3_25_食うか沈むか
こんにちは。休みは素晴らしいですね。
しかもブックマークが2日連続で上昇していたので、モチベーションまで高まります。
明日も投稿出来るように頑張りますよ!
チーム戦の選抜終了後、午後から始まった個人戦の第二選抜は大いに盛り上がった。
一対一であるため目まぐるしい状況の変化があるわけでもないからな。
攻める側と守る側の応酬や、その切り替わり。どうやって防ぐか、意表を突くか。
そんな動きをじっくり見られるのだから、俺にとっても得るものが多かったのである。
そして順調に選抜の全行程が終了し、ドリポートへの出発に向けて各々が準備を始めたのであった。
・・
・・・
「それじゃ出発しようか、うん」
12日後、校門前に集まった生徒達が馬車へ乗り込む。
いつかの演習と同じくらいの規模であり、都の外壁を潜り抜けた後は騎士達が隊列を整えて周囲を取り囲む。
「船旅が楽しみだね」
そう言って水筒から水を飲んでいるのはマリだ。
「マリとか船酔いしそうだな」
「船なら乗ったことあるけど、酔わなかったよ?」
「あ、そうなん?」
「うん。湖でお父さんと一緒に」
「それはボートだ!」
ケートス先輩のツッコミが炸裂。ちなみにマリは狙ったわけでなく本当に勘違いしていた。
顔を見れば分かる。恥ずかしいからネタであるかのように振舞おう……って顔だな。
あまり掘り下げるのも可哀想なので放置。するとイリーナが俺に聞いてきた。
「ルイスは船に乗った事あるの?」
「ない。てか海自体を見た事無い」
話には聞いてんだけどさ、やっぱ実物を見ないと信じられない。
端が見えないほどに広いって、盛りすぎだろ。
いやでも船で長い時間移動するから、本当なんだろうか。相当な距離だよな。
「反応が楽しみね」
馬車の外へ目を向けるイリーナ。そこへ男子生徒が話しかけていた。
生徒会メンバーとイリーナは固まって同じ馬車に乗ってるけど、他の生徒達も乗り込んでいる。
たぶんイリーナが目当てなんだろう。さっきから良い匂いが漂ってるからな。
「そろそろ昼食の時間だね、うん」
同乗していた学校長が呼びかけ、途端に生徒達が騒ぎ出す。
イリーナが持ってきただろう弁当を狙っているわけで、それを見越していた本人は笑顔で告げた。
「ワタシは弁当を作ってないわよ?」
表情の固まる生徒達。そして学校長……この人の表情が一番絶望を表現してるな。
「そんな……権力を振るって同じ馬車へ乗ったというのに」
「え……」
「聞かなかった事にしとこうぜ」
ひとまず学校長の表情と言葉は頭から追い出して、イリーナは本当に弁当を作っていない。
しかし良い匂いが漂っているのは事実である。
では、誰が作ったのか。
「はいはい! 私が作ったの!」
そう、鳩尾破壊に特化した脳内甘味畑で鳥頭の最終兵器かつ新四天王、マリの作った弁当だ。
生徒会メンバーの中でもトップの異名数を誇る彼女は最近になって料理を修練している。
そして俺達以外の味見役も欲しいという理由で、この機会に大量の弁当を拵えたのであった。
しかし、そんな前情報を知ってか知らずか他の生徒達は沈黙。誰も食べたいとは言わない。
「ルイス」
「ん?」
ふとジャホースが俺の横に移動してくる。
「マリさんの料理って……味は大丈夫か?」
「直球だな」
清清しいくらいに真っ直ぐな質問である。横目に見たマリは誰も反応しなかった事に意気消沈しているから聞こえなかったようだ。
「味は良くなってる。てか美味い」
料理の修練を開始した直後は塩と砂糖ぐらいしか調味料の扱い方を知らないって状態だった。
俺達も似たようなものだったからバカにできないけどな。
てかバカにしたら試しに料理してみろって言うもんで挑戦してみたんだ。
ーーーーー
取り出したりますは香辛料として名高き胡椒と、辛味に欠かせない唐辛子でございます。
これらを磨り潰して粉末状にするんですが、今回は既に用意しております。
さてさて肉にパラパラと塩を振ってから熱した鉄板の上で豪快に焼きます。
うん、良い香りが漂ってきました。
