3_31_ここに居て
こんにちは。
遅い時間になっちゃいました……
あと、ストック切れたので次回の更新は遅いかもしれません。
”寂しい”
そんな声が聞こえた気がする……
”苦しい”
そんな叫びも聞こえた気がする……
”恨めしい”
こんな感情まで流れ込んでくるようで……
”一緒になりたい”
まっすぐな願いに引き寄せられて……
・・
・・・
「……イス……て」
誰かの声が聞こえる。
「……きて……ス」
辛そうな声だ。どうしたんだろうか。
「ん……お、イリーナ?」
目を開けると、辛そうな顔をしたイリーナだった。
「ルイス! よかった……」
どうやら仰向けにベッドへ寝ているようで、横から覗き込んでいたイリーナが体を預けてくる。
少し震えてるな……どうしたんだ?
「なんで、暗いんだ?」
周囲は暗く……いや、闇に覆われてるのか。イリーナの魔法だな。
他には誰も居ないけど、闇の外側では誰かが居るのだろうか。
「ルイス……なんともない?」
「へ?」
なんともないけど?
あ、でも服が濡れてるな。これは海水か? すっげえ潮の香りがするし。
ってか鼻とか目が痛い。そんな事をイリーナに伝えると、安堵したような息を吐いていた。
「なんで安心してんだよ。鼻とか痛いんだけど?」
「……よかった」
「は?」
とりあえず体を起こそうとするけど、イリーナがどいてくれない。
「なあ、どうしたんだ? 何があった?」
「……」
何も答えてくれない。
どうしようもないから、しばらくは仰向けのままでイリーナの頭を撫でていた。
そうすれば少しは安心するだろうと考えたんだが、代わりに抱きしめられる。
けっこう強い力だから息苦しいんだけど……
「説明してくれよ。何がなんだか」
「魅了よ」
「へ?」
魅了?
「……ルイスは魔物に魅了されたの」
「俺が!?」
「ええ。そのまま……海に飛び込んでいった」
だから体が濡れてるのか……魅了って言われても、全く覚えてない。
それこそ甲板で寛いでたぐらいしか記憶が無いんだけど、その直後に発生したんだろうか。
途切れながら語るイリーナの話を聞いてみると、どうやらケートス先輩との組み手に皆で向かおうとした時、背後で俺の気配が船縁へ向かったため不思議に思ったらしい。
振り返れば、俺が身を乗り出している。
何をしているのか聞いても答えず、やがて船縁を乗り越えて俺が転落した。
すぐに職員を呼んだり、俺を助けるためにハイクが海へ飛び込んだり……大騒ぎだったとさ。
イリーナ達の話を聞いて、そして海の中で俺を救い出した時にハイクが見た光景を総合すると、俺が魔物に魅了されたと推測された。
すぐに職員が調査した結果、船底に近付く魔物が発見されたそうだ。
魔物の名はドリーデッズ。”漂い亡者”とも呼ばれている凶悪な魔物であるらしい。
普段は海の底を漂っているが、たまに海面近くまで浮上しては船を襲うんだとか。
そうして海に投げ出された者を取り込むらしく、漁師や船乗りの間では恐怖の象徴となっている。
けど、俺みたいに自ら飛び込むような者なんて普通は出ないため、俺と漂い亡者が”運命の導き”で結ばれていたと解釈された。また、かけ離れた力量差により魅了が発生したと。
そして、即座に緊急避難へ移行。
障壁を解除した後は職員の魔法により強力な追い風を発生させ、全力で逃げたそうだ。
だが、追ってきた。ダミーの小舟を浮かべても食いつかず、ずっと追跡してきたらしい。
するとイリーナが俺の運び込まれた部屋で魔法を行使して、漂い亡者が追跡を断念したそうだ。ダミーの小舟を今更になって気付いたかのごとく襲い、その間に距離を離したと。
「ルイスを追っていたようね」
「だから闇で覆ったのか」
「ええ……この魔法は……気配も遮断するから、もしかしたらと思ったの」
