどうしても迂回路がなくて入らないとダメな場所だった。

 だから一応入国手続きをする事にした。

フェンリル様の所には帝国の内陸を行くのが早いけどらんの事も心配だし、何よりもヒルデが一緒にいるのでより安全なルートを選びたいからね。

 どんな差別があるのか分からないからなるべく森や人の少ないところを選んで進むらんの足が有れば馬車の旅よりも早いから遠回りでも日数的にはそんなに変わらないと思うしね。



 暫く並んでいると漸く私達の順番になった。


国境には兵士がいて身分証明と通行税を払う事になっている



「2人なのか?他のパーティメンバーはいないのか?」


「ああ、私達は2人のパーティだからいない。心配しなくてもそれなりに強いから大丈夫ですよ」


「そうか、国境から町まではまだ遠い。道中気をつけてね。身分証明を見せて…」


「わかりました。」


  私とヒルデは冒険者のギルドカードを出すと私たちがBランクというのに兵士達は驚いていたけど問題なく通行税を払って通ることができた。


 ここからは帝国内だから気を引き締めないと!

ヒルデとらんのモフモフは私が守るからね!








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