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謎の孤児  sideヴィンセント

こんにちは!

現役小学生小説家(自称)の満月です。

なんかどんどん書けるテーマに出会ったぽいです。このテーマとっても書きやすいです。

どんどん書きたいと思います!

 お父様に呼び出された。通信魔石から私の部屋に来るように、と。

 コンコン。

「お入り。」

「失礼します。」

お父様はいつみても威厳がある。

「お前に頼みがある。」

「何でしょうか。」

「貴族・王家の学舎に新しく入るソルテという少女を監視してほしいのだ。」

 か、監視!?

「監視、ですか?」

「テストが満点だったそうでね。ダルバートが異国のスパイでは、と。」

「そう、ですか。わかりました。」

「ソルテとやらは美少女らしいからすぐわかるだろう、とダルバートの従者が追伸をくれた。期待しとるぞ。国王候補。」

「だから、その呼び名はやめてください。」

「まあ、息子はお前だけだから次期国王はヴィンセントだろうね。」

「監視、がんばります。」

「任せたぞ。」

 王室を出ると自分に寮に向かった。


 今日はお父様の(はか)らいでソルテと同じクラスになっていた。

「あら、王太子殿下がどうして男爵家クラスの前にいらっしゃるのですか?」

「あぁ、今日からこのクラスにいなくてはならない理由ができたんだ。」

「そうなんですの。クラスが分かれてしまい、とても残念ですわ。男爵家クラスの野蛮な愚民どもといると悪影響ですから、何かあればすぐにこのヴィクトリアにお申し付けくださいね♡」

「わかった。そうするよ。」


「今日からこのクラスに新入生が入ります。ソルテさん、13歳です。皆さん仲良くしてください。」

「こんにちは。ソルテです。よろしくお願いします。」

「ソルテさんの席は、ヴィンセント王太子殿下の隣です。」

”ヴィンセント王太子殿下”って長くないか?毎回言うのは疲れるな。

「はい。」

周りがざわめく。きっとこのクラスに王太子がいるのと、新入生が王太子の隣の席、ということが理解できないのだろう。


授業が終わるといっせいに僕たちの席に人が集まってきた。

「王太子殿下がなぜこのクラスにいらっしゃるのですか?」

「大事な任務があってね。」

 ほとんどの人がそれを知りたがってたのだろう。それを聞くと、半分ほどの人が席から離れていった。

「ねぇ、ソルテ嬢はどこの男爵家の令嬢ですの?」

「男爵家じゃないのよ。」ソルテの回答。

「先生、男爵家じゃない人がこのクラスにいるのですが、どういうことでしょうか?」

「ソルテさんは、ある日突然宮殿を訪ねてきて、今、処分待ちなのですよ。正確には、処分が決まっていないということです。」

「平民ということですわね。時間を()いて損でしたわ。この後、家庭教師が屋敷にきますのに。みなさん、帰りましょ。」

「そうですわね。」

ぞろぞろと教室から人が出て行った。


「王太子殿下、一緒に帰りましょ♡」

「ヴィクトリア嬢、今日は任務が会って一緒には帰れないよ。」

「まあ!いえ、お忙しいところ声をかけてしまい失礼しました。」

「じゃあこれで僕は。」

その後もソルテを尾行(びこう)した。

今回の話はどうでしたか?次回もお楽しみに!

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