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ある箱庭の観察遊戯  作者: 麟零
第1世界 パルフル編
3/11

1章 船上捕虜日記(嘘)

なんだか最近変な方向にハイになってる気もしますが1章2話目です。

パルフル‐ビリージス魔導共和国領海上ヘリオル神聖帝国軍艦‐甲板

白羊の月第2週月の日 快晴

正直軍艦の上ではする事もないので帝都に着くまでは日記でも書く事にした。まあ所謂現実逃避でしかないんだけれどもね、さて捕虜生活2日目になるわけだが、先に書いたとおりする事がない、正確に軍属というわけでもないので航海にも関われないし海の上の軍艦にマトモな娯楽を求めたところで何もない。仕方がないので朝のうちに日課である基礎訓練をした後はせっかくの海なので釣りでもしてみようと思い子爵に掛け合ってみた、思いのほか行動は自由なようであっさりと釣竿を借りることはできたが何故軍艦に釣竿があるのかが疑問だがまあ深く考えても仕方ない何せ投網を用意してるくらいだから釣竿位あるだろうと思うことにする。昼過ぎまで海に糸を垂らしていると私の前方から少々アレな感じの船・・・はっきりと言うと頭の足りない感じの海賊船がコチラに向かってきていた、正直違う意味で驚いた小型であっても帝国の軍艦であるこの船に海賊行為を仕掛けようとは正気を疑う、万が一にこの軍艦に勝ったところでさらに大型の帝国の軍艦に狙われるか共和国の軍に追われるだけだろうに、あまりに弱かったので結果だけ記載しておくと船長及びその配下36名全て沈んでいく海賊船と運命を共にした。まあ小型の軍艦だから捉えられないしあまりに弱すぎたせいで治療すら間に合いそうになかったので証拠隠滅も兼ねて沈めることにしたらしい、因みに子爵には出番を残しておけと怒られた、理解に苦しむ。


白羊の月第2週火の日 快晴

捕虜生活3日目何時ものように基礎訓練を終わらせたところで船のクルーと思われる女性に話しかけられた、まあクルー以外なら大問題ではあるわけだが、どうやら今日はこの女性と釣りで勝負することになったようだ自分でも良く分からないうちに決まっていたが釣り以外にすることもないので別に問題ないだろう。昼を少し過ぎたあたりで私が13匹で彼女が12匹、1匹分勝っているがこれからどうなるかは微妙だ気を抜かずに午後からの勝負で引き離そうと思う、それにしても多少話はそれるが軍艦では火の日にカレーを食べるというのはどこの誰が決めたのだろうか少々気になる。午後の勝負だが何と彼女が鮫を釣り上げてしまった・・・鮫って普通の釣竿で釣れるものなのかと思ったがどうやら釣れるらしい、私も修行が足りないらしい、最も釣りの修行などしたこともないのだけれども。そうそう、結果を書いておくと私が28匹で彼女が26匹と鮫1匹だったので何とか勝ちはしたがなんだか微妙に敗北感を感じてしまった。誰かが訪ねてきたようなので今日の日記はこの辺までにすることにしておく。


白羊の月第2週水の日 雨

捕虜生活4日目今日はどうやら雨らしい、しかし別に古傷が痛むなどということはないが頭は痛い。理由?簡単だ昨日の夜訪ねてきた人物のせいだ、いやまあ呑めないのに相手に合わせて呑んだ私の責任でもあるわけなんだけど、つまるところの酒の飲みすぎだまあそれでも日課の基礎訓練だけは終わらせておこうと思うので一旦ここまでとしておく。昼過ぎにはだいぶ落ち着いてきたので昨日の事などをもう少し詳しく書いておこうと思う正直昨日の日記に書いておけばよかったと思うが我ながら無計画な人間なのでしょうがない。昨夜訪ねてきたのは子爵だった、何やら私が帝国を出た理由や私の師匠の事を聴きに来たついでに呑みに来たらしいまあ後半は呑むだけになっていた気もするが、しかし私の倍近く呑んだ子爵が平然としていたのは少々納得がいかないそもそもの話酒の強さは鍛え方は関係ない気もする・・・そういえば師匠もやたらと酒に強かった気がする、もしかして本当に強さは酒の強さに関係しているのだろうかそのうち調べてみようと思った。今日は雨と二日酔い以外は特に何もない日だった退屈だ、まあ明日に期待しつつ今日は寝ることにする。


白羊の月第2週木の日 快晴

捕虜生活5日目今日の日課を済ませたところでクルーが話しているのを聞いたのだがどうやら帝国の領海に入ったらしい、海の上なのにどうして分かるのだろうか周りは海しか見えないはずなのだがまあ気にしても仕方ないので今日の暇つぶしを考えることにして思いつくまで釣りを楽しむことにする。昼前にいい事を思いついた貴族らしさが足りない・・・気がする子爵に昔取ったなんとやらで少々仕返しをしようと思う、ええ教育ですともまあ子爵と公爵家じゃあ要求されるレベルが違う気もするが気にしないでいいと思う、というか子爵ならあと2~3個くらいなら爵位を上げられそうな気がする、短い付き合いではあるが少々大雑把ではあるが部下からの信頼は厚いし仕事はきちんとこなすタイプみたいだし。まあそれはそれとして教育(仕返し)に行ってくる事にする続きはまた後で書く。教育が終わったので続きを書く事にする、まず1つ驚いたことに捕虜生活3日目に出会った釣りの人(仮)は何と子爵の奥さんだったらしい・・・年が離れすぎてる気がするが、まあ貴族ならそうでもない方なんだろうか?私は恋愛の結果飛び出したし家同士の話で決まるはずだった相手も割と年は近かったから微妙にわからない。まあそのあたりは置いておくとして子爵夫婦は意外・・・というと少々アレではあるが意外と飲み込みが早く大分貴族としての立ち振る舞いが身に付いた・・・と思いたいまあ子爵婦人・・・マリス・F・ルールハルトさんだそうだが、こちらについては問題ないと思う、正直社交界等は任せて子爵は戦場に出ていればいいと思う。明日は帝国の領海の最前線の要塞に補給に立ち寄るらしい、配置が変わっていないのなら私の生家の分家筋の家が守っているはずだ、できれば知らない人が担当であることを願いつつ今日はこのあたりで寝ることにする。


