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謎めいている

「え~と、僕何か悪いことしたかな?」


内心戸惑いながらやさしく呟く伊崎。

千草は相変わらず不機嫌に伊崎を睨みしばらく沈黙が訪れた。

変な空気が流れる中、話す事が無くなり海星が誤魔化し交じりに、今週のアニメアニメと逃げるように自分の部屋に戻る。ザッキーも戻ろうと、千草に戻ろうと一声かけて海星に続き部屋に入った。


伊崎は口がごもり、髪をくしゃくしゃに手でかく。

そのまま彼も嫌われた事を疑問に思いながらも部屋に戻った。

海星達が中に入るとまるで自分の部屋みたいに千草は先頭に歩き、ドアを開けてはベットを探す。

通路は棚が置いてあり、その中はフィギュアに埋め尽くされているが今はそんなことお構い無しだった。


「なんだ、もう寝るのか」

「うるさい」


異様な行動に眠いのかと感ずき、声をかけたのだが千草がうるさいと言う。

瞬間、何処かのネジがとれたかのように苛立ちがマックスまで登り詰めたが、相手は女の子だ。

暴力するわけにはいかない。

それに千草にも何らかの苛立ちを持っているのは行動で分かる。

そんぐらい彼女は分かりやすい性格なのだ。

だから今千草になんで伊崎に怒っているのかとか今の発言を聞くのも無粋なもの。

海星はそう思い苛立ちを心の底に沈めながら、自分のベットまで連れていきそこで寝かせる。

千草は男臭いと文句を言い、うるせぇと言いながら寝室から出ようとするのだが。


「ねぇ」


千草がそれを止めた。

先程の苛立ちが少し消えたのか表情が僅かに柔らかくなっている。


「なんだよ」

「……やっぱりなんでもない」

「なんだそりゃ」


言いながら部屋を出るが内心、何を話そうとしたのかがかなり気になった海星。


千草は今じゃあ何の警戒心持たず夢の中。

さっきだとあんなに二人と1つ隣なりの部屋で嫌がっていたのだがそれが消えるのは無理はない。

しずまに敗北して初対面の人との同居。

おまけにあの刑事のせいで昔の過去を思い出したのだから仕方がないことだろう。

意識朦朧の中、最後に一言言って眠りに落ちる。


つかれたと


海星は自分のベットを使われ寝場所はないが、パソコンをいじるためにしようする、とくせい布団式椅子があるので今夜一夜はそれで寝るだろう。


ザッキーはリビングに明かりを着けて、通りすぎた所のキッチンに入る。

キッチンには一切の料理を使う器具は無く二人とも料理が出来ないのであった。

二人のその歪んだ生活をもっとも救う冷蔵庫を開け、ショップに行く前に買っておいた、ソーセージ、缶ジュースを取りだす。

ついでに海星も千草を寝かせてリビングに訪れたので海星の分も取りだしザッキーはリビングにあるソファーへと腰を掛けた。


ふぅと海星はため息を1つ。

そして誰かに問うように呟く。


「過去になにかあったのかね」


いい放った後、缶ジュースをプシュッといい音が鳴り響きかせて缶を口まで運ぶ。

シュワシュワと炭酸が口に広がり、喉を通す。

味的にコーラとわかり、飲みほした後、海星はザッキーに話かける。


「ザッキーはあの子ことどう思う?」

「凄く謎めいてる」

「確かに、ね、それも一理あるがそれだけじゃないと思うんだよな、なんというか哀しい目をしてる」


う~んと考える二人。

目の前にあるテレビもつけず、沈黙が部屋を沈める。


「とにかく明日様子をみよう、秋葉言ってはしゃいだりして、その時にさりげなく彼女の事を聞けばいいんじゃね」

「だな、同じ仲間になるんだからコミュニケーションも必要だしな、よし暗い話はお開きだ、アニメみようアニメ」

「あ、俺朝借りたマヨ〇キがあるんだ、それみよ」


了解と海星が言ってザッキーから手渡しでDVDを受け取り、ボックスに入れテレビを没頭し始めた。







次回から文字数が増えるので多分投稿が遅れてしまいます。

申し訳ございません

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