たぶん焼けただろうと思えたら裏返して、もう片面も焼き上げます。
うお、なんか貼り付く。
ま、まあ大丈夫でしょう。
そこから焼き上げた肉に胡椒と少量の唐辛子を塗して、完成です。
……ってな具合に調理してイリーナに実食してもらった。
すると結果は不合格。
俺としては納得できない。しかしイリーナに懇々と指摘されて納得した。
まず肉の選び方が悪い。
豪快な焼き方に適していない肉だったし、てか筋を切ってもなかったから硬かった。
そして鉄板を熱しすぎたため思いっきり焦げ付いちまったし、表面だけ高熱で焼いただけになってしまう。
つまり中は火が通っていなくて、そのまま食べたら食中毒の危険性もあったとか。
肉によっては脂が滲み出て焦げ付かないような種類もあるけど、それを知らないなら油を鉄板に垂らしたほうが無難であり、肉の厚さによっては火加減を念入りに調節しないといけない。
あと香辛料を使い過ぎて素材の味が活かせてないし、そもそも唐辛子まで使う意図が伝わってこない。
そんなこんなで凄惨たる結果となってしまい、調味料以前に焼くだけでも技術が必要であると痛感したのである。
ちなみに失敗した料理はイリーナが美味しく仕上げてくれた。香辛料に塗れた肉の表面を削り、残りを煮込み料理で柔らかくしてくれたんだよな。
ーーーーー
そういった過去があり、俺よりは遥か高みに登っただろうマリである。
イリーナから色々と教わってるだろうし、大丈夫だろう。
「ま、そういうわけでだ。今のマリはイリーナの加護が付いてる」
「それでも不安が残ってしまうんだ……」
その気持ちは分かる。
予想の真上ってか何処へ行くのかも分からないのがマリだからな。
けどまあ、味覚が崩壊しているわけではない。
自信を持って馬車に持ち込んできた弁当なのだから、心配ないだろう。
「あれだ、食中毒には……ならないはず」
「俺は味の話をしてたんだが」
「ジャホース!」
「っ!?」
俺の大声にジャホースが驚く。他の生徒達も視線を向けてきた。
「何事も挑戦だ。冒険と同じで、やってみなきゃ分からない事だってある!」
「本来は食事に挑戦なんて」
「黙らっしゃい! それくらいの覚悟で臨めって意味だ!」
そしたら道が開ける事だってあるんだ。
学校長も言ってたじゃないか。
苦境に立たされた時、挑む意志は必要不可欠だってさ。
そして、蛮勇にならないかどうか学ぶ姿勢も大事だ。
「だから今回の件で学んだら良い」
「それは予備知識という意味であって」
「そして苦境から逃げる勇気!けど今のジャホースからは甘えしか感じない!」
だから、その甘えは俺が断ち切ってやろう。それこそ生徒会の役目だ。
「てことで、マリ!」
「なぁに?」
「ジャホースが苦境に挑戦す」
「っりゃあ!!」
「ごべぁ!?」
本日も鳩尾を破壊され、俺は崩れ落ちた。
この揺れの中で的確に狙ってくるとは流石だな……
「私の弁当を苦境って言い換えるなあ!!」
ごもっともです。ごめんなさい。
「……みんな、一度しか聞かないからね」
ゆらりとマリが馬車の中を見渡す。
「私の弁当を食べるか、ルイスと同じ末路を辿るか……どっちがいい?」
もはや脅しであった。
そして、全員が弁当を選んだのは言うまでもない。
・・
・・・
「それじゃ昼食にしようか……うん……」
思いっきり元気の無い学校長の号令で昼食が始まった。まずは作らなければいけないが、そこは調理役の人員を連れてきているので、馬車から降ろした食料と調理器具で昼食の支度を始めてくれた。
そして俺達が乗っていた馬車からはマリお手製の弁当が降ろされている。
馬車の揺れで少し蓋が開いていたらしく、そこから良い匂いが拡散されてたんだな。
で、それを今から俺達は食べるわけだが、他の馬車に乗っていた面々も何事かと近付いてきた。
「30人分あるからね」
そう言ってマリが弁当を配り始める。
渋々と受け取る者や、それなりに嬉しそうな者と様々な反応をしてるな。
「では、先に頂こうかね、うん」
「「「「いただきます」」」」
しかし誰も一口目へ進まない。まだ警戒してんのか?
