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隣の君に花束を  作者: 藤咲 乃々
第1花 橙色のバラ
3/11

“絆”


「私の探しているもの...?」

そんなもの...


「当店はあるお客様にしか見えません。そして、お客様の心や感情に合った花をお作りします。自分の家に飾るも、誰かにお渡しするもお客様の自由です」


今この店が見えたのは、私が悩んでいたから...?

いくら店が見えたとしても、心の中までは見えるはずない。


「中川さんは“これ”なんていかがでしょう?」

「これ、さっきの...」

花白さんが持って来たのは、さっき私が見たオレンジのバラ。


「オレンジのバラの花言葉は“情熱”や“熱望”。そして“絆”」

絆という言葉に心臓が嫌な音を立てた。


「なんでその花...?」

「ぶつかった時に持ってたのもあるし、これがしっくりきたから」

部活のことなんて話してないのに、花白さんはこの花を選んだ。


「中川さんにはこの花が必要な気がしたの」

全てを見透かしている様な花白さんの言葉に涙が溢れた。

私には絆が必要ってことか...


「少し時間がかかるからお茶でも飲んで待ってて。夏、」

「はいよ。中川、こっちどうぞ」

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