白羊の月第2週金の日 快晴

捕虜生活6日目今日もとりあえず日課を済ませることにする、正直この後のことを思うとあんまり気は進まないのだが仕方ない。日課を終わらせた頃にはクルー達が慌ただしくしていたのでそろそろ要塞に近づいたのだろう・・・正直私は今捕虜だし要塞に入らなくてもいいのではないのかとも思うのだがまあ無理だろうと思う、さてやはりと言うべきか何故かと言うべきか迷うが要塞の中に行くことは確定らしい・・・まあ迎えが来れば流石に解る、仕方ないのでせめてもの抵抗にコレを書きながら行くことにする。久しぶりに来たが当たり前ではあるが中の構造は変わっていないらしい、まあ海の上にある要塞の構造なんてそうコロコロと変わるものでもないしそんなものだろう。などとどうでもいいことを考えながら案内の海兵に連れられて司令室の扉の前まで連れてこられてしまった、正直なところ帰りたい。まあそうも言っていられないので覚悟を決めることにする、先ほど聞いた話通りならここの指揮官はアイツだ・・・だとしたらいきなり仕掛けてくるはず、そして部屋に足を踏み入れた瞬間・・・特に何事も無かったが目の前にとてもイイ笑顔をした女性が立っていた、目の前の女性も随分と落ち着いたのだななどと思っていたらものすごく怒られた、まあ仕方ないとも思うけど私には私の人生があるわけであまり昔のことは言われたくないわけだ。彼女・・・アリア・A・エルロードには私の家出で多分一番迷惑をかけた相手だと思う、危うく責任問題になって首が物理的に飛ぶところだったらしいし。さてアリアもひとしきり怒り終わった後私が家出をしてからの話をすることになった、まあ所謂情報交換というやつだ正直私は帝国の状況なんてどうでもいいのだが久しぶりの妹分(?)の話は聞きたいのでお互いの近況などから話し始めることになった。3時間位お互いに今までのことを話し合ってわかったのはどうやら皇太子様がそろそろ帝位に就かれるらしい、つまるところの未だに結婚していない皇太子様のために私が帝国に連れ戻されることになったらしい、まあそれはいい、いや良くはないが予想の範囲内の出来ごとだ問題は帝国が人工の召喚獣の開発に成功したということだ・・・セツナから聞いた話から考えると人工の召喚獣など作ったら不味いんだが帝国の技術部はわかった上で作ったのか?それとも何か対策があってのことなのだろうか、どちらにせよ私個人として帝都に行く理由ができた、世間に興味はないけれどもセツナと生きてセツナが居ないこれからを生きていく世界を誰かに壊されるのはイヤだから。


白羊の月第2週土の日 快晴

捕虜生活7日目どうやら今日は補給のため要塞に足止めされるらしい、冗談じゃない戦艦を1隻奪おうかと思ったが子爵とアリア相手じゃあ勝てる気がしないのでほかの手段で帝都を目指すことにする。まずは私が名目上収容されている船の船長である子爵に船を出すように要求してみることにした。当然のように船を出すことは出来ないと言われた、逆にどういう心境の変化かと聞かれたので人工召喚獣の危険性について説明したんだが危険性については理解してもらえたが補給が済むまで船は出せないことには変わりがないらしい。仕方がないのでこの要塞の総司令官のアリアに相談に行くことにした、途中で何故かマリスさんが付いてくることになった・・・何故だろう?まあ気にしても仕方がないのでアリアの部屋・・・司令室を目指し走ることにする。アリアの司令室につく頃には2桁くらいの海兵を蹴り倒していた、まあ邪魔する方が悪い・・・しかしマリスさんは戦闘方面も優秀なようだ私とほとんど同じくらいの数の海兵を倒している・・・まああまり意外性は無い正直鮫を普通の釣竿で釣り上げるよりは海兵を数十人倒す方が簡単だと思うから、それはともかくとしてアリアの司令室に入りアリアに会わないことには始まらないので司令室の無駄に重そうな扉を勢いをつけて蹴り開けた・・・あれ?中を見渡してもアリアがいないので初めに目があった男爵くらいであろう海兵にアリアの居場所を聞こうと話しかけようとしたら背後から一閃、先程まで私がいた場所を帝国ではお馴染みの光学剣・・・所謂レーザーソードで薙ぎ払われたマリスさんは大丈夫かと思ういマリスさんの方を見るとレーザーソードの刀身を普通に素手で掴んでいた、流石にこれにはアリアも私も驚いた。まあそれは置いておいて扉を壊したことを怒られているのも置いておいて人工召喚獣の危険性を説明しなんとか帝都への船を出してもらえるように頼んでみると快速船を出してもらえることになった。まあ理由はどうあれ皇太子様の指示に従うことになるので問題ないらしい、因みに何故かマリスさんも帝都についてくることになった。何故だ

つ、次はまともだといいなぁ、と思うのでした。

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