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ある箱庭の観察遊戯  作者: 麟零
第1世界 パルフル編
5/11

1章 殿下謁見(騒)

今回もよろしくお願いします

パルフル-ヘリオル神聖帝国帝都セントブルグ -セントブルグ城 -中庭

マリスさんとの軽い手合わせから待つこと数分、とうとう懐かしい皇太子様との再会となった、まあ特に感動的な訳でもないので早いうちに本題に入ることにしようまたマリスさんが何かやらかす前に。え?流石に皇太子様相手にはやらかさない・・・何か言い方が引っかかるけれども今はそれでいいことにして本題である人工召喚獣を止めることを頼むのを優先しようと思う。

どうやら人工召喚獣は特に在位中にコレといった功績が無い現皇帝が最後に戦局を大きく変えて功績を残そうと思い開発されたようで皇太子様でも止められないらしい、そこで皇太子様の提案で人工召喚獣の実戦での最終テストの総指揮官として戦場に出てもしもの時は止める役目をもあることにする・・・まあいろいろと危ないが仕方ない、とりあえずは皇帝陛下に謁見し帝国に戻ったことを報告して爵位の継承のための戦場に人工召喚獣の実践テストを希望することを伝える、まあ多分家の家格の問題もあるし通るはずだいざとなれば皇太子様も後押ししてくれる訳だし。

さて、そうと決まれば非常に面倒ながら着替えなければならない・・・いや着替えは普段からしているが皇帝陛下に謁見するようなときに修行用の服に共和国の軍用のコートは流石にありえないので久しぶりに正装に着替えなければならない・・・何やらイイ笑顔をしたマリスさんがこちらを向いて親指を立てている、意味はわからないが正直何か第六感的なものが身の危険を訴えている、しかしながら今はほかに頼める相手もいないので仕方がない覚悟を決めてマリスさんに手伝ってもらうことにするしかない。


うむ、マリスさんに着替えを手伝ってもらったのはいいが確実に人間として大事なものをなくしたきがする・・・いや考えるのはやめておこう、同性だから大丈夫ということにしておこう、主に私の精神衛生上の問題で。さてココからが本番なのだが正直謁見はいろいろと疲れるうまくいくことを祈りつつ謁見の間の大きな扉を開く、久しぶりに入ったが謁見の間は無駄に広い本当に皇帝陛下が遠くに見えるあいも変わらずどういう構造をしているのか不思議になる空間だなどとどうでもいいことを考えながら黒騎士隊が控えているラインまで進むなれない服になれない靴・・・まあ歩きにくいが我慢だ、黒騎士隊が控えるラインまで進んだら頭を下げ跪いて皇帝陛下のお言葉を待つ、しばらく待つと皇帝陛下から爵位を継承の為に戦場に出るように命令された・・・もしかして私がいろいろとやらかしたせいで家の方でも手を回してなんとか次の世代に席を作ろうとして話を通していたのかもしれない、まあ家の思惑はどうあれそれならば都合がいいので皇帝陛下の命令をそのまま受けることにして謁見の間をあとにする。


皇帝陛下への謁見が終わり皇太子様とマリスさんとようやく追いついたトリス子爵とで人工召喚獣の実践テストのための作戦会議を始めることにした、まあある程度の編成を決めたら他にも戦列に加わる貴族や軍人も含めてもう一度やる必要があるわけではあるがまずはどの程度の規模で軍を編成するのか、何処に侵攻するのかなどを皇太子様を中心に詰めておかないと話が進まないので人工召喚獣の危険性について説明した私たち5人で編成や侵攻場所をある程度決めてし舞うというわけだ・・・皇帝陛下が口を挟む前に、正直今回の場合は数が多ければ多いほどいい訳でもない人工召喚獣の暴走など味方側の被害が大きくなる要素が多いさらに言うならば連れて行く人間もよく選ばなければまともに指揮を執ることのできない人間を連れていけばそれだけ生存率が下がる、正直なところ私は帝国の貴族はあまり当てにしていない数百年前ならばともかく今の腐敗した貴族ではダメだ、つまるところの今回指揮を執れそうな人材は私とトリス子爵とアリアくらいだ、まあ軍からも回せば他にも心当たりはあるが帝国領の防衛の都合もあるし皇帝陛下直々の案件である以上能力に見合わない人材が文句をつけてくるだろうし皇帝陛下のことだからそちらを優先するだろうから今回は実践テストということなので少数で指揮を執る方向で固まった、そして特別に今回アリアを動かすにあたって空きが出る海上要塞の防衛は皇太子様が直々に就くことにするようだ、さて指揮官が決まったわけだが兵力をどれくら連れて行くのかという部分が意見の分かれるところだ、私としては危険性が高すぎるが最低限度の戦力は必要と考えるので4500程度で内訳は侵攻する場所しだいだと思う、トリス夫婦の場合は私と夫婦の3人で敵の砦を落とせばいいので30程度でいいらしい・・・まあ確かにいろいろと制限がなければ私たち3人にアリアまでいるのだからそれも可能だとは思うが今回の作戦の趣旨からするとアウトだと思う、通信越しではあるがアリアの意見としてはアリアの守る要塞を拠点として共和国の軍港を強襲して敵の拠点防衛用の召喚士の召喚獣に人工召喚獣をぶつけて相殺させる方向で兵力としては軍艦10隻程度で兵士は各艦800人程度の8004人丁度だそうだなかなかいい気もするが襲う軍港にいる召喚獣によってはこっちが危ないもしくは相殺しきれない危険性がある訳だ、皇太子様の案は40000程度の兵力で共和国の主要都市を落とす作戦らしい・・・確かに戦況は大きく動きはするだろうが兵の輸送手段や指揮の問題を考えると難しいと思う。