イリーナの機転で難を逃れ、今は警戒状態で進んでいるらしい。
「先生達も……わざとじゃなくて、魅了の発生で海に落ちたと……信じてくれているわ」
「さすがにさ、わざと海へ飛び込むほど馬鹿じゃないって」
「そうね……」
俺は受け答えもせず自ら海に飛び込み、魔物はダミーに引っかからず定めた獲物を追うように追跡してくる。
ここまで条件が揃っていれば、魅了の発生ぐらいしか説明出来る現象がない。
「……ぅ」
話を聞いていると、突然イリーナが苦しげな声を絞り出した。
「おい、どうした?」
「ちょっと魔力が……残り僅かなの」
聞けば、かれこれ8時間ほども”シェディボックス”を行使しているらしい。
一度行使されれば30分ほどは保てる魔法であるけど、念のために遮断効果を全力で強くした上で何度も展開し直しているそうだ。
少なくとも10回以上は魔力が枯渇しかけた状態を繰り返しているようで、精神的にも限界のはずだった。
「世話になったな」
「……皆、心配してたのよ?」
「やっぱ、そうなるよな」
いきなり海に飛び込んで8時間あまりも目を覚まさなかったんだ。そりゃ心配するだろう。
だが、もう目覚めたし体も異常ない。ちょっと目が痛いし、半端に乾いた海水で体中がゴワゴワしてるけど。
「だからさ、もう闇を解除しても大丈夫だ」
「そうね」
途端に闇が消え失せると同時に、部屋の明かりが強烈な眩しさを届けてくる。
手で光を遮りながら目を細めていると、イリーナが体を起こした。
「どう? 意識はある?」
「大丈夫、なんともない」
「……受け答えも出来るし、どこへも行こうとしないわね」
これなら魅了が途切れたと判断できるようなので、もう漂い亡者は近くに居ないのだろう。
「よいしょ、っと」
俺も体を起こして、部屋へ備え付けられている時計を見てみれば夜中であった。俺が海に飛び込んだのが昼食後から少し経過した時間だろうからな。もう他の生徒達も各々の部屋に戻っているだろう。
「ありがとなイリーナ。ゆっくり休んでくれ」
とりあえず他の仲間にも元気な姿を見せてやらねえと。ここはイリーナが個人で使用している部屋みたいだし、俺が寝泊りしてた部屋は別だな。
「……部屋に戻るの?」
「おう。イリーナは腹減ってるか? それなら後で飯持ってくるからさ」
そう言いながらベッドから降りようとした時、服の袖が掴まれた。
「ん?」
「もう少し、ここに居て」
どうしたのだろうか。なんだか辛そうな顔だ。
「魔力が枯渇気味で疲れてるだろ? 早く休んだほうが」
「いや……行かないで」
袖を掴んで放さない。無理に引き剥がすのも申し訳ないな……
イリーナは憔悴しきるほどに魔法を行使し続けてくれたんだ。恩返しっていうのも違う気はするが、もう少し部屋に居ようか。
そう判断して、イリーナをベッドへ寝かせる。
代わりに俺は降りて、横から腕と頭だけベッドに預けた。
さっきと位置取りが逆になったな。今度は俺が看病する番のように思えて、少し面白い。
「イリーナが弱ってるのを見るなんて初めてだな」
「そう?」
だってさ、初めて会った時は演技だったんだろ? それはノーカンにしとくべきだと思うんだよな。
んで、一方の俺は何度か弱った姿を見られてる。マリに鳩尾を破壊された場面とかだ。
「ってわけでさ、なんか面白い」
「優越感にでも浸っているのかもね」
あ~……優越感か。たしかにそうかもしれない。普段とは立場が逆転してるように思えるもんな。
……まあ、こうなった原因は俺が魔物に魅了されたからだけど。
「そう考えると優越感なんて持っちゃダメな気がしてきた」
「そういう人だって知ってるから、気にしなくて大丈夫よ」
「なんか貶されてね?」
的外れな感慨に耽るのが俺、ってか。
