第17章:新たな始まり
第17章
アレックス:
「10ポイントと100ゴールドを獲得しました。」
リー・サン:
「これからは内側でも外側でも戦わなければならない。だから、もっと強くならないといけない。」
リー・サンはポイントを使用する。
「筋力:26 敏捷:15」
「速度:23 防御:12」
「スタミナ:12 シャドウエネルギー:7」
「知力:10 知覚:10」
「さあ、外に出よう。」
マークはリー・サンの後ろをついていく。
リー・サンが外へ出た瞬間、マークは全速力で振り返り、バイパーを引き裂いてバラバラにすると、リー・サンのもとへ戻ってくる。
二人は外へ出る。
リー・サンは、自分の兵士たちが全員を倒し、さらに全ての魔晶石を回収していることに気づく。
リー・サンは、ボスルームにある魔晶石も回収するよう命令する。
そして、いつものようにHPを回復し始める。
しかし、彼は自分のシャドウたちのHPも減少していることに気づいた。
リー・サン:
「アレックス、今回シャドウが倒されたのか?」
アレックス:
「はい。今回は3体のシャドウが倒されました。ヒーラーは開けた場所では戦うことができますが、ダンジョンが彼らの弱点になります。」
リー・サンはポーションを購入して飲む。
彼のHPは完全に回復した。
しかし、シャドウたちは一体も戻ってこない。
リー・サン:
「アレックス、何か問題が起きたのか?」
アレックス:
「いいえ。このポーションは、あなたのHPだけを回復します。」
リー・サン:
「つまり、シャドウには別のポーションを買わなければならないのか?」
アレックス:
「はい。」
すると、アレックスが選択肢を表示する。
ジェネラル:1000ゴールド 回復ポーション
司令官:500ゴールド 回復ポーション
ソルジャー:100ゴールド 回復ポーション
「これらを使用すれば、1体でも100体でも、好きな数の兵士を回復できます。」
リー・サン:
「兵士を分けることもできるのか?」
アレックス:
「はい。シャドウを分けて、状況に応じてどのシャドウを召喚するか決めることができます。」
それを聞いて、リー・サンは少し嬉しくなる。
その時、全ての兵士たちがボスダンジョンにある魔晶石を全て回収する。
リー・サンは回復ポーションを購入する。
回復ポーションが外に現れる。
それはガラス玉のように丸い形をしており、色は暗かった。
リー・サン:
「これも飲まなければならないのか?」
アレックス:
「いいえ。壊すだけでいいです。」
リー・サンがそれを壊すと、ポーションは直接彼の手へ吸収される。
すると、彼のシャドウが再び戻ってくる。
リー・サン:
「この方法、気に入った。」
「アレックス、回復ポーションもこの方法で使えるのか?」
アレックス:
「はい。できます。」
リー・サン:
「これができるなら、どうしてもっと早く教えてくれなかったんだ?」
アレックス:
「……。」
リー・サンは魔晶石を持って外へ出る。
今回も彼は魔晶石をハンター協会へ渡し、そのまま立ち去ろうとする。
その時、声が聞こえた。
「サンさん!」
リー・サンが振り返ると、若い男がこちらへ歩いてきていた。
「サンさん。」
「テスさんがあなたと話したいそうです。」
リー・サンは電話を受け取る。
チャン・テス:
「サンさん、あなたのために全ての準備を整えました。」
「それと、あなたの専属アシスタントも用意しました。あなたの目の前に立っている彼です。」
リー・サン:
「必要ない。すでに住む場所まで用意してくれた。それだけで十分だ。」
チャン・テス:
「分かっている。だが、今は彼をそばに置いておく必要がある。」
「これからあなたは王国を離れることになる。そして、あなたの友人もあなたのそばにはいなくなる。」
「この機会を利用しようとする者もいるだろう。だから、彼をそばに置いておくべきだ。」
リー・サン:
「……確かに、あなたの言う通りかもしれない。」
チャン・テス:
「それから、国王も説得しておいた。これから勇者たちはここに滞在する。そして近いうちに、私たち全員であなたの新しい家を訪ねる。」
