第18章:オーク司令官の復活
第18章
夜だった。
リー・サン:
「フロア2に挑む準備はできたと思う。」
アレックス:
「あなた自身の手で司令官を倒さなければならないことを忘れないでください。そこで負ければ、その敗北は死を意味します。」
リー・サン:
「アレックス、時々お前が俺を生かしたいのか、殺したいのか分からなくなる。」
アレックス:
「……。」
リー・サンは中へ歩いていく。
Unknown:
「さて今回は、自分一人でフロアをクリアするつもりか?それとも、また私と取引をするために来たのか?」
リー・サンはアレックスにフロア2を要求する。
アレックスが画面を起動する。
リー・サンはYESを押し、中へ歩いていく。
Unknown:
「なんて無礼な子供だ。私の質問に答えもしなかったな。」
「だが、その態度は嫌いではない。」
「さあ……お前がどれほど強くなったのか見せてみろ。」
「フフフ……ハハハ……」
リー・サンはフロア2へ入る。
そして入った瞬間、彼は完全に別の世界へ到着した。
目の前には巨大な軍勢が立っており、全員が武器に手をかけている。
リー・サンもシャドウアーミーを召喚する。
しかし、敵軍の数は彼らを遥かに上回っていた。
名前:ゴラック
種族:オーク
称号:オーク司令官
武器:巨大な戦斧
リー・サンは言った。
「マーク、まず奴らの数を減らしてくれ。それから俺の後ろに来てくれ。」
「それまでは、俺がこの司令官を相手にする。」
マーク:
「仰せのままに、我が主君。」
司令官の軍勢が前進する。
リー・サンも自分の軍勢に合図を送り、彼らも前進する。
リー・サン自身も司令官へ向かって進む。
しかし、司令官のところへ到達する前に、マークがリー・サンの後ろへ戻ってきた。
リー・サン:
「戻ってくるのが早すぎないか?」
マーク:
「我が主君、敵の数を減らしてきました。残りは彼らが対処します。」
リー・サン:
「お前は俺を守り、支援するだけでいいと分かっているだろう?」
「俺自身が奴を倒さなければならない。」
マーク:
「我が主君、分かっています。」
「そして、あらゆる方法であなたをお守りします。」
リー・サンは前へ進み、両方の短剣を抜いて司令官を攻撃する。
司令官は武器でリー・サンの攻撃を防ぎ、その力で彼を後方へ吹き飛ばす。
リー・サンは地面を長い距離滑っていく。
司令官は一歩前へ踏み出し、リー・サンへ向かって進む。
そして飛び上がり、両手の武器でリー・サンへの攻撃を開始する。
しかし、マークが二人の間に入り、剣でその攻撃を防ぐ。
その瞬間、リー・サンはその隙を利用し、短剣の一本――ヴェノムを司令官の脚へ突き刺す。
司令官はリー・サンを見て、その武器の一本で攻撃を開始する。
しかし、マークがすぐに彼の手首を掴み、遠くへ投げ飛ばす。
マーク:
「我が主君、準備はできましたか?」
リー・サン:
「ああ、準備はできている。」
「奴は強い。」
「だが、俺ももうそんなに弱くない。」
二人は笑みを浮かべ、前へ進む。
司令官は睨みつけ、二人へ向かって進んでくる。
リー・サンはマークと別れる。
マークは真っ直ぐ司令官へ向かって進む。
しかし司令官もリー・サンへ向き直り、両方の武器で攻撃を開始する。
マークが再び前へ踏み出し、剣でその攻撃を防ぐ。
リー・サンはマークの後ろから飛び出し、両方の短剣を司令官の両手へ突き刺し、そのまま短剣をひねる。
司令官は痛みに叫び声を上げる。
そして顔を上げ、怒りに任せて頭をリー・サンへ叩きつける。
二人ともそれに気づく。
しかし、すでに遅かった。
司令官の頭がリー・サンの頭へ激突する。
リー・サンは空中へ吹き飛ばされ、壁へ激突しそうになる。
しかし、マークが駆け寄り、彼を受け止める。
マーク:
「我が主君、大丈夫ですか?」
リー・サンの頭から少量の血が流れる。
マークは怒り、オーラを放ち始める。
リー・サンはマークに言った。
「やめろ。」
「これは大したことじゃない。」
「もしお前が奴を殺したら、ここまでの俺たちの努力が全て無駄になる。」
「見ろ。奴はもう弱ってきている。」
「ヴェノムが効いている。」
マークは落ち着きを取り戻す。
リー・サンとマークは再び前へ進む。
司令官が攻撃し、マークがそれを防ぐ。
リー・サンは隙を探し続ける。
そして、隙を見つけた瞬間、リー・サンは司令官の脚、背中、そして肩を何度も攻撃する。
司令官は弱り、膝をつく。
リー・サンは彼の前に立ち、言った。
「お前を蘇らせるためには、まずお前を殺さなければならない。」
そしてその言葉と共に、リー・サンは司令官の首を斬り落とす。
システム画面
フロア2 クリア
獲得:
司令官 ×1
ソルジャー ×70
10ポイントと20Kゴールド
「ついに、このフロアをクリアした。」
「俺はまだ十分に強くないと思う。」
「マーク、お前がいなかったら、たぶん俺は奴を倒せなかった。」
マーク:
「我が主君。」
「私はいつでもあなたのお側にいます。」
「私に任せていただけるなら、このままフロア40まであなたをお連れすることもできます。」
リー・サン:
「そう言ってくれるのは嬉しい。」
「だが、これはシステムのルールだ。」
「俺に何ができる?」
「まず、これを終わらせよう。」
今回、リー・サンは手を上げる。
すると、彼の手の中に黒い光が現れる。
そして彼は言った。
「RISE。」
光が空中へ舞い上がり、シャドウへと変化する。
その一方で、倒されたソルジャーたちと司令官は灰へと変わり、消えていく。
全てのシャドウが片膝をつき、同時に言う。
「我が主君。」