なんだか釈然としないままに頭を傾けると、イリーナが微笑む。
「そんな顔しないで。悪い意味じゃないんだから」
「そうなん?」
「ええ、むしろ褒め言葉ね」
それは違うだろ。さすがに褒め言葉には聞こえねえし。
「ふふ……」
またもや思ったことが顔に出ていたようで、笑われてしまった。
そしてイリーナは目を閉じ、まるで幼子に言い聞かせるような声で続ける。
「いつもバカな事をしたり、とんでもない失敗をしたり……周りが迷惑することもあるでしょうね」
事実だから言い返せねぇ……
「けど、何度も失敗してるのに、あなたは楽しそうに笑ってる。これで良かったなんて言い出しそうなほどにね……」
イリーナが目を閉じたまま俺の手を握ってくる。
以前に触れた時よりも冷たく感じるし、今にも消えいりそうで……握り返しはしないけど、振り解く事もしなかった。
「そんな顔を見てると、仕方ないなルイスは……って気が抜けちゃうの」
体を俺のほうに横向け、空いていた手で俺の頬に触れる。
どうやら治癒魔法を行使したようで、目の痛みが引いていった。残り少ない魔力で無茶するもんだ。
「悪いな」
「……目が充血してたから」
「あ、それでか」
そりゃ気になるだろうな。もしかしてさ、目を合わせたくないから閉じたのか?
「だから、そのままでいいのよ」
「へ?」
「ルイスは今のままで、皆に助けてもらいながら、楽しく過ごせばいいの」
「……おう」
「代わりに、皆を護ってあげて。それが仲間だと思うから」
そうだな。相手に短所があろうと長所がなかろうと、仲間という関係は別の次元で繋がってるんだから。
俺が言葉無く頷くと、それで満足だったようだ。俺の頬から手を離して、小さく息を吐いた。
「……大丈夫か?」
「心配しないで。少し疲れただけ」
「そか……なんか飲み物でも持ってこようか?」
「要らない。ここに居て」
俺の手を握る力が少し強まる。けど、なんだか却って弱々しい。
イリーナの普段からは程遠い様子に、心配するなと言われても心配してしまう。
どうしたら良いのかも分からず目を彷徨わせていると、イリーナが呟いた。
「…………あのまま」
「ん?」
「もしワタシだけだったら、ルイスを助けられなかった」
その仮定を考えるのが嫌だとでも言うように、目をぎゅっと閉じている。
「すごく、悔しかった……知らない内にルイスを奪われたような気がして」
震えてるな。
手から伝わってくる微弱な振動を感じながら、俺は逆にイリーナが誰かに奪われたとしたら……なんて考えてしまう。
……とてもじゃないが納得できない。なにがなんでも連れ戻すだろうな。
「なあ、イリーナ」
気付けば、イリーナの頬に触れていた。
イリーナは少し驚いたように体を震わせ、目を開ける。
「ルイス……?」
「また皆で助けてくれ。俺も助けるから」
「……そうね……約束よ?」
「約束するまでもねえって。当然だろ」
「ふふ……そう言うと思った」
少しは気が楽になったようで、それからも途切れ途切れに話していると、イリーナは眠ってしまった。
俺は静かに寝息をたてるイリーナを眺めながら……しばらくの時間、ここに居た。
・・
・・・
今、俺は船の甲板に立っている。
魔物に魅了されて海へ飛び込んだ翌日の昼。まるで夢だったかのように平和な時間であった。
昨晩はイリーナの寝顔を長時間眺めた後、空腹が限界だったから食堂に向かったんだ。もう誰も居なかったけど、道中で遭遇した職員が飯を作ってくれたんだよな。
どうやら普段は最上級生の授業を担当しているようであり、つまりは一般生徒ばかりを受け持っているらしい。
で、最上級生ともなれば授業の量が少なくなるそうで、しっかり成績を修めていれば殆ど選択する科目も無いのだとか。