仕方が無いと俺から先に食べる。
うん、美味いな。教えられたレシピ通りに作れているようだ。
今まで味わった失敗作と比べれば極上と言ってもいい。
そうしていると皆も食べ始め、すぐに驚きの声を上げる。
「え……美味い」
「おや、美味しいね、うんうん」
「よかった……美味しかった……」
感心というより安堵の表情だな。どういう評判が出回っているかは知らないけど、きっと不味いとか思われてたんだろうか。
「だいぶ上達したな、マリ」
「ん~……まだ限られた料理しか作れないの」
「それでも上出来だ。俺なんざ教えられても無理だろうしよ」
「ありがとうございます」
頬張りながらケートス先輩が褒め、嬉しそうな顔で答えるマリ。
他の生徒も口々に美味いと言ってくれて、作った甲斐があっただろうな。
「どう?」
イリーナが近付いて味を聞いてくる。
「美味い」
「ちゃんと言ってあげたら? きっと喜ぶわよ?」
「ん、そか」
こういうのは褒めないと駄目なんだろうな。せっかく修練したんだから、ちゃんと成果があったと自覚させてやらないと。
「おいマリ」
「へ? なに?」
「美味い」
「……ありがと」
あれ!? 怒ったのか?
すたすた歩いてマリが遠ざかる。そして後ろからイリーナに頭を叩かれた。
「何て言ったの?」
「美味い」
「……余計な事言うよりマシかもしれないわね」
イリーナまで離れていった。何か悪い事した?
「分かってないなルイス」
なぜかモーティが近寄ってきた。何が分かってないのだろうか。
「言い方が悪かったんだ」
「ほう」
「こういう時は、イリーナさんより美味しく感じたって言うんだよ」
それは嘘になるだろ。
まだまだイリーナの方が上だと思うし、そもそもレシピはイリーナから教わったやつだろ?
「まあ、俺を見てろ」
そう言ってマリに近付いていくモーティ。二言三言だけ話してから戻ってきた。
「どうだった?」
「喜んでたけど、なにか違う気がした」
「やっぱりな」
あからさま過ぎでも駄目だと思うんだよな。
しかし、正解が何かも分からない。
「お困りのようだね」
「「お、お前は!」」
後ろから呼びかけられて、俺とモーティは振り返った。
そこにいたのはヤークだった。既に弁当を平らげている。
「女性が見返りなしに俺達へ料理を振舞うわけが無いだろ?」
「「……」」
「だから何か狙ってるんだ。そこを見極めればいいんだよ」
俺とモーティは顔を見合わせて溜息を吐いた。
絶対違うと思う。
「で? そう言うからには検討がついてるのか?」
「もちろんだ。マリさんは甘いものが」
「ダイエット中だ」
「え……そうなのか?」
こりゃ駄目だ、お引取り願おう。
ダイエット中だろうが食うときは食うだろうし、渡したら無駄にはしないはずだ。
しかし喜んで受け取るかは分からない。
あれで愛想笑いも出来るから、内心で困ってる可能性はある。
「あっ」
「ん?」
モーティが声を漏らし、その視線を辿るとハイクがいた。マリとなにやら話しており、マリはしきりに頷いている。
「くそぉ、先を越された」
「何が正解だったんだ……!」
悔しがってんなぁ。
てことでハイクに正解を教えてもらおうと近付いてみた。
マリと離れるのを待って接触開始。
「マリさんが喜ぶ言葉?」
「おう。なんか怒らせたかも」
すぐに機嫌も直るだろうけど、フォロー出来るならしておきたい。
「何て言ったの?」
「美味い」
「……別にそれで問題ないと思うよ」
「そっか」
まあ怒らせてはいないのかな。
そう安堵しているとハイクが忠告してきた。
「けど、あの弁当はイリーナさんのレシピじゃないよ」
「えっ……」
違うのか?
