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先駆者の導き  作者: 腹ぺっこ
第三章 人魔を渡る者
66/217

3_09_練習台

ル「うぁ〜……いよいよか……」

ラ「主人公だしよ、死にゃしねえって」

マ「ちょっ、それ言っちゃ駄目!」

ハ「そもそも生死に関わる展開じゃないから」


ーーーーー


こんばんは。


最近は”ほぼ”毎日投稿出来ていて、とても有意義に思っています。

ただ、ストックが……


1日48時間だったらなぁ、と悩む今日この頃です。




皆と食堂で再会を祝った後、イリーナはまだ忙しいようなので先に寮へ戻った。

それからは俺の部屋に新入生メンバーが集まり、演習中の事を語り合い始める。


どうやら一般の生徒で、1人だけだが運命の導きを経験したらしい。

明らかに強くなったそうだ。


「その後に手合わせしたけど、やっぱり勝てなかった」



そう言ってモーティは悔しそうな表情をするが、この前まで互角程度の相手が強くなったらしいのだから、勝てないのも仕方ないと思う。


ちなみに、その生徒は調子に乗ってラグにも挑んだそうだ。

剣を扱う流派組なんだけど、途中まではラグ相手に押していたらしい。


しかしながら途中から失速し、最後はただ一発の反撃で沈んだのである。

つまりは体力の消耗を誘発されただけの話であり、押していたのも見せかけだ。


「たしかに勢いはあったがよ、ハイクの相手するよりは楽だったぜ」


だそうだ。ハイクと比べちゃダメだろ。


そして、演習で利用した街は温泉が有名だったようで皆が喜んでいたらしい。

温泉か……俺も浸かりたかったな。


「すっごい気持ちよかったよ! 温泉卵もトロトロで美味しかったし」

「どうせマリは演習の目的すら忘れてただろ」

「そんな事ないもん。ちゃんと強くなりました~」


どうだかな。魔物すら食い物としか見てなかったかもしれん。


まぁなんにせよ、有意義な演習となったらしい。




ちなみに、温泉といえば誰しもが夢見るイベントを忘れてはいけない。

そう、女湯の覗きだ。


「ある夜、俺とラグは有志を募って作戦を練ったんだ……まず」

「結果は?」

「……駄目だった」

「だろうな」


モーティの回想は長いからパスだ。さっきからマリが冷めた目をしてるし。

てか自分から株を下げにいってどうすんだし。



そして本題として、生徒会メンバーの仕事は上手くいったようであった。


職員や上級生とも協力し、なんだかんだと下級貴族が交流する場を用意したのである。

ラグに言わせれば覗きもその一環だったそうだ。明らかに間違った選択だけどな。


で、交流を重ねた下級貴族達は概ね所属が決まったようである。

上級貴族の取り巻きだったり、下級貴族同士で固まったり、一般と仲良くなったり……様々なグループが誕生した。


というわけで、生徒会メンバーにナイール先生から報酬が送られたのである。



「得体の知れない魔具とか?」

「魔具なのに違いは無いけどね。ちゃんと実用的だよ」


渡されたのは、通信連絡用の魔具だった。

警備員なども利用しているらしく、それなりの値段がするらしい。


なのに今の生徒会メンバー10人分を用意してくれたのだ。ありがたい話である。



で、その機能とは……通信だ。


大きめの装置があり、こちらも魔具なのだが親機と呼ばれている。

そして、各自に配られたのはギルドカードと近い形をしており、これは子機と呼ばれている。


利用方法としては、子機から親機に対して声を届ける事だ。

子機の回路には固定の場所を登録する機能があるので、その登録した場所へ親機を置いておけばいい。


そして親機としては声を届けられると、取り付けられた釦が光る。

釦を押せば音の受信が可能になるのだ。


更に、親機は別機能として返信が出来る。