代わりに空いた時間で生徒達は就職活動をするらしく、職員も授業よりかは職探しの補助に回る事が多いってさ。
そんなこんなで暇ではないけど時間の余裕はあり、今回の長期間行事でも引率役として参加しているそうだ。
名前はヴィンズ……ヴィンズ先生だ。
そんな自己紹介を受けながら作ってもらった料理を頬張っていると、俺が魅了で海に落ちた生徒だと気付いたらしい。
大変だったねとか、もし救えなかったらクリストフ君に合わせる顔が無かったよとか言っていた。
俺が海に落ちた際は船内で休憩していたようなので、知らない内に生徒が死んでたとしたらショックだろう。
ご心配おかけしました、と頭を下げて遅い晩飯を完食。
礼も言って自分の部屋に戻ってみれば、ハイク達はまだ起きていた。
最初は心配そうな様子だったけど、俺が全くもって元気だと分かったら途端に弄り始めてきたんだ。
ーーーーー
「お前さ、大事なこと忘れてねえか?」
「は? 何が?」
「お前が海から引き上げられた時はよ、呼吸が止まってたんだぜ?」
「うっわ……そうだったのか……」
「慌てて皆が集まって、まあ息を吹き返したんだが」
そこまで言ってラグが口を閉ざす。この切り方は歯切れが悪いな。
「どうしたんだ? なんか問題でもあったのか?」
「どうやって呼吸を取り戻させたと思う?」
ハイクが代わりに答えてくる。といっても俺に対する質問だ。
「ん~……分かんね」
「蘇生法だよ」
「なにそれ?」
「知らないんですか……」
ソマリが呆れたように説明してくれるのを聞いていると、どうやら肺に空気を送り込んでから心臓に刺激を送るらしい。
けっこう手荒だな、って思わんでもないが蘇生の実績がある方法だとか。
で、肺に空気を送る方法について気になったから聞いてみた。
「風系統の魔法で送り込むとか?」
「加減が難しいから推奨されてないよ。それより確実な方法がある」
「ん~……」
考え込んでいると、ニヤけながらラグが教えてくれる。
「口から口へ直接送り込むんだ」
「えっ……」
俺は思考が止まった、というより一つの疑問だけしか考えられなかった。
つまりそれは接吻であり、誰がやったのか……である。
やっとハイク達が面白がっている理由を把握し、俺は悶えた。
知りたい! 知りたいけど、答えを知るのが怖い!
だってさ、どうせ職員だろ!? で、たぶん男だ。わざわざ異性に担当させるわけがないじゃんかよ!
「誰なのかは言わないでくれ!」
だから俺は聞かない事にした。僅かでも女性だった可能性が残っているなら、それで少しは気が楽だから。
いや、女なら誰でも構わないってわけじゃねえよ? けどさ、男よりは断然マシだろ。
……だが、ハイクが悪魔のような囁きで告げた。
「ゴルマック先生」
「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
やってくれたな!! ふざけんなよ!
俺は即座に部屋へ備え付けられているシャワールームへと走った。今すぐ口内を洗浄したい一心で。
「ついでに体も洗っといてくださいね。磯臭いです」
「うっせえ! それどころじゃねえんだよ!」
笑い転げるラグとハイクに、他人事のように注文してくるソマリ。他人事だけども。
しっかり口内を洗ってから、たしかに海水に濡れたままだったので体も洗う。やっと小綺麗になってシャワールームから出てみれば、ラグが俺の肩へ手を乗せてきた。
「安心しろ」
「あ?」
「実はな、一発だった」
「は?」
詳しく聞くと、俺が甲板に引き上げられてから飛ぶように走り寄ってきたのがゴルマック先生だったそうだ。
俺の呼吸を確認し、それが感じられないと分かるや否や、泣き叫びながら拳を振るった。
どうしてだ!! 目を覚ましてくれ!!
