表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある箱庭の観察遊戯  作者: 麟零
第1世界 パルフル編
10/11

1章 統一完了(歓)

とりあえず今週もどうぞ?

パルフル-ヘリオル神聖帝国帝都セントブルグ -セントブルグ城 -謁見の間

ようやく長かった戦争が終わる、まあまだまだやる事は山積みではあるがこの世界に住む住人として大きな一歩である事には違いないと思いたい、この式典の終了を持って共和国は名実共に滅亡しこの世界の統一国家として帝国は生まれ変わる。


ようやく下らない戦争は終わりを迎えた、犠牲が大きすぎる・・・得たものが少なすぎるそれでも人は前を向いて歩いていくしか無いのだろう、それでも私はもう無理だ、セツナを失いマリスさんまでも失った、この先はまた人の居ない所でのんびりと暮らしながらたまに思い出したようにセツナやマリスさんの墓を訪ねる、そんな生活を送ろう、どの道先の戦争でやりすぎた私が陛下の隣に居るのはよくない、丁度いい機会だと思いそうすることにする、まあ最後に統一記念の式典とその後の祭り位は出てみようと思う訳だが、等と考えている間に共和国が滅亡した、式典の残りの部分はこの世界の今後の事が中心の演説で大半が終わる、私はとりあえず気分が悪いことにして帝都のエルロードの屋敷に引き篭っているアリアの所に行くことにし式典を抜け出した・・・まあ陛下には気づかれたみたいだが止められなかった訳だし問題は無いだろう・・・多分。

さて式典を抜け出してアリアの所に来てみれば見事に引き篭りのお手本と言えるくらいに引き篭っているアリアが居た、鍵はどうしたのかと聞かれたが一応曲がりなりにも本家な訳で分家の帝都での屋敷は私の管理下ですよ?まあいつものアリアならすぐに気がつくであろう質問にも答えたところで何をしているのかを訪ねよう・・・まあ布団に包まって頭だけ出しているようにしか見ないわけだが、とりあえずなんとか会話を続けない事には何も変わらない。どうやらアリアは先の戦争でマリスさんが死んだ時私を叩いたことで思いつめてるらしい・・・なんと言うか昔とは大きく変わっていてこっちが戸惑う、まあそれだけ大人になったという事だろう、とりあえず布団に包まっていては何も出来ないので引っ張り出す、抵抗されるがまあ引き剥がすことに成功する、あっ揺れた・・・地震と布団を引き剥がすのが重なってアリアが鼻から地面に落ちたんだがまあ大丈夫だろう、とりあえず鼻を抑えて座り込んでいるアリアに手を貸して立たせる、そのままベッドに2人で座る。


ルーシー様が屋敷に入ってきた・・・普段なら分家の帝都の屋敷は本家の管理下にある事くらいすぐに気がついただろうに何故かと聞いてしまった、いやそれ以前に過ぎたことを何時までも引きずって布団に包まっている姿を見られたことを恥ずかしがるべきなのだろうな、子供のように布団から出ない私に対してルーシー様は無理やり布団を引き剥がす事にしたらしいので当然私は抵抗する・・・まあ帝都にしては珍しく地震が起きたせいもあって布団は取り上げられてしまった訳だがよりにもよって鼻から落ちるって私は本当に何をしているのだろうか、鼻を抑えているとルーシー様から手を差し伸べられたのでとりあえずその手を取り立ち上がってベッドに座る、気まずい、私らしく無いとは思うが流石に子供の頃の方がもっとひどいことをしていたとはいえ大人になった今もその頃の感覚で行動するわけには行かない、それくらいの常識はあるはずだ、多分、まあ黙って座っていても何も変わらないので気持ちを切り替えよう、しかしそうなると何を話せばいいのだろうか、雰囲気的にもあの時のことを問題にするために来た訳ではなさそうだし・・・


アリアがイイ感じに困っている、まあ今日ここに来たのは明日からの統一記念の祭りに誘うためと今やっている式典を抜け出すためであって決して子供時代の復讐とかそういう気持ちは無い・・・無いと言ったら無い。

陛下の演説を見ながらアリアとたわいのない話を続けているとまた揺れた、今日はなんだか地震が多い何かあるのだろうか。まあそれはそれとして明日からの祭りに誘おう・・・一応とは言え王女がフラフラと出歩いていいのかとか言われそうではあるが気にしない、とりあえずアリアから祭りを一緒に回る約束を取り付けたチョット意外ではあったがまあ明日から祭りでお互いしっかりと楽しんで気分を変えてこれから先を生きていこうと思う・・・まあ私は旅に出る予定ではあるが、そんな事を話ていると誰か来たらしい・・・ココを訪ねてくる人間に心当たりはあまりない、まあその少ない心当たりの一人は今絶賛演説中でここには来れないだろうから他の人だろう、そんな思いでアリアの方を見るとアリアも同じ気持ちだったのだろう目が合った、とにかく何時までも待たせておく訳にもいかないのでアリアに出てもらう、まあ本来なら伯爵であるアリアが直々に出る必要は無いのだがアリアが引き篭るために使用人たちに暇を出したせいで今この屋敷にはアリアと私しかいない訳で流石に私が出るのはまずいので消去法でアリアになった訳だ。