「けどさ、味付けが似て」
「そりゃあイリーナさんに教わったら似るだろうね」
「じゃあなんで分かるんだし」
「あんまり言いたくないけど、拙さ……かな」
たとえば味付け以外にも彩りや栄養バランス、果てには冷めても美味しく食べやすいかどうか。
そんな工夫を凝らしきれてない部分が散見したらしい。
「まだ料理を修練し始めて日が浅いから、それは仕方ないけどね」
「ってことはさ、ハイクは指摘したのか? それで喜んだのか?」
「指摘というよりは意見だよ。彩りまでは……まあ言わなかったけど」
味付けの濃淡や食感など、諸々で気になった点を数人分集めて教えたらしい。
「別に俺が正解ってわけじゃないと思う。けど味見役が欲しかったのは事実だろうからね」
そっか……俺も意見とか出したほうがいいのかな。
よく分からない材料が入ってたぞ、とか?
「ルイスはもう何も言わなくていいよ」
「だってさ、まだ美味いとしか言ってないんだけど?」
「それで充分じゃないかな。聞かれたら意見を出せばいいよ」
そういうわけらしく昼食も済み、また馬車での移動を再開した。
何度か休憩を挟みつつ周囲が暗くなり始めるまで移動し、移動初日は無事に終了。野営ではテントの中で男子が雑魚寝していた。貴族連中は1人で快適に寝てたらしいけど。
女性陣は馬車の中だ。毛布などを敷いて夜中まで話し込んでいる生徒もいたらしい。
こうして馬車での移動は続き、二日目の昼過ぎに港町へ到着した。
町の名前はグラポートだ。グランバスから少し名前を拝借してると分かる。
一見してみると建造物が多いわけじゃない。けど市場が広かった。
様々な海鮮物を取り扱っており、見た事のない魚で溢れている。そして潮の香りというやつなのだろうか、独特の匂いが鼻腔をくすぐる。
「生徒は集合してください」
ナイール先生が生徒達を集合させ、これからの予定を通達し始める。
「本日はグラポートに宿泊し、翌日の昼に船で出発します」
てことは今から……
「これから自由時間です」
「よっしゃあぁ!」
色々見て回ろう、そうしよう。
まずは市場で魚とか見たいよな。なんか向こうで光る魚とか売ってるし。
「ただし、程々に」
「……はい」
思いっきり目を合わせてきたナイール先生に忠告され、目を逸らしながら返事。
「特に対抗試合の出場メンバーは怪我しないように。いいですねケートス君?」
「もちろんです!」
「そして行方不明なんて言語道断です。分かっていますかルイス君?」
「了解!」
念を押されてしまったが、宿で謹慎させられるような展開ではないらしい。
安堵しつつナイール先生の連絡事項を聞いたところ、宿は既に取ってあるそうだ。
部屋の割り振りも決まっているから、もう休みたい人は自由に休めばいい。
夜中は宿が全消灯するそうなので、それまでに食事や風呂を済ませて部屋へ戻るように。風呂はあと2時間で入浴できるようになるらしい。
ちなみに食事は宿で注文すればいいが、他で食べるのも構わないそうだ。
宿で食べるなら料金は学校側が払うけど、他は自分で払わないといけない。
そして日用品などは大量に用意しているけど、自前で用意しておきたいならグラポートで購入しておくように。
最後に、適正年齢を超えていても飲酒は控えたほうが賢明である。明日の船旅で苦しむかもしれないから。