振り下ろされた拳が俺の胸にドン!
口から勢いよく海水がドン!
ついでに白目もドン!
……ただ一発の拳で、俺は呼吸を取り戻したそうな。
ついでに死にそうだったらしいけど。
「……ってわけだ」
「騙しやがったな!?」
めっちゃ安心したけども! そういう冗談はやめろよな! 心臓止まるっつの!
そんなこんなで夜も更け、さっきまで寝ていた俺は眠気も無く天井を長い間眺めていたのであった。
ーーーーー
……で、しばらくしたら眠れて、翌日の朝というわけだ。
とりあえず甲板を歩こうと思っていたんだけど、その前に1つだけ聞きたい事があって、隣へ立つラグに話しかける。
「なあ、これ何だし」
「何って……ロープだろ」
それは分かる。俺の腰に巻きつけられているのがロープだって事くらいはな。そしてロープの先端はラグが握っている。
つまり、あれだ……
「俺は犬かよ!!」
「ルー、吼えちゃダメだろ」
「犬の名前みたいに呼ぶな!!」
こんな事になったのは俺が再び魔物に魅了されても大丈夫なように、という対策であった。
もう例の漂い亡者は近くに居ないだろうけど、油断は出来ない。
だから誰かが俺に巻きついているロープを持っている必要があるそうだ。
「それにしたってよ、なんか情けないだろ……」
「釣りでもするか? それなら全員がロープに巻かれてるしよ」
飼い主、じゃなかった……ラグが提案してくるが、もう釣りは飽きたんだよな。
けども犬の散歩みたいな状態で歩き回るよりはマシなのだろうか……
そう悩んでいたらイリーナとマリ、そしてシャロンまでもが近付いてきた。
「散歩、交代するわよ」
「んじゃ頼む」
イリーナがロープをラグから受け取る。
「よーしよしよし……良い子ねぇ、ルー」
マリが頭を雑に撫でてくる。わしゃわしゃと。
「犬のくせに頭が高いわね。お座り」
シャロンが命令してくる。
俺は……深く溜息を吐いた。
「ぺっ」
そして唾も吐いた。シャロンの足元に。
「汚いわね!」
「ルー! 悪い子っ! めっ!」
「名門に唾吐くなんて、やっぱり犬の所業ね」
「うっせえ! 誰が犬だ!」
なんのかんのと騒いでいたが、やがて女性陣がロープを担当する事になってしまった。
「ほら、行くわよルー」
「いつまで続けんだし!」
「ドリポートに到着するまでは反省してなさい。皆を心配させた罰よ」
「もっと尊厳のある罰にしてくれ!」
どうやらイリーナは元気になったようであり、それは喜ばしい。けどな、この楽しそうな感じは余計だと思うんだ。
ともあれ俺は引き摺られ、甲板の船縁近くに設置してある椅子へと連れて行かれた。
「ここに座りましょうか」
「そうね、のんびりしましょ」
「俺は釣りでもしてるからさ、それなら大丈夫だろ?」
「駄目よルー、お座り」
「お手」
「三回まわって鳴きなさい」
「お前らな……」
よし分かった。
そっちが犬として扱うのであれば俺にも考えがあるからな。
「よいしょっと」
椅子に座ってふんぞり返り、飲み物を要求する。
「おい、飼い主なら飲み物くらい用意しろよ」
「「「えぇ〜……」」」
ふははは! 事あるごとに吼えまくってやるから覚悟しろ!
「こんな偉そうな犬は見た事無いわね」
「あんまりにも悪い子だと、海に捨てるわよ?」
なんのためのロープだし!! 虐待反対!!
そんなこんなで犬も同然な扱われ方を4日ほども続けられ、ドリポートが近付いてきたのだった。
次回・・・夢想の都 到着