子機から音が届けられた経路を逆探知して、一時的な登録をするのである。

そうすれば親機からも子機へ音を届けることが可能となり、互いに会話をすることも可能なのだ。


しかし制限というか、子機から通信しないと親機は何も出来ない。受信して初めて通話が可能になるからな。

というわけで、親機はクリストフ先輩の部屋へ設置されているそうだ。


そこを生徒会メンバーの本部として扱い、何かしら仕事をしている時に報告や質問があれば通信するのである。

わざわざ戻る手間をかけなくてもいいので便利だな。



ちなみに、移動中は連絡できない……というのは語弊があるものの、親機からの返信が不可能となるのだ。


この魔具は”デリボイ”を主体に組み込まれているため、

移動してしまうと音が届いても離れていて聞き取れない結果になってしまう。


だからこそ、一方は固定の場所に置いておく必要があり、つまりは親機となる。

そうして親機に音を届けて、子機は通信中に動かず返信を届けてもらうような使い道だ。


「これがルイスの子機です」

「おぉ……やったぜ!」

「この釦を押せば親機への連絡が出来るよ」


なんだか生徒会メンバーの証って感じがするな。

俺は早速使ってみる事にした。


子機に備え付けられている釦を押して、通信を開始。


「クリストフ先輩! 聞こえてますか!?」


すると、少しの間を置いて返事が返ってきた。


【ああ、しっかり聞こえるよ】

「おお! すげえ!」

【便利な魔具だが、内蔵されている魔石から魔力を供給している。あまり使いすぎないようにね】

「了解です」


魔力が切れても魔石を交換すれば大丈夫らしいが、いざという時に使えませんでした……では笑えない。

肝に銘じてから通信を終了した。


「とりあえず使っちまうよな」

「だね。タチアナ先輩とかは思いっきり私用で使いそうだし」

「「「「たしかに」」」」


まあ、あまり疑うのも良くないな。いざとなったらクリストフ先輩が注意するだろうしさ。



ちなみに、この魔具は通信具という名称で統一する事になっている。




・・

・・・



皆と雑談した夜、俺の部屋がノックされる。


風呂に入って濡れた髪を拭きながら、購買で買った記事を読んでいた俺は扉から顔を覗かせた。



「おう、イリーナか」

「まだ起きてたのね」

「まあな。もう少しで寝るつもりだったけど」

「そう。少し時間良い?」

「おっけ。入れよ」


イリーナを招きいれ、椅子に座らせる。


俺が茶を用意し始めると、イリーナが手に持っていた包みを開いた。



「ほい、お茶」

「ありがと。喉が渇いてたから助かるわ」


両手で持ちつつ茶を啜り、一息ついている。


「それなんだ?」

「ん? ああ、これね」


俺が指差したのは、包みから出てきた小箱だ。

するとイリーナは小箱を開けてくれる。


入っていたのは、幾つかの料理。つまりは弁当だな。



「一人で食べるのも味気ないから持ってきたの」

「そか」



どうやら食堂の利用時間が終わるまで食べる暇が無かったらしい。


そのため余った料理を弁当にして持ち帰ったそうだ。



「そんなに忙しかったんだな」

「毎日こんな調子らしいわ。たしかに人手不足ね」

「もっと人増やした方がいいんじゃね?」

「どうだかね。ワタシが入ったから様子見だと思うけど」



などと話しながらイリーナが食べているのを見ると、なんだか腹が減ってきた。


人が食ってるのを見ると釣られて腹が減るんだよな……


仕方が無いので常備してある菓子を取り出すと、イリーナが反応する。


「こんな遅くに間食?」

「だって腹減ったし。てかイリーナも食ってんじゃん」

「ワタシだって夜遅くに食べたくないけど、昼から食べてないんだから仕方ないでしょう?」


少しムッとした声で返され、俺は適当に謝りながら菓子を頬張る。


「……まあ、ルイスは男の子だし、あまり気にしなくて済むのかもね」

「ふぁ?」