最終的にアリアの案で行くことになった、内訳は私軍艦4隻+総司令官、マリスさん私の護衛、トリス子爵軍艦3隻+突撃役、アリア軍艦3隻+私と子爵の間で支援役、各軍艦の搭載人数は私の軍艦のうち1隻を除いて1隻辺り800人となった、そして残りの1隻は人工召喚獣+それの整備をする人間と最低限のクルーの100人程度の合計7300人ほどの軍が編成されることになった。


とりあえず作戦や編成は大まかに決まったので現在は徴兵と編成中で進軍までまだ時間が空いているわけなので問題の人工召喚獣を一度直接見ておくことにしようと思う、そういう訳で一足先に要塞に入るために出発前の皇太子様と共に人工召喚獣を見に行くことになった。

問題の人工召喚獣を見学しながら説明を聞いたが確実に危険だ、今この時点で何故何も起きていないのか判らないくらいに危険な状態だやっぱり帝国側の技術じゃあ魔力の事をよく理解していないらしい・・・正直これを使うのはためらわれるが使わないことには破壊するタイミングがない、さて現物を見て危険性が確信のものになった訳だが次の問題点はどのようにしてアレを破壊するかだ理想としては共和国側の攻撃により破壊が最善ではあるが正直なところ今回の進軍先は多分それだけの火力は見込めないだろう・・・まあ配置替えでもあったならば別だけどそんな話は私も帝国も聞いていないのであまり期待はできないだろう、ほかの手段としてはセツナの召喚獣を使って私が破壊する方法、これが一番確実だがタイミングが難しい開戦前は論外帝国側が押している時もダメ共和国側が押されすぎてもダメ、正直暴走でもしてくれれば暴走による被害を最小限にするためとか言い訳が出来るのでありがたいのだが・・・まあとにかく私は私にできる全力を尽くすだけだ。


1週間ほどが経過してようやく徴兵などが終わりいよいよ進軍が開始されることになった、まあ今は皇帝陛下の演説中でそれが終わり次第帝国の最前線の海上要塞・・・アルムニア海上要塞まで行き補給を受けてから共和国の軍港を攻撃する手はずになっている、私は近づいてくる出撃を前に若干緊張している・・・まあ個人レベルでの戦いならばともかく戦争は初めてだしいきなり7000人以上の命を預かるわけだ無理はないがとりあえずそれを表に出さないように頑張るしかないので覚悟を決めることにする。そてそうこう覚悟を決めているうちに皇帝陛下の演説が終わり次は私の挨拶の番らしい・・・?何故だ・・・まあ一応皇太子様に変わって今回の作戦の総大将を務めるわけだから当然の流れか、どうしよう、まあ悩んでても終わらないので壇上に上がり挨拶を始めることにする。

「諸君、私はロード家次期当主ルーシー・L・ロード、今回の作戦では若輩の身ながら皇太子殿下の代わりに指揮を執らせていただくことになった者です、私のような者が総指揮官で不安を覚えた人もいるでしょうが大丈夫です、皇帝陛下が御用意してくださった新兵器更にはエルロード伯爵の軍艦にルールハルト子爵もこの作戦に同行します、負ける要素はありません恐れずに帝国のために共に共和国に侵攻するための先陣となりましょう。」

まあ実際のところ負ける要素が見当たらないのは事実だと思う何しろ海戦においては帝国の中でも上位に入るであろうエルロード家の当主のアリアに白兵戦ではトリス子爵もいるし人工召喚獣は・・・まあ宛にはしていないがセツナの召喚獣もあるつまるところの共和国側の召喚獣の上位の方のもののほとんどがない状況というわけだから多分勝てるには勝てると思う、なのであとの懸念事項は人工召喚獣の処理だろう・・・まあこれは現地で流れに任せてやるしかないだろう。


現在私たちの艦隊はアルムニア海上要塞で補給を受けている、この先共和国のマルニム軍港に向けて進軍するのに大凡10日ほどはかかるだろうがその前に共和国の水軍との戦いがあるだろうから実際にマルニムにつけるのは2週間以上はあとだと考えておいたほうが良さそうだ、そうなると出航は明日の朝となるだろうし今日のところは特にすることもないしアリアと今回の作戦のあとのことについていろいろと相談することにする。

結局のところアリアは今度こそは私について来てくれるみたいだ・・・まあ前回は私が勝手に置いていっただけなんだがね、それにしてもアリアも大概権力とかに興味が無いらしい、なんだか私の周りにはそういう人間が集まりやすいらしい、私自身もそうだしセツナもそうだったしトリス夫婦も興味はなさそうだったし皇太子様も権力に興味がある方ではないし・・・まあ全員それなり以上に権力を持っているわけだが特に何するわけでもないのでしたにつく人間には安全だろう、まあ私はこの作戦が終わったらまた旅に出て今度こそ帝国にも共和国にもかかわらない予定なのだがね。

それではまた次回

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