などなど説明を受けて、ようやく解散となった。
「メンバー集合!」
ケートス先輩がメンバーを集める。クリストフ先輩が不参加だから代理のリーダーだな。
「分かってると思うが、単独行動禁止だ」
「同意です。特にルイス」
「分かってるって!」
「目的が同じメンバーで組めばいいと思うんだが、もう決まってるか? ちなみに俺は魚料理を食いに行きたい」
ケートス先輩の問いに、皆が口々に答えた。
「海を見に行きたいっす」
「私は市場を回りたいかなぁ」
「部屋で読書します」
「今夜の一大イベントに向けて計画を練ります」
「船に忍び込みます」
誰一人として被らない。聞き捨てならない予定も混ざってるが。
俺は……市場か海か魚料理だな。
けど別に宿の食事で済ませても構わないし、海は明日から嫌というほど見るだろうから急いでない。となれば市場か?
けど、それだとマリと組む事になるんだよな。なんか長い買い物になりそうだし、好きに見て回れないかも。
てことで俺は決断した。
「俺はさか」
「んじゃ俺も魚料理を食いに行くぜ。その後で海を見に行けばいいし」
「そうだな。それじゃ俺とラグで行動だ」
ケートス先輩とラグが組み、止める間もなく去っていった。
一気に候補が絞られたんだが……しかたない。
「ハイク、俺もふ」
「どうせ明日に乗るから船はやめとこうかな。ソマリと部屋で読書するよ」
「分かりました。僕の蔵書からお勧めの本を持ってきたので」
「食事の時間になったら起こしてね」
「最初から寝るつもりですよね!?」
わいのわいのと離れていくソマリとハイク。間に合わなかった……
となればモーティか。何の計画かは知らんけど乗るしかない。
「モ」
「モーティ!!」
誰かが近付いてくる。どうやらモーティの友人みたいだ。
「今回こそ成功させよう!」
「ああ! 入念に計画だ!」
「既にチャールスが見回りのルートを考えているらしいぞ!」
「よし、それを把握して経路を選ぼう!」
「「「おおぉ!」」」
モーティまで去っていってしまった。
残されたのは俺とマリのみである。
「……」
「じゃあ、市場に行く?」
マジかよ……こうなる運命なのか?
「……!」
いや、まだ終わっていない。
背後でイリーナの気配を感知! 振り向くと遠くから歩いてくるイリーナを発見!
まだ残ってた希望だ。イリーナにマリを押し付けよう。
女子だけで買い物したほうが良いだろ。そして俺はケートス先輩とラグに合流する。
こんな計画を立てイリーナを呼ぶ。すると何か袋を抱えて近付いてきた。
「なに?」
「マリが市場を回りたいらしくてさ、イリーナは」
「これから大切な用事があるから、ごめんなさい」
「へ、何の?」
「研究よ。材料も沢山あったし」
そう言って見せてくれたのは様々な魚だった。これを研究で使うのか?
「その後は宿の厨房を借りて調理するから、食べに来なさいな」
「お、おう。分かった」
「それじゃ後でね」
どうしよう。行ってしまった。
「ねえ、早く行こ?」
「実はな、俺も魚料理を」
「イリーナが後で料理作るんでしょ? それまで市場を回ればいいじゃないの」
うん、詰んだ。
次回・・・港町での自由時間
数話はのんびり展開を予定しています。
キャラも疲れてるでしょうからね、そろそろ癒さないと……