「女の子なら色々と気にすると思うわよ?」

「ほうぅうふぉんふぁ?」

「ちょっと! 飲み込んでから喋りなさいよ!」


頬張りながら喋ったため、菓子の欠片が口から飛び出てしまった。


イリーナが弁当を遠ざけながら怒り、俺は手を合わせて謝意を表明。



「もう少しマナーに気をつけなさい」

「んぐ……おう」

「とりあえず返事したように見えるわね。言っておくけど、時と場所を弁えない男は嫌われるわよ?」

「分かったって」


イリーナを宥めつつ次の菓子を……って、なくなってるな。


「また買っておかないとな」

「どうしたの?」

「いや、さっき皆で話しながら食べてたからさ、もう無くなっちまったんだ」


すると、露骨に呆れたような顔をされた。


「間食しすぎ」

「んでもさ、腹が減るから仕方なくね?」

「……年齢的にも成長期なのかな。でも、甘いものを食べ過ぎると体に良くないの」


それはマリに言ってやれ。今はダイエットしてるようだけどさ。


「……しかたないわね。はい」

「へ?」



イリーナが半分ほどまで食べ進めた弁当を差し出してくる。


「お腹が減ってるんでしょ? どうぞ」

「いや、さすがに遠慮する」


空腹具合ならイリーナの方が上だろう。昼から食ってないのであれば。


しかし、胸に手を添えながらイリーナは言い放った。



「ルイスを見てたら気分が……」

「俺ってそんな食欲失せる!?」

「冗談よ」


笑いながらイリーナは食事を再開する。食えるじゃんか。

そうして、残りの半分は手早く食べた後で、イリーナが俺に指を突きつけた。


「これからは、お腹が減ったらワタシに言いなさい」

「は?」

「甘いものばかり食べるくらいなら、ワタシが作ってあげるから」

「おぉ……」


どうしてそこまで世話を焼いてくれるのかは分からないけど、作ってもらえるのはありがたい。


菓子を買うのだってタダじゃないし、それなりに費用が掛かるのである。



「ワタシが働いてる時は食堂、そうじゃないならワタシの部屋。そしたら料理を作ってあげられるから」

「なるほど」

「食材とか調理器具も買わないとね。明日にでも買いに行こうかな……」

「明日も仕事なんじゃねえの?」

「オバさん達が気を使って休みをくれたのよ。家具とかは最低限用意されてる部屋だけど、それだけじゃ生活できないから」


そういえばそうか。

日用品とかも必要だろうし。



というわけで、イリーナは明日に都で買い物するようだ。


「それじゃ、んっ」

「は?」


掌を差し出してくるけど、どういう意味だ?


「ご飯を作るかわりに、費用は負担するのが筋でしょ?」

「マジかよ……」



でもまあ、それもそうか。

料理を作るのだってタダじゃない。当然の話であった。


ましてや、イリーナに金銭的余裕は無い。


自身の生い立ち設定に合わせているわけではないが、あくまで14歳の少女として生きてきたのである。


余るほどの金銭など持っているはずが無く、一応は保管場所に金を蓄えているらしいけど、遠くて気軽には取りに行けないそうだ。


なので俺はイリーナに金貨5枚を渡しておいた。およそ一般的な成人が1ヶ月で稼ぐ額である。


「ありがと。無駄なものは買わないから安心して」

「今日だけで家庭的なのは分かったから、あんまり心配してない」

「ふふ……そっか」



・・

・・・



そして翌日。

午前と午後の授業を済ませた俺は食堂で飯を食っていた。


イリーナに間食を禁じられてしまったため、がっつり食っている。

しかしながらケートス先輩からの罰も継続中であるため、野菜が主体の料理である。


けれども、野菜のみで腹を満たすのは難しいものがあった。



「肉が食いたい。さすがに野菜だけは飽きるって」

「たった1週間なんだからよ、我慢しろ」


ラグが肉を頬張りながら言ってくるが、お前だって肉抜きの生活は苦しいだろ?