来客の対応にアリアが向かい少ししたらアリアがトリス子爵を連れて戻ってきた・・・何でここに居るのがバレたのだろうか、正直直接顔を合わせるのは気まずい、まあ何時までも避けている訳にはいかないし旅に出たら会えるかどうかも微妙なのでここでちゃんと向き合っておこうと思う、子爵から突然ペンダントを渡された、何かと思いよく見てみると帝都で着替えを手伝ってもらった時少しだけ見えたマリスさんのペンダントだった、と言う事はこれはマリスさんの形見ということになるのだろう、何故私に渡すのだろうか普通に夫である子爵が持っているのがマリスさんからしても一番だと思うのだが、どうやら私が旅に出るだろうことを予想して連れて行ってやって欲しいという事だった・・・私はこれから先かつてマリスさんが憧れたような自由な生き方ができるか不安ではあったが受け取ることにした・・・セツナを失った時もそうだったけどやっぱり私は一人でいられるほどに強くは無いらしい。

子爵が帰ったあとアリアに私が旅に出ることについて聞いて見たら意外にも予想はしていたので別に驚くことは無かったらしい、さすがアリアだ私のことをよく分かっている、まあ今日のところはこのあたりにして早く寝て明日の祭りを楽しもう。


統一祭・・・まあ統一記念の祭りそのままな名前ではあるが当日になり何やらルーシー様が衣装を持ってきてくれたのではあるが、これはどう着るのだろうか、私は共和国の衣装には詳しくないのだが、等と思っているとルーシー様が着せてくれるらしのでここは素直に好意に甘えておこうと思う。

この衣装は帯というものがキツイですねまあルーシー様とお揃いで悪い気分ではないですが・・・しかしながらどの服装でもコートは着るんですね・・・


帝国にいる間最後の祭り、本当なら陛下に顔位は出して行くべきなのだろうが陛下のことだから祭りの中で会えるだろうから後回しでもいいだろう、それにしても昨日から地震が多い本当に何かあるのではないかと不安になる。

それで長い戦争がようやく終わったその記念の祭りだ流石にいつも以上に帝都が活気に満ちている、先ほどの地震による不安は少しは消えそうな気分になる、さて共和国では祭りといえばユカタであったのでアリアと一緒に着てみたが流石に帝都だと浮く・・・まあ気にしても仕方がないし今更他の服もないのでこのまま祭りを回ろう、そうと決めたら先ずはどこから回ろうか、まあ共和国の祭りとは違ってあまり屋台は出ていないから適当に何か食べて眺めのいい場所でも探して平和に向かって歩き始めたことでも実感するとしますか。そうと決まれば手近な屋台を二人で見て回る・・・しかし無駄に大きな飴とか懐かしい物が多いなとりあえず無駄に大きな飴を二つ買ってアリアと食べながら他の屋台を見て回ることにする。

結局あの後焼きそばやホットドッグ等を食べてお腹も膨れたところで見晴らしのいい場所に来て少し休んでいたのだが、また地震が起きた、それだけなら昨日からかなりの数が起きているのでそこまで慌てることもないのだが今度の地震は大きい、帝都の方を見てみるとチラホラと建物が崩れ始めている何が起きているんだ・・・いやまあ地震であることは分かってはいるんだがどうにもそれ以外の何かが関わっている気がしてならない、とりあえずここにいても何も始まらないのでアリアと共に住人の避難誘導に行こう明らかにおかしいさっきから揺れが収まるどころかだんだん大きくなっている気がする・・・先ずは住民の避難が先、とは思うもののいくつかの召喚獣との契約のラインが感じられない、考えられる可能性としては帝国の編入用に派遣した軍が召喚獣を殺した、これは無いかなり上位のもののラインも消えている以上派遣した軍では全て合わせても無理だろう、となると先程から続いている地震は世界規模で起きていると考えるのが妥当だろう召喚獣がいくら強力でも世界そのものには勝てない・・・と言う話を共和国で聞いたきがするし。

陛下と出会った、まああまりゆっくりと話している暇もないので手早く現状について聞いてみたがやはり城の解析装置でも原因はよく分からないらしい、とりあえずいつ収まるか分からないので何処に避難させるかが問題だだんだんと揺れが強くなっているから建物に入れると潰れかねないし平地でもいつ地面が割るか分からない状況で詰め込めない、そうなると残りは海?船が足りないしこの揺れで船に詰めたところで船が転覆するだけだ、というか現に勝手に出航した貴族の船が沈んだらしい・・・逃げ場がない?だとしても最後まであがこうと思う、あれだけの犠牲を出してようやく微妙な形だとしても世界が平和に向かう方向になったんだ地震ぐらいで終わらせたくは無い・・・残りの安全そうな場所でふと空があると思い上を見上げて私は驚いたどうなっているんだ夜が暗いのは理解できる、じゃあ今昼間で明るいのに何故空の上が黒いんだ今の状況も相まって何が起きても不思議じゃない状況になっているらしい、あららら、セントブルグ城が崩れた・・・まあ城はまた建て直せばいだろうがこの状況で城が崩れるのは心理的によろしくない、さてどうしたものかと悩んでいると今までよりもさらに強い揺れが起きたところで私の意識が途切れた。

次回で一応1章終わりですが見てる人いるんですかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