異次元 sideとある貴族
こんにちは!
現役小学生小説家(自称)の満月です!
やったー!夏休みが来るー!
えー、ということで第2投稿も楽しんでください。
「そんなばかな!スラム街の孤児が公爵家の魔力を持つわけがないだろう!」
「は、はい。私らもそう思ったのですが、あの魔力は間違いありません。公爵家の魔法を操ります。」
信じられん。スラム街の孤児が公爵家のテストが満点だと?
平均しても80点、歴代最高点数は16歳で95点だぞ?
しかもとんでもなく美少女だという噂だ。
「あいつは何歳だ。」
「あいつ、と言いますと?」
「公爵家のテストが満点だったあいつだ。」
「ソルテというそうです。年齢は聞き出しておりません。」
何でだよ。年齢ぐらい聞き出して当然だぞ。
「じゃあ、そのソルテとやらにさらに難しいテストと、身体能力テストを受けさせろ。年齢を聞き出すのも忘れるな。」
「かしこまりました。失礼いたします。」
「ふん。」
急いであいつの学力と魔力の粗を見つけないと。最高の魔力と学力を持つものは国を乗っ取るかもしれん。異国のスパイの可能性もある。
「あー、報告書書くのめんどくせぇー。」
よりによって今週は俺の報告書担当週。処理しなきゃいけないものが山積みだ。
俺は悪態を吐きながら書類に目を通した。
コンコン。
「入りなさい。」
「失礼します。ソルテという少女についてご報告があります。」
ここは礼儀正しく。これでも俺は国王陛下を慕っているのだ。
「何だね?」
「先日、宮殿を訪ねてきたソルテという13歳の少女に公爵家と王家の魔力テスト、身体能力テストを受けさせたところ、全て満点だったそうです。」
「ふむ。」
あまり動揺しない陛下。さすが。
「処分しますか?」
「様子見だな。しばらく貴族・王家の学舎で教育を受けておらおう。」
「了解です。では、私はこれで。」
「うむ。ご苦労。」
きちんとした作法で部屋から出ると、通信魔石で部下へ連絡を入れる。
「おい。ソルテを貴族・王家の学舎で教育を受けさせるようにと命令があった。寮はとりあえずクラフィディアにしとけ。」
ピッピッピ……………と電子音がして返事が返ってきた。
「かしこまりました。」
ほんとそれしか言わないな。他の言葉はないのかよ。
「………お仕事お疲れ様です。」
続きがあったのか。しかも、なんだかんだいい奴じゃねーか。
俺は軽快な足取りで自分の仕事部屋に戻った。
今回のお話はどうでしたか?
ちょっと短かったかもしれないです。次回もお楽しみに!