「それよりルイス、忘れてないですよね?」

「……おう」


ソマリが何を言いたいかは理解している。

魔法の練習台になれという話だよな。


乗り気になれるわけないが、どんな魔法を習得したのか興味はある。

早速、飯を食ってから練武室へと向かった。



「それでは、補助魔法を使っておいてください」

「あいよ」


言われた通りに補助魔法で身体を強化する。

そして備品から借りていたらしい魔具も起動させて、物理軽減・魔法軽減も身に纏う。


そうして準備が整ったため、俺は佇んでソマリと向かい合った。


「それでは……”版図を持たぬ寥郭の凱風……”」


あ、なんか聞いた事ある詠唱だな。

たしか……ナイール先生が使ってたっけな。


マリが上級魔法を失敗して、生徒達に向かってきた波を……



そこまで思い出して、俺は全身に冷や汗が流れた。


あの大波を散らすほどの威力を持っていた魔法が、俺に放たれようとしているのだと理解したからである。


「ソ、ソマリ! それはちょっと」

「”ゼファーインパクト”」


ズッパアァァァン!! と爆音が響いたと思った時には、俺の体が宙を舞っていた。


視界が回る。体が痛い。意識が飛びそう。


様々な感想が俺の脳裏を明滅しては消えていく。



実際、俺の意識は飛んでいたのだろう。


数瞬に感じた視界の暗転があり、次に映ったのは揺れる景色だった。


すぐに状況を思い出して身動ぎしようとすると、すぐ背後から声が聞こえる。


「大丈夫?」


ハイクの声だ。

どうやら吹き飛んだのを受け止めてくれたらしい。


「だい……じょうぶ、じゃな……おろろろろろ」



咄嗟に大丈夫だと返事しようとしたものの、体の前面だけ酷く痛む事実に言葉を変える。


しかしそれも、襲ってきた吐き気により中断された。夕食が続々と吐き出されていく。



「あ~、誰か袋持ってきて」

「わ、分かった!」



俺達の他にも生徒がいて、ソマリの魔法を見に来たようだ。


演習で魔法の腕を多数の生徒が目撃し、注目されたらしい。

さらに午後の授業でも結果を出していた。


そのため新しく習得した魔法とやらも、こうやって見学に来る生徒が居る。


そんな衆目の中で、俺は吐瀉物を撒き散らしてしまったわけだ。


「もう嫁にいけない……」

「嫁は迎えるものだよ。ルイスはね」

「まだ余裕そうだな」

「んなわけ、ねえだろ……」


もう一発いくか? などと言い出しそうなラグを睨みつつ言葉を返すと、肩を竦めながら水を差し出してくる。


俺は口内を洗い流してから、水を飲んだ。そこへ袋を持ったモーティも駆け寄ってくる。


「大丈夫か? ほら」

「おう、さんきゅ。もう吐きそうじゃないけ……おろろろろろ」

「うぉっ!?」

「しばらくは吐きそうだね。内臓に負担かかってるだろうし」


ハイクの診断が正しいかは分からないものの、それから2回ほど断続的に嘔吐を繰り返す。


そして、やっと落ち着いたところで立ち上がってみれば、他の生徒達が寄ってきていた。



「どうだった?」

「よく無事だったな!」


などと口々に話しかけてくる生徒達に向かって、俺は感じたままの感想を教える。


すると生徒達は頷きながら、しきりに何かを語り合っていた。



「お疲れ様です」


と、ソマリが近寄ってくる。ちょい辛そうなのは魔力が残り僅かなんだろう。


「なあ、初級魔法を撃ってくれ」

「はい?」

「ちょっと気になったからさ、頼む」


俺が掌を差し出すと、ソマリは少し体を引いた。


「いつの間に変な趣味を身に着けたんですか?」

「そういうんじゃねえから!」

「……仕方ないですね。”飛翔し切り裂く風神の戯れ……ウインドカッター”」