電話が切れる。
サンさん:
「それでは、今から向かいましょう。」
二人は車に乗り込む。
サンさん:
「私の名前はガン・ウです。Bランクハンターで、近いうちにAランクへ昇格する予定です。」
「護衛から料理、その他の身の回りのことまで、あなたのためなら何でもします。」
「もし私にしてほしくないことがあれば、事前に言ってください。」
リー・サンは少し考える。
リー・サン:
「Bランクハンターのあなたが、本当に俺の護衛をしていいのか?」
ガン・ウ:
「私にとっては、テスさんから与えられた任務の方が重要です。」
「私が今日こうして立派なハンターになれたのも、全て彼のおかげです。」
「ハンター協会のほとんどの人間がここまで来られたのも、彼のおかげです。そして、我々は皆、同じ場所の出身です。」
「そして今、我々はその場所へ戻ろうとしているのです。」
リー・サン:
「話を聞く限り、彼は良い人のようだな。」
ガン・ウ:
「彼が良い人なのかどうかは、あなた自身が見れば分かります。」
車が居住区へ入っていく。
リー・サン:
「アレックス、この地域をスキャンしてくれ。」
しばらくして……。
「この地域は王国の郊外に位置しています。」
「ここにある家の状態は良好ですが、ここに住んでいる人々の生活状態は非常に悪いです。」
「国王が課している税金のため、ここの人々は良い生活を送ることができません。」
しばらくして、リー・サンは新しい家へ到着する。
二人は車から降りる。
リー・サン:
「この家、かなり大きいな。」
ガン・ウ:
「はい、その通りです。かなり大きいです。」
「これはチャン・テスが所有している家の一つです。」
「彼はこの王国最大の企業を所有していて、ハンター協会ギルドを設立した人物でもあります。」
「彼自身も、かつてはSランクハンターでした。」
リー・サン:
「こんなに繁栄している王国なのに、なぜ国王は人々にこんな重い税金を課しているんだ?」
ガン・ウ:
「前の国王は、かつて光の剣の英雄と共に戦いに赴きました。」
「光の剣の英雄が新たなゲートを封印した時、彼は全ての力を使い果たし、動くことすらできないほど弱ってしまいました。」
「その時、魔王軍の司令官が彼を殺したのです。」
「その後、王子が仲間たちと共に彼の仇を討つために立ち上がり、司令官に重傷を負わせ、撤退させました。」
「王子の勇敢さによって、彼は次の国王として王位につきました。」
「前の国王が亡くなった後、彼は全ての人々に税金を課しました。そして、我々はあらゆる場所で仕事を失い始めました。」
「その後、国王は我々を王国軍の兵士として徴兵しました。」
「しばらくして、我々がモンスターの囮として利用され、モンスターに我々を襲わせているだけだと気づいた者たちがいました。」
「その日から、一部の人々は兵士として出ることをやめました。すると国王は、さらに税金を引き上げました。」
「そんなことが何年も続きました。」
「その後、国王は病気にかかり、息子が次の国王になりました。」
「彼もまた、同じように税金を上げ続けました。」
「そして、チャン・テスが現れたのです。」
「光の剣の英雄の後、この王国で初めてSランクハンターになった人物です。」
「彼はその財力と力によって、我々を大いに助けてくれました。」
「彼のおかげで、この場所はある程度暮らせる場所になりました。そして今でも、彼は我々を支え続けています。」
「ですが……彼も今では年を取っています。」
リー・サンは考える。
リー・サン:
「つまり、爺ちゃんは本当に良い人なんだな。」
「俺の祖父を思い出す。祖父も、そんな人だった。」
ガン・ウ:
「申し訳ありません、サンさん。」
「感情的になって、話しすぎてしまいました。」
リー・サン:
「大丈夫だ。」
ガン・ウ:
「サンさん、今日から我々はここに住みます。」
「あなたがどこへ行こうと、私はあなたについていきます。」
「ですから、私を連れずにどこかへ行かないでください。」
リー・サンは黙って家の中へ歩いていった。