風の刃が俺の掌に傷を付ける。浅く切り裂かれた肌から血が滴った。


「やっぱり”ヴェール”が消えてる」

「そりゃそうですよ。補助魔法も消えてますし」

「あ、そういえばそっか」


やはり上級魔法は凄まじい威力だった。


魔法軽減と補助魔法が両方とも散らされるほどであり、素で直撃すれば死んでもおかしくないだろう。



「ただ、この魔法は扱いが難しいんです。まず……」


鈍った思考でソマリの話を聞くに、この”ゼファーインパクト”という魔法は最大威力の範囲が狭いそうだ。


俺が喰らったのは衝撃面と呼ばれる範囲であるらしく、制御で広げない場合は10cmほどの厚みである。


そこから奥へ向かう毎に、暴風面・烈風面・強風面と低い威力になっていく。


しかも衝撃を伴うのは衝撃面だけであり、それ以降は単に猛烈な風で吹き飛ばされるだけだそうだ。



しかしながら、その衝撃面こそが強みであり、この範囲内に相手を配置させる事が課題となる。


使い慣れた者であれば、衝撃面を広げたり、的確に狙えるようになるそうだ。



「なので練習を重ねるしかありませんが、魔力を大きく消費しますからね」



自然回復込みでも日に2・3発が限界らしい。それもそうだろう。


というわけで、いまだ本調子ではないものの歩ける程度には持ち直したので、生徒会寮へと戻る。他の生徒達も一緒だな。



すると、道中で大荷物を抱えた誰かが歩いているのを発見した。

俺は心当たりがあったため近付いてみると、やはりイリーナであった。



「あら、ルイス?」

「買い物終わったのか?」

「ええ、ちょっと一気に買いすぎちゃったけど」


たしかに買いすぎと言ってもおかしくない。

イリーナのことだから余計な物は無いと思うけど、数回に分ければよかっただろ。


「てかさ、配達してくれるサービスもあるぜ?」

「すぐに使いたかったのよ」


などと話していると、他の生徒達も寄ってきた。


「この子誰だ?」

「可愛い……」

「またルイスが手を出したか」


おい誰だ、俺が手を出したとか言った奴。


「荷物持つよイリーナさん」

「ありがとう。優しいのね」


と、ハイクが荷物を殆ど預かり、楽になったイリーナが微笑む。

その笑顔を見て、他の生徒達も動き出した。


「お、俺も持つ!」

「ハイク君、それを少し分けてくれ!」

「部屋まで持っていきますよ!」


こいつら……

俺が呆れていると、イリーナが耳元で囁いてきた。


「後でワタシの部屋に来なさい。お仲間も一緒で大丈夫だから」


そうして、荷物持ちを獲得? したイリーナが数人を引き連れて歩き去る。

ちなみにハイクは他の生徒に荷物を全て奪われていた。


で、荷物を持てなかった野郎どもが俺に詰め寄ってくる。


「おい! 何を言われたんだ!」

「包み隠さず教えろ!」



当然、まともに答えるわけが無かった。


これまでの経験で分かるのだ。

今、イリーナの部屋に招かれたと話せば面倒になる、ってな。



次回・・・お誘い


ーーーーー


ハ「あんな誘い方されたらさ、むしろ仲間なんて連れて行かないよね」

モ「そっ、そのまま朝帰りコースか!?」

ソ「妄想を広げないでください」

マ「うぅ……このままじゃヒロインの座が……」

ラ「お前はネタ枠だっつの」



ヒロインの座を巡る戦いに突如として舞い降りたダークホース……その名は、イリーナ!

ついに! 頂上決戦の幕が開ける!?(開きません)


ーーーーー


今の内から三章の番外編で何を書こうかも考えているんですが、

本当に決まらない……候補が多すぎるんですよ……


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